不登校でプライド高いのは本当!?

2025年1月13日


不登校プライド高いのは本当!?について、不登校引きこもり経験者が語ります。

不登校でプライドが高いのは本当なのか?

子どもと接しているとプライド高いのはでないかと感じてしまう事があると思います。

実際に私も過去にプライドが高く、今回の記事を調べたり書いていると「あ!?この心理自分に当てはまってた!」という事象がいくつかありました。

 

全員ではないにしろ、思考や考え方受け止め方など、割とプライドを刺激する要素が不登校になる人の特徴に入ってきているなと感じたので、今回はその傾向や私の考えについてお伝えしていきます。

これまでどう受け止めたらいいか分からない子どものプライドの高さを感じる出来事に、ある程度の知識があると、こちらの受け止め方も変わり関係性の維持にもつながっていくと思います。

 

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不登校はプライド高い?

 

 

不登校はプライド高いのは本当なのかについて・・・

 

私の答えはあると思います。

 

私もそうでしたし今でもその名残があるのかと思ったりします。

また、支援で関わった子ども達もプライドが高い傾向があるなと感じで、なるべくその気持を傷つけないように接する事を心がけてより慎重に声掛けや接し方に相手の表情や雰囲気を見守るようにしています。

 

ですので、不登校になる人の傾向にプライドが高い人は多いと私は18年以上支援で関わってきて感じています。

 

逆に言うと不登校になる人の多くが周りに敏感で色んな事を考える事ができたり頭がいいという事ができるかもしれません。

なので、このプライドが高いという事をネガティブに受け止めるよりも、ポジティブに取り伸ばすように関わっていけるといいかと思います。

 

次にプライドが高い傾向に見られる要素を具体的に挙げていきます。

 

完璧主義な所がある

 

完璧主義な傾向があると失敗を過度に意識してしまいます。

これ思春期の自分にこの考えがありました。

 

当時、大人を見て本当に思っていた事が、「大人って100%できる失敗の許されない人達なんだろうな?だからそんな大人に自分はなれないな」って、よく考えていました。

これまでは、何でそんな考えになっていたのかな?

不安がやっぱり大きかったからかな?とか思っていましたが、今回プライドが高い事について記事を作成している時、色んな情報を集めていると、それは完璧主義の要素がある事に気が付きました。

 

確かに完璧の反対は失敗だったりしますよね。

なので、プライドが高いと失敗を過剰に恐れ行動に移せず確実な成功を求める傾向にあるので、完璧主義という所が入っていたりすると思います。

 

自分の意見を主張したい

 

簡単に例えると子ども扱いされるのではなく、大人と同等の扱いをされたいと感じている人が多いと思います。

私も当時、理不尽に先生から怒られる事にとても強い疑問と矛盾を感じていました。

そして、そういった対応をされるとそれに反発してやらない!という気持ちになっていました。

 

でも逆に自分が納得する形の話を提案したり、「○○しなさい。○○した方がいい。」と言われるよりも、「○○について三村さんはどうしたい?○○する事についてどう思う?」と聞かれる方が素直に自分の気持ちを伝え相手に対しての信頼も上がっていったように思い出します。

 

要は自分を大人扱いされたい気持ちが強く、何かを指示されるよりも自分の事を対等に話して聞いてくれる関係性を求めているように感じます。

私も子ども扱いされるのではなく、1人の人間として対等に接してくれる関わり方の方が、相手の話や提案を聞き入れやすく、自分の主張も受け止めてくれる態度に信頼を置いて距離が縮まった記憶があります。

 

自分の意見を尊重してくれる人

 

これも先ほどの主張と似ている要素ではありますが、ただ話を聞いてくれるだけでは本人は納得できずプライド心が傷ついたりします。

少し大変な感じしますよね。

まぁ良く言えば不登校の人の心はとても繊細なんです。

 

だから子どもに話をさせたらいいという事ではなく、子どもの話をちゃんと聞き受け入れ尊重する対応をする事が大切なんです。

具体的なやりとりでいうと、子ども「○○の事について、私は○○だと思うから○○はしていいと思う」大人「○○さんは○○だと思うから○○していいと思うんだね。確かに○○だったらしていいと思うのは自然な事だよね」みたいな感じで話を受け止め、相手の主張している事を確認したり認める事で相手は尊重されたと感じたりします。

 

負けず嫌い 弱みを見せるのが怖い

 

これも高くなる要素だと思います。

やっぱりプライドが高い分、自分が負ける姿や弱い苦手な部分を誰かに見せる事がとても恥だと思ったりもします。

 

これは当時の私にも同じような感情があり、自分が得意な部分はある意味自慢するように誰かに見て欲しい!認めて欲しい!という気持ちがありましたが、逆に弱みや負ける姿を見られる事にはとても強い嫌悪感を抱いていました。

 

そんな自分も今となっては人に弱みを見せ困った時は、「○○ができない。○○に困ってる。だから手を貸してくれませんか?」とか言ったり、逆に弱みやだらしない部分を見せる事で相手との距離を縮めたりできるように変わりました。

今振り返ると、弱い自分でも受け入れてくれる人。変わらず付き合い続けてくれる人を探していたように感じたりもします。

 

人にアドバイスされたり頼りにする事が苦手

 

これもプライドが高い分、自分の考えを大事にしたい傾向があるので、一方的なアドバイスや困った時に誰かに頼ったりする事に強い抵抗感を感じたりします。

これも当時の私の状態に被っていました。

今では困ったりすると誰が頼れそうな人を探してはお願いしたりしましたが、昔は頭では思っていても実際に誰かに頼るって事はありませんでした。

 

また、誰かに「○○した方がいいよ。○○早くしなよ」と、よかれと思って大人が言った助言も、言い方がちょっと命令系だなと思ったりしたら、相手に対しての反応はあまり見せませんが、心の中で「絶対そんな言い方のアドバイス聞かんし」と考えながら無視していた過去が私にあった記憶があります。

 

自信がなく不安で一杯

 

ある意味、自分を無い部分まで強く見せようとしてプライドが高かったりします。

シンプルに自信がなく不安で一杯である証なのです。

 

それは今の私に通じる所で、今はプライドは低いが昔に比べできる事や自信を持って人と接したり行動できる事がたくさんあります。

意外にもプライドが高い=自信があるとも言えないんですよね。

 

そして、不登校にもこの傾向が多い理由として、不安や自信の無さからきているという考えも一理あるように思えます。

なので、プライドが高く見える人をそのまま嫌みのように受け止めるのではなく、色んな不安や自信がない事の表れであり、そんな自分をなんとか覆い隠そうとして強く見せたい人なんだなと見かたを変えて必要以上に刺激しない接し方を考えてみるといいかもしれません。

 

神経質 こだわり

 

神経質でこだわりが強い傾向もプライドが高い要素を持っていると思います。

これも先ほど触れたように、自信の無さや不安から色んな事が気になったり色んな事に意識を向け過ぎたりします。

 

また、安心を得たいという感情も出て、自分のやり方やこだわりで物事を回していきたいという行動に動いたりもします。

これも昔の私にあった要素で、○○なやり方じゃないと嫌。許せない。と思う事もあったし、それが出来ないと人を恨んだり過度に怒っていた記憶がありました。

 

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プライドが高いと どう接したらいい?

 

 

このようなタイプの人達におすすめの接し方をお伝えします。

 

それは褒めて伸ばしていくという方法です。

 

具体的にはできない事に目を向けるよりもできる事に目を向けるようにして声掛けや関わりをしていく事です。

 

プライドが高い人はできないやできてない事を指摘されるより、できた事やできる事を指摘される方がよりモチベーションも上がり頑張ろう!という気持ちになります。

なので、傾向的には気分を盛り上げて本人の行動や意欲を高めて実行に移していくのがいいかと思います。

 

よく不登校で聞かれるのが、できない事を指摘しすぎて子どもと疎遠になってしまうという事がよくあるので、親としては色々言いたいことがあると思いますが、子どもに頑張ってもらいたのであれば今回ご紹介した接し方を参考にしてもらい、子どもの気持ちを高めて関わっていきましょう。

 

本人の話や気持ちを確認しよう

 

プライドが高いと人から指示されたり一方的なアドバイスを素直に聞き入れられない状態になります。

私も過去に同じ状態にあったのでこの要素はとても共感できます。

そんな時は、本人の気持ちを確認しましょう。

 

例えばの話で言うと・・・

大人「これから学校に復帰すると考えた時に勉強は必要になってくると思うけど勉強についてどう思ってる?」

子ども「確かに学校復帰したいなって気持ちは出てきたけど勉強が分からんけん学校に行きづらいんよね」

大人「って事は勉強が分かってきたら学校に行く事も考えたりできると?」

子ども「うん。でも家でできる勉強が何があるか分からんとよね」

大人「どんな勉強やったらできそう?」

子ども「家で全く勉強してなかったけん最初は簡単なのがいいね」

大人「じゃあYouTubeに上がってる○○チャンネルは?初心者でも分かる勉強法が紹介されているよ」

子ども「へー○○チャンネル。今度見てみよう!」

 

みたいな感じで、手との会話の中で相手の気持ちを引きだしその気持ちを尊重した会話を心掛けると、会話も自然に進みお互いに違和感もなく話が進み物事も動き出したりします。

 

できない事や苦手な事にあまり触れない

 

これもできる事に目を向けましょうという要素に触れる所ではありますが、プライドが高い分この記事の途中でも解説したようにできない事や苦手な事にこの段階で無理に踏み込むのは控えた方がいいと思います。

もしこの部分に触れてしまうと、信頼関係を大きく崩しかねません。

 

私も不登校・ひきこもり支援をしている時に特に注意して関わっています。

信頼関係は関わっていく上でとても重要な事です。

 

この信頼を傷つけるのがプライドが高い人が見せたくない弱みやできない事です。

もしそんな姿が見えたりしても見てない振りをしたり触れないようにしましょう。

 

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まとめ

 

不登校プライド高いのは本当!?について、不登校引きこもり経験者が語りました。

不登校でプライドが高い人はネガティブな面に目を向けるよりも、ポジティブな面に目を向けて関わっていく事で、行動する意欲が湧いたり上手くいった経験を積み重ねる事が増えていくと、自分からしたい事も出てきたりして、今まで上手くいかなかった事が上手くいくようになっていくと思います。

その為には子どもが主張する事は尊重し受け止め良い面に目を向けて向き合っていきましょう。

 

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