不登校で離婚の影響はある?

2024年12月26日


不登校離婚の影響はある?について、不登校引きこもり経験者が語ります。

 

不登校で離婚は影響するのか?

離婚したらどんな事があるのかを私の経験や考えをお伝えしていきます。

 

最初に言える事は離婚の影響はあると思います。

もし離婚してたり今後その予定がある人は見て頂いて考えてくれるといいかと思います。

 

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不登校で離婚の影響はある?

 

 

不登校になったりその心配が今ある人も、離婚の影響はあると考えます。

これは不登校に限らず子どもは親の影響を受けるので、家族のバランスが崩れかねない離婚はどんな子どもでも影響はあると思います。

 

私の家も小学生の頃から完全に別居を父と母がしており私と妹は母の元で育てられました。

実際に離婚したのは私が20歳を超えてからでしたが、中学1年の時以来、父とは会ってないので事実上中学の時から離婚状態にありました。

その状況を経験し思う事は、私の家庭は母が見てたので父が居ない事で母に対して強く高圧的に反発してた記憶があります。

また母も、「父さんがいないから私が母の役をしながら時には父の役割もしないといけなかった」と言ってました。

 

そして、私が支援で関わっている家庭も離婚してお母さんが子どもの面倒を見てたり、離婚はしてなくてもお父さんがあまり家に居なかったり出張でいない事が多く、結局はお母さんへの負担が多いという現実に何度も直面しています。

 

このように私の経験から考えると、理想は父と母がいてそれぞれの役割から子どもを見守り不安を汲み取って一緒に考える関わり方ができるといいなと思いますが、現実は母が子どもの面倒を見る時間や負担が多く、それにより子どもも不安定になりがちで上手くいかない家庭を見てきています。

 

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離婚しても大丈夫 どう接したらいい?

 

 

ここまで離婚が与える影響はマイナス面が大きい事をお伝えしましたが、しかし現実は離婚を避けられない家庭もあると思います。

ではそのような場合はどうしたらいいのかを提案します。

 

離婚をしたり夫婦の協力が思うようにできない時は、支援者や他の理解者に家族の機能で欠けてる部分を補う事です。

特によくある事で言いますと、子どもにお母さんばかり関わっている場合は、お父さんの役割を支援者や理解者に協力してもらうなどして家族機能を維持したり作っていく事です。

ちなみにこちらの記事では、全国の相談機関の情報をまとめた内容になっているので、どんな支援機関や役割があるのかを知れますので、是非一度見られて下さい。

⇒全国の不登校・引きこもり相談機関をまとめました!

 

私の場合ですと、保育園の頃から母が私と妹を連れ父の家から出て別居しては戻るという生活を、小学校高学年まで何度か繰り返していました。

しかし、父は変わらず家庭内暴力や母との関係が不良で関係は戻る事はありませんでした。

結果、20歳の頃に母は離婚しましたが、実質私の家庭は私が保育園の頃から離婚しているのと変わらない生活状況で、母が私と妹を仕事をしながら養うという構図ができていました。

そんな私でも時間はかかりましたが、児童相談所を始め民間の支援機関なども利用しながら、失われた家族の機能やそこで得れた愛情や信頼、安心を補う事ができひきこもりを脱出する事ができています。

 

家庭や夫婦それぞれに色んな役割があると思いますが、よく聞くお母さんが優しく寄り添ったりして、お父さんが子どもの暴走の歯止めを利かす役割などを分担する事で、子どもに対し状況に合わせてお父さんやお母さんが役割を持って関わり親子の関係性を適切に維持したりして過ごす事ができます。

ですので、家族機能の大切さを知って頂き、欠けてる機能を補うという事ができると、子どもとの関係性や距離感を適切に持つ事ができ離婚をしていても上手く関わる事ができると思います。

 

 

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離婚しても子どもは自立できます

 

 

タイトルにも書いていますが、結論、離婚しても子どもは自立できます。

その証拠として、私自身が一応ですが・・・自立した生活を遅れているので大丈夫と言いたいです。

 

ただ離婚して何となく過ごすだけでは不登校やひきこもり改善に向けて動くかというとそうではありません。

家庭環境が良好な方が改善に向けて整った環境があるのも事実です。

しかし、先ほどでも解説したように片親で家族機能が欠けている部分を他の誰かで補う事ができれば、一般的と言われる過程とそれほど差がないように愛情や信頼、安心を補う事ができます。

 

なので、離婚をした後に大変だと思いますが、実家の家族や友人、知人、学校の先生、行政や民間の支援機関などを活用し失われた家族機能を補助していく意識を持って動かれるといいかと思います。

すぐにじゃなくてもいいので、ある程度落ち着いて体と心が動けるよう備わってきたらでもいいと思います。

もし離婚前から動けるのであれば、先も見据えて色んな所に繋がりを持つように事前に動いておくというのも手ですね。

 

離婚をすると経済面。家族面。人間関係。手続等色んなしがらみがあって、なかなか決断できなかったり大変な思いも覚悟しなければなりません。

しかし、子どもと同様に大人も自分の人生や楽しみがあります。

それを実現したり、ご自身が抱えている不安や悩みに一区切りつける意味で、離婚という選択肢はあっていいかと思います。

 

 

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まとめ

 

不登校離婚の影響はある?について、不登校引きこもり経験者が語りました。

不登校で離婚は家族機能が失われると思いますが、支援者や協力者などのサポートによってその機能を補う事ができるので、離婚しても悲観せず1人で抱えずに支援機関や学校、協力してくれる人を巻き込んで関わっていきましょう。

 

また、離婚はしてなくても私がよく見てきたお母さんばかり子どもに関わる機会が多い時は、お父さんにも協力してもらう事が大切ですがそれでも協力が得られない時は、第3者に協力をお願いして少しでも家族機能を補い子どもの色んな感情や表情をバランスよく受け止めていけるようにしていきましょう。

 

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