児童相談所に一時保護を子どもの家庭内暴力でお願いしてもいい?


児童相談所一時保護を子どもの家庭内暴力でお願いしてもいい?について、不登校引きこもり経験者が語ります。

児童相談所に子どもの家庭内暴力で一時保護をお願いしてもいいのか迷う事があると思います。

実際に私も中学1年生の頃に家庭内暴力をして、母ちゃんが児童相談所に相談し母ちゃんの判断で、一時保護ができるという大変な状況を親子で経験しています。

私の場合は、結局、一時保護を受ける事はありませんでしたが、今、子ども支援としての立場から考えると、必要に応じて、家族間での怪我などを防ぐ為にも、緊急な場合により必要性が出てくると思います。

今回は、児童相談所の一時保護を家庭内暴力を理由にしてもいいのか?

一時保護後の親子の関係性も考えてお伝えしていきます。

 

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子どもの家庭内暴力で一時保護をしてもいい?

 

 

不登校やひきこもりの子どもの中には、家庭内暴力をする子どもも出てくるでしょう。

特に思春期に入る小学生の高学年から中高生にかけて発生し易くなると思います。

最初にもお伝えしたように、私の場合も中学1年生の不登校をきっかけに家庭内暴力を家の中で母ちゃんと妹へ日常的に行っていました。

それは殴る蹴るから怒鳴って言う事を聞かせるように、どんどん支配していくように、そして、自分がそこの王様になるような感じで行っている感じでした。

 

当時の私の気持ちを振り返ってみると、やっている事は悪い事だし家族に迷惑を掛けてしまっているという認識はありましたが、それ以上に、自分のどうしようもない。どうしようも表現できない負の感情を吐き出すのが家族である身近な人しかいなかった事でした。

当時の私は知る由もありませんでしたが、実は子どもの家庭内暴力に耐えきれなくなっていた母ちゃんは、児童相談所に子どもの事を相談しており、お母さんが通報したらすぐに保護に伺うという所まで話が進んでいたと最近になって教えてくれました。

 

実際に私が今、子どもと関わるお仕事をしていますが、子どもの家庭内暴力に悩まれている家庭は多いと思います。

不登校やひきこもり系に多い理由でよく聞くのが、ゲームやスマホを取り上げようとしたりしてトラブルになり子どもが暴れたりする事があります。

当時の私も怒ったりする理由の一つにゲームはありました。

私の場合はそこまでゲームに関して厳しくはなかったですが、母ちゃんは心配しており、それに対し私は、ゲームを邪魔するなら暴れるぞというオーラを出しまくっていたと思います。

 

といったように、子どもが暴力を振ったり怒る理由も様々ありますが、親として子どもの家庭内暴力に耐えきれなくなったり(もちろん耐え続ける必要もないと思います)命の危機を感じるような内容だったりするのでしたら、一時保護をお願いしてもいいと思います。

一時保護する事により、子どもと家族の物理的な距離も生まれ衝突を一時的に防ぐことができ、さらに第三者が入る事により、お互いに冷静に関わるきっかけができます。

このように緊急性を要したり日常的な暴力に耐えきれなくなった場合には、児童相談所に一時保護してもらうという方法があると思えるだけでも、少しは気が楽になると思います。

 

一時保護後の事も考えておこう

 

 

一時保護をするのはいいと思いますが、ここで気を付けておきたい事があります。

児童相談所の一時保護は緊急性を要する理由の時に子どもを保護するという事です。

ですので、子どもが暴れたから懲罰的な目的で一時保護を使うのは、一時保護から親の元に帰った事を考えると、あまり効果が期待できず逆に親子関係や信頼を失う事だってあります。

 

なので、あくまでも一時保護はあまりにも暴力に耐えれない時は、緊急性を要するぐらい大変な状況でない限りは使わない方がいいと、普段子どもの様子を見て感じています。

子どもが保護されても、本当に子どもの事を愛しているのでしたら、なるべく早く子どもと話す機会を作り面会し、なるべく早く一時保護から出られるようにしていきましょう。

目安としては、1週間から2週間以内には出るように親としてもできる事をして下さいね。

 

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児童相談所だけでは解決は難しい

 

 

子どもの家庭内暴力は一時保護や児童相談所に任せっきりでは決して解決は難しいでしょう。

結局は、親子の関係が重要なので、お互いに話し合い気持ちを整理し相手に親も子も譲歩する姿勢が大切になってきます。

 

ですので、子どもだけがこだわり過ぎてもいけないですが、それと同じで親もこだわり過ぎて互いに譲歩できず平行線を辿ってしまうと、家庭内暴力の解消や解決は難しくなります。

あくまでも、当事者は家族であり、互いに相手の事を考えて話をしたり聞いたりしないと、いくら児童相談所が関わったり一時保護しても、解決には数年からそれ以上の時間を要すると思います。

 

私も自分の気持ちに向き合い、親に向き合うまでに時間は掛かりましたが、そんな私でも家庭内暴力を止める事ができました。

ですので、大変な道のりではありますが、決してあきらめず少しづつできる事をしていってみて下さい。

 

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まとめ

 

児童相談所一時保護を子どもの家庭内暴力でお願いしてもいい?について、不登校引きこもり経験者が語りました。

一時保護は親子の関係を少し冷却する為の手段として考えてみて下さい。

一時保護ですので、長期の保護になり親子が長い期間離れていると、その期間と同じくらい親子の気持ちが離れていく事も十分にありますし、実際に見ていてそんな風に感じます。

私の母ちゃんも言っていました。

「子どもを保護すると仕返しも怖かったけど、何よりも親に見捨てられた気持ちに子どもがならないか心配した」と。

 

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