不登校は甘えである?親の対応で変わる?経験者が語ります。

2019年6月24日


不登校甘えである?親の対応で変わる?について、不登校引きこもり経験者が語ります。

不登校は周りから見ると甘えているのではないかと思うぐらい、やる気がなくなったようにだらしなく見えてしまいがちです。

果たしてそれは甘えのせいなのか?その疑問について解決策も交えて解説していきます。

少しネタバレですが、親の対応次第で変わるチャンスはありますよ。

 

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不登校は甘えであるのか?

 

 

まず最初に不登校は甘えであるのかという疑問について、私なりの答えがあります。

不登校=甘えではありません。

実際に私が中学1年生の6月頃に体調を崩して休み不登校になりましたが、自身の体験と支援の経験を総合しても不登校になるにはみんなそれぞれ理由があります。

しかしながら、はたから見たら何もしていなくただやる気がないように学校を休んでいるので、ただのだらしない人間に見えてしまうのも事実です。

でも、当の本人たちはどうしたらいいのか分からずに、かといって学校に行くのがとても不安だったり怖かったりして、とても落ち込んでいるのです。

人間、好きな事はやる気が出てイキイキとしているように見えますが、逆に嫌いな事や極端にイヤな事はやる気もなくなり、それをしようものなら絶望的な気持ちになります。

 

ですので、不登校の人が絶望的な気持ちで過ごしている姿が、周りから見るとやる気がない、だらしないと誤解されてしまうのです。

不登校になる人のほとんどは学校に行かなければならない事を、誰にも言われなくても分かっています。

それができずに困っているので、期待ややるべき事ができない自分を責めたり、将来を悲観して生きる気力が低下していってるのです。

 

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親の対応で子どもは変わる

 

 

不登校は甘えであると見えてしまいがちで、特に親がそう思って見ていると不登校から引きこもり化へ悪化させる可能性も出てきます。

人間誰しもイメージや印象が重要です。

不登校になった子どもを甘えと見ていると、普段の関わり方も子どもに対して責める傾向が出てきます。

そうなると子どもは親から逃げるように自分の部屋にこもったり喋らなくなり、親子のコミュニケーションが不足し、不登校改善の道は断たれてしまうようになります。

そうして段々と不登校から引きこもり化へ進んでいくのです。

 

という事は、親として不登校=甘えと考えるのではなく、不登校=困っていると考える事で、それを助けようと味方になって関わる事ができます。

甘えと思うと少し突き放してでも厳しくしないとと考えてしまいますが、困っていると思うとできる事はサポートして支えていこうという考えになります。

そうして親も味方になって子どもに対応できると、子どもも自分の考えや気持ちを親に吐き出せるようになり、学校生活のどんなところに困っているのか?不安はなんなのかが引き出せるようになります。

 

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適切な親の対応方法は?

 

 

親の対応次第で子どもの不登校が改善されやすくなる事をここまで説明してきましたが、では一体親は何をしていったらいいのでしょうか。

ここでは具体的な関わり方を提案していきます。

 

不登校を甘えと言う考えを無くす

 

確かに一般的な考え方で言うと、学校を休むという行為は甘えのように見えてきます。

しかし、目に見える現象だけを意識していると、本当の理由や原因が見えてこなくなります。

私の経験上、不登校になる人の多くは学校の人間関係が上手くいってなかったり、勉強についていけずクラスの中で孤立感を強く感じていたりする子どもが多いように考えます。

最初の方でも言いましたが、子どもは学校に行く事が当たり前でありみんながしているから、自分もしないといけないという気持ちはあると思います。

しかし、そんな事は分かっていても学校に自分の安心できる居場所を作る事ができず、罪悪感を感じながら学校を休み、その現実から目をそむけるように家では勉強もしなかったり、ゲームやネットなどにハマっていくようになります。

こういった背景が子ども達にあると思うので、子どもの不登校を甘えという気持ちを無くすように心がけて下さい。

そうすると、普段の関わり方や態度も変化し、子どもも親に自分の気持ちを伝えやすくなったり歩み寄ってくると思います。

 

今できる事を考える

 

不登校の時は今を生きるのに精一杯な子どもが多くいます。

よくあるのが、「このままだったら将来が大変な事になるよ」「今のうちに学校に戻って勉強しておかないと生きていけないよ」といった具合で、子どもに不安を煽るような形で関わっていませんか?

確かに親として子どもの未来を考え心配し、子どもの利益の為という行為である事は分かります。

しかしここで、子どもと親の意識のズレが起きてしまっています。

 

子どもは今の事を優先して考えています。

でも親は未来の事を優先して考えています。

こうやってみると、お互いに見ている所が違いますよね?

ですので、子どもは「親は未来の事ばかり言って今の自分の事を見てない」と感じ、親は「心配して子どもの為に言ったのに、全然分かってくれない」と感じてしまいます。

これはよくある現象だと思いますが、お互いに見ている所が違うのでこういったやり取りの後に、親子関係が離れてしまいがちです。

 

ここで親のみなさんにお願いしたい事は、今を生きるのに精一杯な子ども気持ちに寄り添う事です。

決して未来の心配を無くして下さいという事ではありません。

その気持ちを持っていていいですが、今は毎日を必死に生きている子どもの気持ちを優先して下さい。

子どもも体も心も元気になっていき、未来を考える余裕が生まれてきた時ぐらいから、親として未来を心配したアドバイスをしていく形でいいと思います。

 

子どもと一緒に悩み考える

 

不登校は子どもだけの問題でもありません。

これは家族の問題でもあります。

子どもだけの力で改善する事を待っていてもダメですし、親として何もしないという事は、不登校の状態が変化せずに悪化する傾向に向かう可能性が高くなります。

不安で今を生きるのに精一杯な子どもの気持ちに寄り添い、多少のワガママを言われても見放さずに一緒にどうしたら学校に行けるのか?どうしたら今より楽しんだり頑張ったりできるのか?

とにかく子どもと一緒に悩み今ある課題に対して一緒に考えていくという事が大切です。

 

私は子どもを支援している立場ですが、主役は子どもだと考え関わっています。

それは子どもが抱えている課題の解決方法は子ども自身でしか解決できないと考えているからです。

でも、ちょっと待って。さっき、子どもだけでは改善は望めません的な事を言ったと思いますよね?

 

確かに子どもだけでは改善は難しいですが、要は子どもと一緒に考えて色んな方法や手段や解決策を考え、子どもに提示していきます。

私は子どもに色んな情報を伝え、子どもはその情報から自分なりに考えを整理したり、自分にあった方法をなるべく自己決定する形で導き出すのが適切だと考えています。

いずれ私が支援している子どもも私の支援から離れていきます。

そうなった時に私がいなくても、自分で問題の解決に取り組む姿勢を身に付ける事や、1人で大変な時は周りの人に助けを求めるといった事を学んで欲しいと考えているからです。

これは親も同じように、子どもにあれこれ先回りして言うのは簡単で労力も掛からないですが、子どもが自分で考え選択する行動を身に付けるように、一緒に悩み一緒に考えそれに必要な情報は伝えていくという親の対応が必要だと感じます。

正直、この関わり方は労力が掛かりますが、子どもはいつか親から離れて過ごします。

こういった自己解決の方法を学ぶという意味では、不登校という経験も案外悪くないとも私は思ったりします。

 

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まとめ

 

不登校甘えである?親の対応で変わる?について、不登校引きこもり経験者が語りました。

子どもは子どもです。子どもは失敗したり悩んだり大人の思うように上手くいかない事だらけです。

何でこんなこともできないの?と思うのではなく、どうしたらできるようになるのか?という視点で、子どもは失敗して成長するものだと思えたらいいのではないでしょうか。

その為に親や大人が見守って支えていくという関わり方が大切だと思います。

 

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