不登校はなぜ行けない?その理由を経験者が語ります


不登校はなぜ行けない?その理由を経験者が語ります。について、不登校引きこもり経験者が語ります。

不登校は突然やってきます。

誰しも事前に不登校になろう!と計画してなるものではありません。

程度の違いはあっても、人は上手くいかなかったり挫折を味わったりすると、気持ちが後ろめたくなり行動できず、それが子どもにとっては不登校という形で表れていきます。

 

今回は、誰にでも起こりうる不登校はなぜ行けないのかについて、経験者の私が感じた事。してきた事をお伝えしていきます。

親の方、当事者の方、それぞれに何かヒントとなる事が伝えられたら幸いです。

 

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不登校に行けないのは人間関係が根本にある

 

 

よく聞かれるような事かもしれないですが、人の悩みの多くは人間関係と言います。

実際に不登校になる人の多くは、要因の大小にかかわらず人間関係があると、自分がいじめられたり先生との関係性に悩んでいた体験や支援活動を通して見えた要因から、この事が絡んでいると考えています。

 

それは、決していじめられた。関係性が悪化した。だけでなく、集団活動をするのが苦手で学校のクラスの雰囲気が苦手というのも、ある種の人間関係の悩みに入ると私は思います。

 

なので、不登校になった際、本人や親は「何でこんなになってしまったんだろう」と、始めは漠然とした不安が大きくのしかかりますが、それは、学校を始め習い事や友達、家族関係等、日常の生活のどこかで人間関係による悩みが出来ているのではないか?と、振り返ってみるといいかもしれません。

 

実際に私の場合は、中学1年の頃、部活動の同級生からイジメられ、先生の物を忘れたら罰があるみたいな関わりに怖さを感じていたりして、学校という場所が安全で学びたい!通いたい!中学生活を満喫したい!から、怖い、イヤ、逃げたいという気持ちに変化した事で、不登校という形に現れたのだと今振り返ってみて思います。

 

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漠然とした不安に気持ちが押しつぶされる

 

 

こうして人間関係のどこかで不安を感じ過ごしていると、ふとした時に漠然とした不安がのしかかってきます。

先ほどの人間関係の箇所で今振り返って分かってきた私の不登校要因をお伝えしましたが、実際に私が不登校になった最初の時点では、何が原因なのか?何でこうなったんだ?何となく学校が嫌だ。学校の事を考えたくない。という曖昧な不安要素が浮かぶぐらいです。

 

このブログをある程度見られ、近くに不登校経験者がいる方であれば、今となっては何となく分かると思いますが、不登校になるまで普通に過ごしていて、ある日突然学校に行けなくなり、現実を受け入れらず葛藤し軽くパニックになっている状況の方には、然とした不安しか出てこないと思います。

 

こうした不安が続いていると時間の経過と共に、学校に対するイメージが悪化し、また自己肯定感も下がっていき、体も心も学校から目を背けるようになっていきます。

 

実際に私も親も不登校になった当初、この状態に陥り、「急にどうして!?」「これじゃみんなから取り残されて生きていけなくなる!」といった不安が重なり、自分という人間を否定するようになって、学校にも行けない。外にも出れない。恥ずかしい。恥。という負のスパイラルに陥っていました。

 

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趣味や安心できる人との繋がりからきっかけを探していく

 

 

では、こうした人間関係の要因が絡み、どんどん不安になって学校から目を背けるようになり、家に篭もりがちになった場合にどうしたらいいのでしょうか?

 

まず最初に家で出来る事として、自分の趣味、楽しくなる時間を見つけましょう。

私がこのブログ等で何度もお伝えしている事ですが、[シンプル・イズ・ベスト]といったように、ゲーム、マンガ、音楽、動画、お絵描き、歌、野球、サッカー、何でもいいので、自分がこれをしている時、嫌な事を少しでも忘れさせてくれる物や過ごし方を見つけてみて下さい。

 

これらの効果は何といっても、嫌な事を考える時間を減らし、嫌な気分になる時間を減らす事ができます。

また、楽しい時間を増やす事ができるので、ふとした時に考えてしまう、漠然とした不安や嫌な出来事を思い出す時間を確実に減らす事ができます。

 

これだけでも、心理的な面で過度な落ち込みを少し軽減する力を持っています。

 

次に、始めるタイミングが少し大事になってしまいますが、安心できる人との繋がりを1人からでもいいので、作っていきましょう。

 

安心できる人の繋がりを作る事で自分の味方を多くしていきましょう。

味方がいる人は、勇気や希望を持てるようになっていき、漠然とした不安が少しずつ軽減され、「ちょっと何かやってみようかな」という明るい気持ちが芽生えてくるようになります。

 

また、外に対する不安が軽減され、場合によっては、この人と一緒だったら外に出てもいい。と思えるぐらい、人との繋がりは不登校やひきこもりから脱却する大きな力になります。

 

実際に私の支援でも、最初は本人の好きな趣味を聞いたり一緒に楽しんで信頼関係を作り、安心できる人と認識してもらった所で、一緒に散歩で外に出たり、お店に買い物に行ったりして、少しずつ外の世界や他人に興味を持ってもらえるように関わっています。

 

そうしていく内に、外で生きる自分を客観視できるようになり、本人から「学校にもう一回行ってみようかな?」「バイトしてみようかな?」といった、社会活動に興味や関心を示せるようになっていきます。

 

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まとめ

 

不登校はなぜ行けない?その理由を経験者が語ります。について、不登校引きこもり経験者が語りました。

不登校になる過程のどこかで人間関係の悩みが入っている事が多いと思います。

また、最初の内は漠然として不安が多くの時間を奪っていくので、自己肯定感が低くなり外に出たり学校に行くのが恐怖になっていったりします。

しかし、それらの状況を改善する方法は、まず家でもできる趣味や好きな事で過ごす時間を作り、安心できる人との繋がりの中から、再び学校や外で生きる自分を作っていく事ができるので、決して悲観する事無く、まずは家でできる事を日々積み重ねていきましょう。

 

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