不登校でお風呂に入らない・歯磨きしない理由|放置して大丈夫?親の接し方を経験者が解説

不登校になると、

 

・お風呂に入らない

・歯みがきをしない

・同じ服を着続ける

・身だしなみに無関心になる

 

という状態になる事があります。

 

親としては、

 

「このままで大丈夫なの?」

「無理にでもお風呂へ入れた方がいい?」

「歯を磨かないと虫歯になるのでは…」

 

と心配になると思います。

 

実際に私自身も、

不登校・ひきこもりをしていた時に、

 

お風呂に入らない。

歯を磨かない。

 

という状態を経験しています。

 

また、

現在の支援活動でも、

 

「子どもがお風呂に入らない」

「歯磨きをしなくなった」

 

という相談は何度も受けてきました。

 

結論から言うと、

これは単なる「怠け」ではなく、

 

・心のエネルギー低下

・人と関わる機会の減少

・気力の低下

・自分への関心の低下

 

などが重なって起きる事があります。

 

今回は、

13歳から20歳まで不登校・ひきこもりを経験し、

現在は社会福祉士として不登校支援をしている私が、

 

お風呂に入らない理由

歯磨きしなくなる心理

放置して大丈夫なのか

親としての対応

 

を経験と支援現場の両方から解説していきます。

 

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お風呂に入らないのは「めんどくさい」だけではない

 

 

不登校になると、

家の中で1人で過ごす時間が増えます。

 

学校へ行かなくなり、

友達や先生と会う機会も減る為、

 

「人に見られる」

 

感覚が少なくなっていきます。

 

すると、

 

「どうせ誰にも会わないし…」

「お風呂に入る意味を感じない」

「もう何もする気が起きない」

 

という状態になる事があります。

 

実際には、

単純に怠けているというより、

 

心のエネルギーが低下し、

日常生活のハードルが

高くなっている状態に近いです。

 

特に不登校やひきこもり状態では、

 

・起きる

・着替える

・お風呂へ入る

・歯を磨く

 

など、

これまで普通にできていた事が

とても面倒に感じる事があります。

 

歯磨きをしないのも同じ理由です

 

歯磨きをしなくなるのも、

基本的には同じです。

 

不登校になると、

人との関わりが減り、

生活リズムも崩れやすくなります。

 

その結果、

 

・朝の支度をしない

・外出準備が無い

・人に会わない

 

状態になり、

 

歯磨きへの意識も薄れていきます。

 

また、

気力が落ちている時は、

 

「歯磨きする元気すら出ない」

 

状態になる事もあります。

 

私も同じ経験をしています

 

私自身も、

中学生で不登校になり、

ひきこもっていた時期に、

 

ほとんどお風呂へ入らず、

歯も磨かない生活をしていました。

 

記憶にある限りでは、

お風呂も歯磨きも

週1回程度だったと思います。

 

その結果、

 

・おへそに汚れが溜まる

・虫歯になる

・歯が痛くなる

 

などがありました。

 

そして、

ひきこもり中に勇気を出して、

歯医者へ行った経験もあります。

 

だからこそ、

今お子さんが同じ状態になっていても、

 

「うちだけおかしいのでは…」

 

と過度に責めなくて大丈夫です。

 

実際に支援現場でも、

同じ悩みを抱える家庭は少なくありません。

 

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基本は焦らず見守って大丈夫です

 

 

ただし

「放置する」というより、

 

無理に変えようとせず

安心して関われる距離感を保つ

イメージに近いと思います。

 

こうした状態は、

無理に改善させようとしても、

上手くいかない事が多いです。

 

特に、

 

・部屋にこもっている

・会話が少ない

・強い拒否反応がある

 

場合は、

無理にお風呂や歯磨きを強要すると、

親子関係が悪化する事もあります。

 

その為、

基本的には焦らず見守る事も大切です。

 

ただし、

完全に無関心になるのではなく、

 

「心配しているよ」

「困った時は相談してね」

 

という姿勢は伝えながら、

関係を維持していく事が重要です。

 

不登校で部屋から

出てこなくなる状態については、

⇒不登校で部屋から出てこない時の親の対応|経験者×社会福祉士が解説

でも詳しく解説しています。

 

歯の痛みや体調悪化がある時は受診も必要

 

基本は静観でも大丈夫ですが、

 

・強い歯痛

・歯ぐきの腫れ

・皮膚トラブル

・強い体臭

・睡眠や食事への悪影響

 

など、

健康面への影響が強い場合は、

歯科や医療機関へ相談する事も大切です。

 

無理やり連れて行くのではなく、

 

「痛かったら一緒に考えようか」

 

という形で、

安心感を持ちながら

関われたら良いと思います。

 

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改善には外との安心できる接点が大切

 

 

私自身もそうでしたが、

少しずつ外との接点が増えると、

 

自然にお風呂や歯磨きにも

意識が向くようになっていきました。

 

例えば、

 

・散歩へ行く

・コンビニへ行く

・友達と会う

・支援者と話す

・学校の先生と会う

・外食へ行く

 

などです。

 

人との関わりが少し戻ると、

 

「少し整えようかな」

 

という気持ちが

自然に出てくる事があります。

 

また、

昼夜逆転や朝起きれない状態が続くと、

 

生活リズム全体が崩れ、

お風呂や歯磨きへの意欲も

下がりやすくなります。

 

詳しくは

⇒不登校で昼夜逆転するのはなぜ?朝起きれない・朝行けない理由と改善方法【放置して大丈夫?】

でも解説しています。

 

改善はお風呂や歯磨き以外にも広がる

 

こうして外との接点が増えると、

 

・髪を切る

・服に興味を持つ

・部屋を片付ける

・勉強を始める

・外出が増える

 

など、

他の部分にも変化が出る事があります。

 

実際に私自身も、

外へ出始めた頃から、

 

髪を切ったり、

服を買ったりして、

 

「人と会う準備」

 

を少しずつ始めていました。

 

また、

支援現場でも、

 

関わる回数が増えるにつれて、

清潔感や表情に変化が出る子は少なくありません。

 

もちろん、

改善スピードには個人差があります。

 

焦って変えようとするより、

安心できる環境を整えながら、

本人のペースを大切に

していく事が重要だと思います。

 

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よくある質問(Q&A)

 

Q.不登校でお風呂に入らないのは珍しい事ですか?

 

珍しい事ではありません。

 

不登校やひきこもり状態になると、

生活リズムや気力が低下し、

身だしなみに関心が

向きにくくなる事があります。

 

実際に支援現場でも、

同じ悩みを抱える家庭は少なくありません。

 

Q.無理にお風呂へ入れた方がいいですか?

 

強い拒否がある場合は、

無理強いしない方が良い場合もあります。

 

無理に改善させようとすると、

親子関係が悪化したり、

さらに部屋へ閉じこもる事もあります。

 

まずは安心できる関係を優先する事が大切です。

 

Q.歯磨きをしないと虫歯になりますか?

 

長期間歯磨きをしないと、

虫歯や歯周病のリスクは高まります。

 

痛みや腫れが強くなると

食事や睡眠にも影響する事がある為、

症状がある時は早めに相談する事も大切です。

 

ただ、

焦って責めるより、

 

「痛みが出たら相談しよう」

「一緒に歯医者を考えよう」

 

など、

安心感を持ちながら支える事も大切です。

 

Q.いつ頃から改善しますか?

 

改善時期には個人差があります。

 

ただ、

 

・安心できる環境

・人との関わり

・外との接点

 

が少しずつ増える中で、

自然に改善していくケースも多いです。

 

Q.不登校でお風呂に入らない時に親は毎日声を掛けた方がいいですか?

 

毎日強く言い続けると、

子どもによってはプレッシャーになり、

親子関係が悪化する場合があります。

 

特に強い拒否反応がある時は、

無理に改善を急ぐより、

安心して話せる関係を優先する事も大切です。

 

Q.不登校で身だしなみに無関心になるのはよくある事ですか?

 

不登校やひきこもり状態では

お風呂・歯磨き以外にも、

 

・髪を切らない

・同じ服を着続ける

・部屋を片付けない

 

など、

身の回りへの関心が低下する事があります。

 

これは怠けというより、

心のエネルギー低下や

人との関わり減少が

影響している場合もあります。

 

不登校の回復には、

「安心できる時間」と

「少しずつ動き出せる段階」があります。

 

詳しい回復の流れについては

⇒不登校の回復段階と期間|動き出す時期・復帰の兆しを完全解説【いつまで?親の対応も】

も参考にしてみて下さい。

 

まとめ

 

不登校になると、

 

・人との関わりが減る

・気力が低下する

・自分への関心が減る

 

事によって、

 

お風呂や歯磨きが

とても面倒に感じる事があります。

 

親としては不安になると思いますが、

まずは「怠け」と決めつけず、

 

心のエネルギーが

落ちている状態かもしれない

 

という視点で見る事も大切です。

 

焦って無理に変えようとするより、

 

・安心できる家庭

・話せる関係

・外との小さな接点

 

を少しずつ増やしていく事が、

回復の土台になっていくと私は感じています。

 

お風呂や歯磨きができない姿を見ると、

親として本当に不安になると思います。

 

しかし、

まずは本人の心が少しでも安心できる事。

 

そこから少しずつ、

生活も変わっていく事があると思います。

 

今はお風呂や歯磨きができなくても、

安心できる環境や人との関わりが増える中で、

少しずつ生活が戻っていく子もいます。

 

焦って変えようとするより、

まずは「安心して過ごせる関係」を

土台にしていけると良いですね。

 

もしこの記事を読んで、
 
・どう関わればいいのか分からない
・理由が分からない状態にモヤモヤしている
・子どもが急に話さなくなり不安だ
・一人で考えるのがつらい
 
と感じた方は、
個別での相談も行っています。
 
無理に学校へ行かせる方向にまとめる相談ではありません。
 
あなたやご家族の状況や気持ちを
丁寧に整理しながら、
今後の選択肢を一緒に考える相談です。
 
相談することで、
 
・気持ちが整理できる
・第三者の視点で客観的に見られる
・親子の関わり方のヒントが得られる
 
といったメリットがあります。

※個別相談について

社会福祉士として、市の支援機関で18年以上、
引きこもり・不登校の訪問相談支援に携わってきました。
オンラインでの家族・本人向け個別相談を行っています。
 
まずは 無料メール相談からでも大丈夫です。
詳しくは【個別相談のご案内】をご覧ください。

 
ここまで読んでくださり、
ありがとうございます。
 
不登校やひきこもりの状態では、
「今すぐ何かを始めなければ」
と焦る必要はありません。
 
ただ、もし
・学校の勉強から長く離れていて不安がある 
・再登校や次の一歩に向けて、少しずつ準備したい 
・家でできる学び方を知っておきたい 
 
そう感じたタイミングが来たときのために、
自宅でできる勉強方法をまとめた記事があります。
 
無理に読む必要はありません。
「今の自分(子ども)に合いそうか」を考える材料として、
必要なときにだけ参考にしてもらえたらと思います。
⇒不登校やひきこもりでもできる勉強方法をまとめた記事はこちら
 

不登校 対応

Posted by crash