不登校で部屋から出てこない時どうしたらいい?
不登校で部屋から出てこない時どうしたらいい?について、不登校引きこもり経験者が語ります。
不登校で家にいるとある時期から子どもが部屋から出てこない時が発生したりします。
そうなると、親としてはとても心配になり、「うちの子このまま部屋に閉じこもったままでいるのかも?」と思ったりします。
そうなると、親として焦ってしまい、結果、子どもが望まない対応をしてなんとか部屋から出れるように施しても、全然反応すらなくなってしまうようになったりします。
こうなると、途方に暮れるように何が正解なのかに悩んでしまいます。
今回は、私の支援経験から考える、不登校で部屋から出てこない時に効果的な対応方法についてお伝えしていきます。
部屋から出そうと意識しない
まず最初に意識して欲しい事は、部屋から出そうとしないように心がける事です。
このブログでよく書いている事ですが、不登校になる傾向の人に多いのが、人の仕草や言動に敏感に反応したり推測する力がある事です。
なので、「部屋から出るようになって欲しい」という気持ちを持って関わってしまうと、こういった人達には「自分を部屋から出そうとして接近してるんだな」と気持ちを悟られてしまい、結果、相手から距離を取られ前よりコミュニケーションが取れなくなってしまいます。
そうなるとますます部屋から出るこちら側のアプローチ手段を失い、解決方法が見つからず、そのままずるずると不登校が伸び引きこもり化する方向に事が進んでしまいます。
ですから、親として思う気持ちは重々理解できますが、あくまで子どもが部屋から出てくるようになる事が一つの目的になるので、あまり気持ちを強く持ったりして関わらないよう、そして、期待し過ぎないように意識していきましょう。
家の環境と家族の関係性を調整する
次におすすめする方法は、家の中の環境と人間関係の調整です。
まず子どもが家で過ごす環境を良くし過ぎないぐらいに、でも、ある程度心地よいようにしましょう。
例えば、ゲームが好きな人にはゲーム。マンガを好きな人にはマンガ。といったように基本、子どもが日中家で過ごせる
興味関心のある過ごし方に必要な環境をし過ぎない程度に、また、家庭の経済事情に合わせた調整をしましょう。
私も不登校で家で過ごしていた当時、ゲームやケーブルテレビを提供してもらい、日中、気が紛れて過ごせるようになったので、熱中もしますが、家で少し充実した時間を過ごせるようになり、過度なイライラや不安が軽減された記憶があります。
そして、次に重要なのが、人間関係。家族関係です。
どれだけ家の環境が子どもが快適に過ごせる状況になっても、人間関係がある程度、良好でなければ部屋から出る可能性は低くなります。
これも当時の私の経験ですが、ある些細な事がきっかけで親とケンカをして際、その出来事に固執した私は当時、半年以上家族がいる際は部屋からほとんどでらずに家の中でさらに篭もり続けた事があります。
その原因は些細なケンカにありますが、もっと具体的に言うと、ケンカでこじれた親子関係にあります。
これが私の不登校ひきこもり経験であった部屋から出てこない大きな要因となったので、人間関係はとても重要なポイントになると思います。
ですので、日頃から子どもとの関係を大きくこじらせないように、適切な距離で関わるように意識し接していきましょう。
過去の記事でこちらに不登校・ひきこもりの人達との関わり方について解説しているまとめ記事があります。
⇓ ⇓ ⇓
よかったら、こちらを参考にされて子どもと良好な関係を気付き、部屋からでれるような状態に持っていきましょう。
まとめ
不登校で部屋から出てこない時どうしたらいい?について、不登校引きこもり経験者が語りました。
まずは部屋から出したい気持ち抑え、家の中の環境や人間関係を調整する事が大切になってきます。
どんな物事にも理由があるので、今回ご紹介した意識や調整方法を活用し、少しでも状況が改善できる事をこのブログを通して願っております。
このブログを通じて不登校や引きこもりで悩まれてるみなさんの気持ちに寄りそい、陰ながら応援していきたいと思います。
みなさんがこのブログで書いてほしい事や知りたい事を募集しています。
さらに不登校やひきこもりの相談も無料メールと有料相談(オンライン対応)で受け付けています。
最後まで見ていただきありがとうございました。
⇒ブログで書いて欲しい事はこちらをクリック
⇒無料メールと有料相談(オンライン対応) 講演会・仕事の依頼はこちら
⇒運営者のプロフィールはこちら
学校復帰や外に動き出す時に壁になるのが勉強ですよね。
私も不登校やひきこもりを経験し社会復帰する時に勉強が大きな壁として立ちはだかりました。
今振り返ると自分だけで闇雲に勉強をするのではなく何か活用しながらできるだけ人の目を気にせず勉強できたらなと感じます。
そんな思いをしている方へピッタリのおすすめ勉強方法があります。
2週間の無料期間や低額で手軽に学べる方法に自分の目標に合った本格的な勉強法まであります。
この機会に自分に合った勉強方法を探してみてはいかがでしょうか?
⇒不登校やひきこもりでもできる勉強方法はコチラ