不登校は親のせいで責任がある?経験者が語ります

2018年7月20日


不登校親のせい責任がある?について、不登校引きこもり経験者が語ります。

子どもが不登校になると親は自分の子育てが悪かったのではないかと頭を過ぎる事はありませんか?

あの時の出来事が親を恨んだり今のような子どもになったのではないかと後悔する方もいます。

しかし私の経験上、決して不登校になるのは親のせいとは言い切れない事も多々あります。

また、子どもの為を思って育ててきた親が多いと思いますし頑張られてこられた事だと思います。

はじめに伝えておきます。決っして自分を責めないでくださいね。よく頑張られましたね。

今回は、不登校は親のせいかについて、それだけとは言い切れない理由を考えてみました。

 

 

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不登校は親のせいで責任がある?

 

 

子どもが不登校になると、親に対しても拒むようになってきます。

そうなってくると、なかなかコミュニケーションも取りづらく、親もいつしか育て方が悪かったのではないか?過去のあの出来事が子どもが根に持っているのではないかと考えたりします。

次第に親も自分のせいだと思い込むようになっていき、自信を失っていったりします。

不登校や引きこもり支援を11年以上行っている私から考えると、決して親のせいだけで子どもが不登校になったり引きこもりになったりしません。

子どもの為を思って頑張って育ててきた親の方にむしろ感謝です。

子どもは大人に成長する為に色んな刺激を受けて色々と悩みます。

だから同じ育て方をしても今の社会で元気にやっていける子も入れば、逆に落ち込んで不登校や引きこもりになる子もいます。

もっと言うと、誰にでも不登校や引きこもりと同じ状態になる可能性だってあるんです。

次に親のせいだけではないという理由を挙げていきます。

 

 

不登校や引きこもりは誰にだって起こる

 

 

人間、生きていく上で子どもだと学校。大人だと仕事をする時間に多くの人生の時間を使います。

だから学校と仕事を失った人間は必然的に家で過ごす事が多くなるという事です。

みなさんもお休みの日はどうすごしていますか?

何か必要な用事やお出かけの計画を立てなければ、家で過ごす時間を方が多いのではないでしょうか。

なので、不登校や引きこもりは例えるなら、お休みが長い間続いている人という感覚で見てもいいでしょう。

 

 

子どもは複雑な要因で不登校になる

 

 

子どもは色々と多感な時期です。

これから大人になっていく為に必要な経験をし、自分はどう生きていくのかを悩みながら模索する時期です。

だからちょっとしたトラブルの影響を受けやすく、心の状態や友人関係、学校の環境や先生との関係性、家の状況などの色んな要因が心と体に影響を与えます。

正直、今の私でも不登校になった原因はハッキリこれ!と言える物が出て来なく、なんとなくあの時、学校で少しイジメられて学校の先生がイヤでお母さんが仕事で大変だったなぁ、それと勉強も大変だったなという気持ちが思い出すぐらいです。

それぐらい色んな出来事や環境が絡んでいるので、親の責任とは言い切れません。

 

 

思春期の可能性も

 

 

思春期が始まると不登校にならなくても親との関わりを拒絶したりしたくなります。

これは大人になる為にある意味、正常な成長を続けているので、無理に関わらないようにして親子の関係性や距離を考えてみたら良いと思います。

思春期を経験した私も親に感謝はしていました。

でも、あまりこちらが必要としていない事に口出しされると拒否したくなるんですよね。

 

 

親のせいとは言えません

 

 

これらの要因や環境が重なって子どもは不登校や引きこもりといった過ごし方をしなくてはならない状態になります。

もう一度言います。

親のせいではありません。

子どもが大人になる為に悩んで出した一つの答えであり生き方です。

なってしまった以上、過去の出来事にとらわれずこれからどう社会の中で無理なく生きて行けるかを考えながら生きて行った方が、よりよい人生を子どもや親も過ごしていけると思います。

 

 

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不登校になる原因

 

 

不登校になる原因についていくつか考えてみました。

学校に行かなくなるというのは不登校や引きこもり状態を作る中で大きな要因を占めています。

子どもにとって学校にいかない。いけない。=不登校・引きこもりという事になりますからね。

もしこれらの原因が子どもにあると分かったら、これを改善すると学校に行けるようになるかもしれません。

 

 

いじめ

 

 

私も小学校6年生ぐらいから中学校1年生ぐらいまで軽いと例えていいのかイジメを受けていました。

今でも忘れません。小学校から帰り自転車で近所の駄菓子屋さんでバッタリ出会った同じクラスのイジメをする同級生に自転車で追っかけられて捕まり、グーパンチで背中を思いっきり殴られた事を・・・

でも、その出来事を家に帰ってお母さんにいう事はありませんでした。

母子家庭で仕事を頑張っていた姿を見ていると、なぜか迷惑を掛けてしまうと思ったのか言えませんでした。

このように子どもはイジメを受けていても、言う事が事態が恥ずかしかったり親に迷惑を掛けないようにと思ったりして、SOSを発せなくなったりします。

日頃から子どもの様子を見守り、気になった時は声掛けをして聞くなどしないと出て来ないかもしれません。

 

 

集団が苦手

 

 

大体、不登校や引きこもりをする子ども達に多いのが、集団が苦手という事です。

私も集団がどちらかと言うと苦手で、できるだけそういった環境を避けようとしたりします。

また、集団の時は自分を表現する事が苦手だったりする傾向があるので、学校という集団活動を基本とする所は他の子どもよりもストレスを抱えやすくなります。

 

 

発達障がい

 

不登校や引きこもりになる子どもの中には発達障がいを生まれながらに持った子どももいます。

発達障がいの子どもは自分のペースや環境が整えられないと、上手く学校の生活に馴染めないようになります。

これは子どもが悪いのではなく子どもの事を理解しようとしない大人や学校がに改善する必要があります。

こういった子どもに多く見られるのが、他の子どもとのトラブルです。

よくトラブルになる子どもの中にもしかしたら発達障がいを持っている可能性があります。

もしそれが分かった場合は、子どもが過ごしやすい環境を整えると学校に戻れたり元気になるでしょう。

この事については、また改めて解説していきたいと思います。

 

 

 

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まとめ

 

不登校親のせい責任がある?について、について、不登校引きこもり経験者が語りました。

不登校は親のせいだけではありません。

原因を追究したり自分を責めるのではなく、これから子どもとどうしたら楽しく気持ちよく生きれるのかを考えていくのがいいでしょう。

また、不安を抱えている親の方は、色んな所で開催されている不登校や引きこもりの親の会に参加してみてはいかがでしょうか。

話を聞いてみると同じ経験や気持ちを共有する事で、親の責任だと悩んでいた事が解消されたり軽減されますよ。

 

このブログを通じて不登校や引きこもりで悩まれてるみなさんの気持ちに寄りそい、陰ながら応援していきたいと思います。

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Posted by crash