不登校の居場所で福岡市はどこ?


不登校居場所福岡市はどこ?について、不登校引きこもり経験者が語ります。

不登校になると学校に行くのは分かっていても行けない時や時期があります。

そうなると、家に居るだけでは親子で共に心持ちなかったり、当事者は「外で安心できる場所を無いの?」といったハッキリ意識したものではなくても、思考の感覚で外の居場所を求めていたりします。

私も不登校当時、「同じ境遇の人が集まれる場所があったらいいのにな~」と、ふと考える事がありました。

 

今回は不登校になると考える居場所について、その場所がどんな所にありどんな利用の仕方があるのか?その効果も含めてご紹介していきます。

先に結論から言うと、私個人として居場所は活用した方が良いと思いますし、私自身も居場所に救われ改善した経験があるので、すぐに利用とはいかなくても選択肢の一つとして情報を知っておくのはいい事だと思います。

 

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居場所の効果

 

 

始めに居場所がどんな場所でどんな効果があるのかについてご紹介します。

まず居場所は多少の開催団体により違いはあれど、落ち着いた雰囲気で来た人が自分のペースで過ごせる所です。

また、お話しをしたりカードゲームやボードゲームなど、ちょっとしたお話しや遊びができたりします。

その他に運動やお出かけのイベントもあったりします。

 

居場所には担当の職員やスタッフさん。ボランティアスタッフ。ピアサポーター(当事者のお手伝い)の方達がいます。

基本的に利用者だけの空間にならず、担当の人が全体を見ながらみんなが心地よく過ごせるための工夫をしているので、普通に外で過ごすより守られた環境が整っていると言えるでしょう。

 

 

この写真は私が開いている居場所活動で過ごす空間です。

なるべく落ち着いた空間を意識し、お話をしたりカードゲームをしたり、あとお部屋が無音だと人は自然と居心地が悪く感じたりもするので、大きくならない程度に音楽を流したりしています。

 

実際に他の居場所では別室があったり少し壁があって一人になれる場所もあったりします。

私は過去に複数の居場所を経験していますが、外にある自分のお部屋という雰囲気を大事にしている所が多いと私は思います。

 

他には相談援助や家族会。イベントやお出かけがあったりと、居場所だけにとどまらずそこから幅広い援助に繋げる事も可能です。

 

次に居場所の効果について解説します。

居場所=安心して過ごせる場所。家族以外の人とゆるく繋がれる場所。自分の表現や気持ちを尊重してくれる場所。

 

といった効果が居場所にはあり、私も不登校でひきこもりしていた時に福岡市のピースフルという居場所活動に参加し始め、その後、夜間高校に入学するも、居場所活動にはほぼ毎回参加し、学校で馴染めずにいた私が居場所活動に参加する事で、家と学校の往復生活から、家と学校と居場所という生活環境ができ、学校が馴染めなくても居場所に参加する事でなんとか学校に通う事を維持できた記憶があります。

当時、夜間高校に入学した当初、毎日「もう今日で辞めたい」と思いながら通っていたので、今思うとこういった居場所が、学校を辞めず継続できる力になったと思います。

 

なので、学校に行けるようになったから大丈夫という事でもなく、学校に行ってても居場所が必要になったり支えになる場面もあるので、居場所は不登校の人が外で活動を継続するにあたり大きな支えになり当事者の自信向上や気持ちを安定させる効果があると私は思います。

 

 

居場所の使い方は?

 

 

居場所の使い方として、

 

学校に行けてない人=学校の変わりに外で過ごす練習や学校に向けての生活の慣らし。

通信高校に通っている人=学校が終わった時間や学校が無い日に息抜きや学校以外に自分を表現する場所として。

全日の学校に通っている人=学校の理解や協力があれば、居場所に参加する日や時間を調整し、学校以外の息抜きの時間を作る。

 

といった使い方ができると思います。

私の場合は通信高校の項目に近い利用をしていたので、具体的にいうと昼の13時から居場所活動に参加し一緒に参加したメンバーと一緒にお話しをしたり、ビリヤードや卓球などの室内運動をして、16時から体育館でサッカーやバスケットをして汗を流し、16時45分ぐらいに居場所を出て、そこから電車で夜間高校に18時前に通学していました。

 

私の場合は、学校が始まる前の時間に利用し、時に居場所を休みながら学校で疲れる事があったりしたら居場所で職員さんに相談したり、運動をする事でストレスを発散していました。

こういったように、今の自分の気持ちや生活環境に応じて活用していけるように、家族や活動の職員さんに協力してもらえるといいかなと思います。

 

また、使い方は自由で無理に通い続ける必要はなく、行きたい時は参加し行きたくない時は休めるので、その時の自分の気持ちに応じて利用したい時に利用していいと思います。

私もある時期は通い詰め、ある時期は長期間行かない時もありましたが、活動に参加した時はいつも担当の職員さんが優しく迎えてくれました。

それぐらい気楽に利用できるので、こういった活動を使わない手はないと思いますよ。

 

 

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不登校の居場所 福岡市

 

 

ここまで居場所の効果や使い方を説明してきましたが、ここからは私が支援活動をしている福岡市に限定して居場所活動を紹介していきます。

こちらで紹介する活動に、私が過去参加した事もあるものもあるので、個人的な感想も含めてご紹介します。

 

ピースフル

 

こちらは福岡市こども総合相談センター(福岡市の児童相談所)が運営している居場所活動です。

前の解説でも触れたように、私のひきこもりを改善する大きなきっかけを与えてくれた場所でもあります。

対処年齢は15歳(中学卒業)~20歳までになります。

開催日は、月・木になります。(13時~17時まで)

 

ここには全く学校に行っていないひきこもりの方もいれば、通信高校や専門学校。大学に通いながら隙間時間に利用している人もいて、お互いに刺激を与え続けながらそれぞれのペースで過ごしています。

主な過ごし方は、一人でゆっくり過ごす空間や複数で過ごす空間があり、お話しをしたりカードゲームをしたり、専用のお部屋でビリヤードや卓球なども楽しめます。

また、夕方の時間になると体育館があり、そこで、バスケット。野球。バトミントン。ドッチボールなど、体育館で遊べる運動がたくさん楽しめます。

 

やはり市が運営しているだけあって、他の居場所活動では無い環境が整っている上に、建物自体が相談援助もできる場所なので、相談後に利用したり、利用中に相談したりと、相談と利用の併用ができたりするところも同じ建物でできるのでメリットになると思います。

⇒ピースフルの紹介ページに移動する

 

 

ワンド

 

こちらは九州産業大学が福岡市の委託を受け、臨床心理センター内で運営している居場所活動です。

対象は、15歳(中学校卒業以上)~20歳前後のひきこもり状態かその傾向のある方。

開催日は、水・金・土(13時~16時まで)

 

ここでは少し落ち着いた大人のbarみたいな雰囲気の空間でゆったり過ごす事ができ、お話しをしたりカードゲームをしたり、switchなどのゲーム機で一緒にゲームを楽しむ事ができます。

また、相談も同じ敷地内で受け付けているので、相談と利用が併用できます。

 

私も過去に何度も利用した事がありますが、大学の中にあるスペースなので大学生の気持ちになれたり、ゆったりくつろぎながらお話をしたり、カードゲームで楽しんだりする事ができました。

またイベントもあったりするので過去の話になりますが、参加者と一緒にBBQを楽しんだりした記憶があります。

 

当時、引率した心理の先生がおっしゃった言葉で今でも忘れられない言葉があります。

それは、みんなが先生の引率する車に複数で乗り込み特に話す事もなく気まずい空気が流れていた時におっしゃた話で、「みなさん、無理して話す必要はないですよ。みなさんには、話さない権利もあるんですからね。」とおっしゃてくれた事です。

この言葉を聞いて私を始め他の参加者も心が救われた気持ちになったと思います。

この言葉は私にとって大切にしたい教えでもありました。

 

そんな温かい先生や職員。スタッフがいるワンド。

まずは相談から利用を探ってみてはいかがでしょうか。

⇒ワンドの紹介ページはこちら

 

 

ユースサポートhub

 

こちらも福岡市から委託を受けて運営している支援機関で、基本は相談援助を軸としております。

しかし、毎週土曜日に居場所活動(13時~17時)をしており、相談と居場所活動の併用ができます。

ここでは、テーブルを囲みながらお話をしたりお茶やお菓子も楽しんだりしていました。

 

私は一度こちらの活動を見学させてもらいましたが、参加者の中に相談から居場所に繋がった方がいて、自分が感じている不安や葛藤などのお話しをしてくれました。

スペース自体はこれまで紹介した所よりも一番広い印象で、最近できた建物とあって、とてもキレイに洗礼された空間でした。

 

また、フリースペースは持ち合わせで週毎に色んな支援団体が運営のサポートをしているので、毎回行く度に担当した団体の空間を感じる事ができそうです。

ある程度持ち回りの団体は決まっているので、自分にあった団体が運営している日程に参加するという方法もありかと思います。

⇒若者のフリースペースhubの紹介ページはこちら

 

 

ひきこもりした場合の居場所としても使えます

 

ここまで紹介した居場所活動は、不登校だけでなくひきこもりになった方でも利用ができます。

ひきこもりをした方の社会と繋がる貴重な社会資源として、まずは相談からリズムを作ったりそこの職員さんと仲良くなり居場所に見学してみて、ここだったら少し勇気を出して参加しようかなという気持ちになれると、そこから社会への扉が開かれていく大きなきっかけを作る場所になる事も十分にあります。

 

私がひきこもりを脱するきっかけを作った場所も居場所です。

私と同じように居場所を活用し不登校やひきこもりを脱するきっかけができる人が、これからも生まれ続ける事を私は願っています。

 

 

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日常生活の中で使える居場所

 

 

居場所は決して支援団体だけが用意する所だけで補えるものでもありません。

支援団体が運営している居場所も基本として大事ですが、人によってはなかなか足が向かなかったり相談し見学してみてもしっくりこない事もあるでしょう。

 

では支援団体が運営している限られた場所にしか居場所は無いのか?といったらそうではありません。

 

みなさんが日頃生活しているあらゆる場所に居場所は存在しています。

では、その具体的な場所をご紹介します。

 

 

家族

 

これは一番の武器になるし改善を大きく進める上でとても重要な存在です。

私も経験し支援してとても強く感じる事ですが、家族が味方である人達の方が理解されないままでいる家族よりも不登校やひきこもりが改善する確率が大きくなっているように感じます。

 

家族は一番近い存在ですし、何かをする上で強力な理解者でありサポーターとなります。

また、家で過ごす上で家族との関係性は良好であったほうが、当事者自身も落ち着いて家の中で過ごしやすくなります。

逆に部屋に篭もりっきりで家族との接点もほぼ無い状態だと、家族との関係に何かしらのすれ違いが発生している可能性があると考えていいでしょう。

 

この説明でもイメージできるように、家族との関係が良好であると当事者の子どもさんが、安心して過ごせ何か動きたい時に動きやすかったり気持ちを伝えやすくなったりします。

このように円滑に物事を進める上でも家族の存在は大きいと思っていいでしょう。

 

 

友達

 

これはシンプルですが、とても強力な居場所機能を持ち合わせています。

 

人は誰でも1人で居続ける事に孤独を感じます。

この場所ではない人を孤独にさせない力を秘めている友達という繋がりや関わりは、人の気持ちを豊かにする大きな力を持っています。

 

結局の所、居場所活動において参加する人達の心を大きく満たす要因が人の繋がりと理解にあると思います。

もし、不登校やひきこもりでも友達と定期的に会ったり連絡を取り合う習慣があるのであれば、引き続きその繋がりを大切にしていきましょう。

本当に人は大きな心の寄り所となるので、とてもおすすめな方法です。

 

 

学校の保健室や部活動

 

学校の教室に入れなくても保健師に行ったり部活動だけは参加できるという事も中にはあったりします。

これもそこに行く事や参加する事に何かしらの理由や求める物があるからだと推測します。

 

私も不登校して再登校に向けて気持ちを高めていた当時、まずは保健室登校から始めました。

そこで学校環境に慣れる準備をしたおかげで教室に入れるようになり本格的な再登校をするまでに至ってます。

 

また、過去に相談でお話しした親の子どもで部活動には参加する事があったという話も聞いたりしました。

これは、学校全部がイヤではなく学校の○○は行けない。できないけど、部活動は楽しいから。やりがいがあるから参加してるというケースだってあったりします。

 

 

塾や家庭教師・習い事

 

こちらも本人が好んで利用しているのであれば状況により居場所となるでしょう。

塾や家庭教師・習い事は、一見、居場所とは反対のイメージを抱きやすいですが、最初にお伝えした理由に気を付けて利用すれば十分に居場所となります。

 

過去にメールで相談をしたお母さんから「本人は不登校だが昔から続けている習い事は本人も希望しているので続けてもいいですか?」といった相談を受けた事があります。

こちらの相談に、最初にお伝えしたように本人が望んでいるのであれば続けていいでしょうと返答をした事がありました。

 

こちらも理由として、目的を持つ事ができたり、成長を感じ取れたり、他の人と一緒に頑張ったりコミュニケーションや同じ空間で過ごす事の協調性を感じ取れたりします。

しかしこれは本人が望んでやる事が条件だと思うので、重荷になっているようであれば、習い事などは辞めるようにした方が賢明だと思います。

 

 

ボランティア

 

こちらは少し積極性のある居場所ですが、畑の作業。街のゴミ拾い。その他もろもろ色んなボランティアがあると思います。

これも居場所として機能する力を持っていますし、誰かの役に立つという、社会貢献欲も満たされ自分の存在意義を肯定的に感じ取る事ができます。

 

私も過去に支援している青年と一緒に福岡の繁華街で朝7時から3.40分間、街のゴミ拾いをするボランティアに参加しました。

一緒に参加した青年も何度も参加し、特に話す事はなくてもお願いされたお仕事を淡々と朝7時で人通りの多い街中でした記憶があります。

このように人に貢献できるボランティアに参加する事で、自分の居場所を見つけたり感じ取れる力を持っているので、何か始めたい時に始めやすい活動としておすすめです。

 

 

図書館

 

こちらは本が好きだったりする人におすすめの場所になります。

図書館の性質上、基本人とお話しする事は最小限にとどめられ静かに過ごす空間です。

また、本を読む事に集中できるので、周りに対する意識は低くなりやすかったりします。

 

静かに過ごせる場所であり本を読む事で知識が増えるので、居場所に向いている環境が備わっていると思います。

 

 

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まとめ

 

不登校居場所福岡市はどこ?について、不登校引きこもり経験者が語りました。

まずは相談や見学をして、いけそうだなと感じたら最初は勇気のいる事ですが、参加してみるのもいいかと思います。

 

私も最初相談から見学をして「あっ!?ここ違うな」と感じ、一度見送り、数カ月経ってから参加したい気持ちが再度高まり継続利用するようになりました。

すぐに利用しようと思わずとりあえず見てみてみる。

そして、気持ちが高まってから利用の再検討をしてみるぐらいの軽い気持ちで考えて良いと思います。

 

また、日常のあらゆるところに居場所は存在する事も覚えていると、いざという時に使えて心の安定やストレス軽減に役に立つと思いますよ。

 

もしこの記事を読んで、
 
・どう関わればいいのか分からない
・理由が分からない状態にモヤモヤしている
・子どもが急に話さなくなり不安だ
・一人で考えるのがつらい
 
と感じた方は、
個別での相談も行っています。
 
無理に学校へ行かせる方向にまとめる相談ではありません。
 
あなたやご家族の状況や気持ちを
丁寧に整理しながら、
今後の選択肢を一緒に考える相談です。
 
相談することで、
 
・気持ちが整理できる
・第三者の視点で客観的に見られる
・親子の関わり方のヒントが得られる
 
といったメリットがあります。

※個別相談について

社会福祉士として、市の支援機関で18年以上、
引きこもり・不登校の訪問相談支援に携わってきました。
オンラインでの家族・本人向け個別相談を行っています。
 
まずは 無料メール相談からでも大丈夫です。
詳しくは【個別相談のご案内】をご覧ください。

 
ここまで読んでくださり、
ありがとうございます。
 
不登校やひきこもりの状態では、
「今すぐ何かを始めなければ」
と焦る必要はありません。
 
ただ、もし
・学校の勉強から長く離れていて不安がある 
・再登校や次の一歩に向けて、少しずつ準備したい 
・家でできる学び方を知っておきたい 
 
そう感じたタイミングが来たときのために、
自宅でできる勉強方法をまとめた記事があります。
 
無理に読む必要はありません。
「今の自分(子ども)に合いそうか」を考える材料として、
必要なときにだけ参考にしてもらえたらと思います。
⇒不登校やひきこもりでもできる勉強方法をまとめた記事はこちら