不登校・引きこもりを持つ親の葛藤や気付きを私の母の言葉からまとめました!
不登校・引きこもりを持つ親の葛藤や気付きを私の母の言葉からまとめました!について、不登校引きこもり経験者が語ります。
私は不登校や引きこもり経験者で同じ経験をしている気持ちが分かったり想像できますが、親の気持ちは私は経験していないので分からない部分もあります。
そして、このブログを見ている親の方へ、同じ不登校や引きこもりを持つ母が、どんな気持ちや葛藤に気付きがあったのかをまとめてご紹介します。
ちなみに私の家庭は母子家庭ですので、母の言葉の紹介になりますが、この内容はお父さんお母さんお2人に大切な出来事ですので、参考にしていただけると嬉しいです。
やっぱり親は親同士の気持ちの共有が大切ですし伝わるかと思うので、親としての不安や悩みのアドバイスや助けに少しでもなれたらと思います。
私の親の気持ち
それでは私の大切な親である母(母子家庭です)の気持ちや気付きなどをエピソードとしてまとめてご紹介していきます。
母からのメール
ある日の母からのメールで私に対する親の気持ちをホンネで伝えてくれました。
母から私へのメール
※○○は私の名前を言っています。
言い忘れたけど、12.3歳頃の自分の人生を選ぶ事のできなかった○○は悪くなかったよ。
人生を選ぶ事の出来たパパとお母さんがダメだった。
でも、気付いてやり直す事はできる。
なにが正解かは未だに分からないけど、多分、友達や家族や先生や色々関わってくれた人達、それと時間が、今笑っている○○を作ってくれたと思います。
とてもありがたい事ですよ。
まぁ○○の努力が一番かな。
おわり
親はどちらかというと子どもに教えたり育てるという役割が大きく、なかなか正直な気持ちを出したり子どもに弱音を吐いたりするのが難しかったりします。
確かに私が不登校・引きこもりの真っ只中にいる時ではなく、抜け出した最近のメールのやりとりでのエピソードですが、親としても何が正解か分からず葛藤していた事が伺えます。
また、私の家庭は夫婦関係が不良だったので、その事も影響していた所にも触れられています。
ごはんの時に教えてくれた親の期待の話
時々、母と2人でお昼ご飯を食べに出かけます。
大体会う時は1,2ヶ月に1回ですので、近況報告から入り世間話をして最後の方で、私の引きこもり時代のエピソードの回想になります。
その時にふと母が話してくれた親の子どもへの気持ちを正直にお話してくれました。
「子どもに期待を掛けるつもりで育てた覚えはないけど、心のどこかで期待をしていた。その期待が子どもに感じられた時は子どもは落ち着かず荒れていた。でも、ただ、毎日この子が生きているだけで良いと本当に思うようになってから荒れてた子どもが少しづつ落ち着き始めた。」
この話を聞いて気付いた事は、親も意識して子どもへ期待を掛けているつもりはないけど、心の奥のどこかに子どもにこうなって欲しい。こうして欲しい。という期待があった気持ちがあったようです。
そしてその気持ちは普段の何気ない親から子への関わりの中で、子どもが親は自分に期待を掛けているという事に気付いてしまうのです。
本当に些細な事ですが、人の気持ちは体に表れてくるのですね!
でも、母も日々の葛藤の中で期待をせず、ありのままの子どもの姿を受け入れようとする気持ちになった時、子どもが求めていた親に慣れたのかもしれませんね。
不登校や引きこもりで親も大変
このように母の葛藤や気付きを見ると、やっぱり親も色々と大変なんだと感じました。
子どもも初めての経験ですが、親も同じように初めであり、どう子どもと向き合っていったらいいのか分からなかったり、手探りな部分が多いという事です。
もちろん、不安や先の見えない悩みも伴います。
親だから子どもと上手く接さないといけないとは私は思いません。
子どもと同じように悩み不安は同じぐらいあると思うので、子どもとすれ違いが起きながらも子どもと一緒に悩み一緒に考え、少しづつでも前を一緒に向いて支え合える関係であって欲しいと思います。
子どもと色んな葛藤があるとは思いますが、いつかあの頃はこんな事があってねと、笑い話になるような未来が来る事を想像して一緒に悩み過ごしていって下さいね。
まとめ
不登校・引きこもりを持つ親の葛藤や気付きを私の母の言葉からまとめました!について、不登校引きこもり経験者が語りました。
親もつらいし大変です。
家族だけで抱え込まず、支援機関に相談したり不登校や引きこもりの親の会に参加して、気持ちを共有したり、それでも難しい場合は誰か信頼できる方に自分の気持ちはお話しするだけでも違うと思います。
親も子どもと同じように少しずつできる事から始めて見て下さいね。
このブログを通じて不登校や引きこもりで悩まれてるみなさんの気持ちに寄りそい、陰ながら応援していきたいと思います。
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