子どものトラブルは家族の問題の可能性あり?経験者が語ります。


子どもトラブル家族問題の可能性あり?について、不登校引きこもり経験者が語ります。

このブログでは不登校や引きこもりに関して色々と記録していますが、実は根本的な所では不登校・引きこもり以外の非行や家出・暴力などの子どものトラブルには家族が抱えている問題がきっかけや原因になっていたりします。

11年以上子どもと関わって見えてきた事は、子どものトラブルや問題は子どもだけでは解決が難しいという事です。

逆に言うと、子どもがトラブルや問題を抱えたという事は、子どもが家族に対してSOSを発信していると思ってもいいぐらいだと感じています。

今回は、不登校・引きこもりや子どもの問題に根深く残る家族の問題について、なぜ子どもの問題が家族に関係あるのかを自身の経験を交えてお伝えしていきます。

 

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子どものトラブルは家族の問題の理由とは?

 

 

不登校・引きこもり・非行・家出など、子どもは親が困るような事をしてしまいます。

そうなると、親としては一生懸命子どもをこのままほっとくわけにはいかない、どうにかして子どもの問題を解決したり改善しなければとなるでしょう。

実際に私が中学1年生で不登校になった際も私の母親は必至で私を学校に行かせようと、あらゆる言葉や行動で私に接してくれましたが、その時の対応に私が望んでなかった事なので、親子関係はどんどん悪化しお互いにケンカばかりしていました。

両者ともに親が勝手で分かってくれない。子どもが勝手で分かってくれないという、お互いに不信感を抱いていたと思います。

このように、どちらかだけを責めたり一方だけに問題があるという考えでは問題は解決しづらくなります。

私の経験上、問題の解決の為には家族問題としてとらえて家族一緒に改善に取り組む姿勢が大切になってくると思います。

 

子どもは家族が抱えている問題を映している(川で例えてみました)

 

子どもの問題は家族だけの要因以外にもあるのはありますが、もし家族関係が良好であればある程度、外で問題を抱えてきても早く気付く事ができ大きな問題になる前に対応できたりします。

ですが逆に家族関係がギクシャクしていたり負担が掛かり過ぎていると、子どもの問題がどんどん大きくなって大きなトラブルなどに繋がっていきます。

 

 

この構図を川に例えると、上流から家族問題を始めとする問題のごみが下流の子どもにどんどん流れていきます。

そうして溜まった問題のごみが多くなると、子どもはトラブルを起こしたりしてSOSを発信するという感じです。

この図を見ても分かる通り、子どもが問題を起こした時に子どもだけを責めたり改善させるという事は、川で例えると、下流のゴミを取り除く事しかできないので、そのごみが流れてきている上流からまたごみが下流に流れてきてしまいます。

そうなるとよくあるのが、子どもが同じトラブルや問題を繰り返すという事です。

そうなると親としてもより子どもに対して厳しい目で見るようになり、関わり方がきつくなったり家族間のルールが厳しくなったりします。

ですので、子どもだけの問題として下流のゴミを取るだけで対応してしまうと、根本的な原因である上流のごみは流れっぱなしなので、なかなか子どもの問題の根本的な改善にはならず、場当たり的な対応になりがちです。

だからこそ、子どもがSOSを発信した際は、下流の子どもの問題でだけではなく、家族関係を始めとするあらゆる問題の原因を一緒に考えて、上流で発生しているごみを無くす事が大切になってきます。

特に何度もトラブルや問題を繰り返す子どもの場合は、問題のごみが発生する上流に手が回っていない可能性が高いと言えるでしょう。

 

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私の不登校・引きこもり・書いてない暴力のトラブルから見えた家族の問題

 

 

私は中学1年生の6月頃から不登校になり、その後、引きこもり始めて抜け出し始めるのに7年掛かりました。

特に不登校になり始めた頃は家庭内暴力を繰り返し家族に迷惑を掛けていました。

しかしこの出来事も今振り返ってみると、家族問題を中心に色んな問題を抱えてきた結果なんだと感じるようになりました。

私の家族関係は、父・母・妹・私の4人家族です。

幼いころから父は母に家庭内暴力をしていました。また、時々母のお金を勝手に使う事も・・・

そうして何度も母は私と妹を連れて別居をしては戻りを繰り返し、小学校4年生ぐらいの別居を最後に

父とは完全に離れてすごすようになりました。

私は小学5年生頃から性格が内気で真面目で物を言わないタイプで我慢強い事もあり、結果、同じクラスの生徒からいじめにあっていました。

でも、母は別居して私と妹を養うために平日は仕事に行き夜遅く帰ってきます。

休日も溜まった家事をこなすのでいつも忙しそうでした。

そんな母に私はいじめに遭っている事を話す事ができませんでした。

言うと母に迷惑を掛けると思ったからです。

そうして中学校に上がり学校の環境に馴染めず少ない友達関係で貴重な親友とも大喧嘩をして絶交していました。

さらに中学になっても別の同級生の生徒からまたいじめに遭いました。

そうして、父と母を始めとする家庭内の問題から始まり、色んな偶然や不幸が重なって中学1年生で不登校になり引きこもり始め、特に中学1.2年生の頃は頻繁に家庭内暴力を母と妹にしてしまいました。

もちろん私がした事はとても悪い事ですが、今思うとこの頃に私が一番欲していたものがあります。

それは親の愛情です。

ある時、母は私に無言で握手やハグをしてくれました。

これがどんな言葉よりも嬉しかった事か・・・

今、子どもと関わって色んなトラブルや問題を抱えた子どもがいます。

細かい所は多々あれど、子どもに不足しているものは親の愛情だと思います。

しっかり子どもと向き合って子どもの気持ちをくみ取りながら関わる事ができれば、いづれ子どもも気付いて分かってくれると思います。

上手く伝わってないかもしれませんが、私が伝えたい事は、子どもにとって家族はとても大事だという事です。

 

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まとめ

 

子どもトラブル家族問題の可能性あり?について、不登校引きこもり経験者が語りました。

あらゆる子どものトラブル・問題は家族問題に繋がっている可能性が高いと思います。

これは不登校・引きこもり・非行・家出などのあらゆる出来事に共通しているのではないでしょうか。

でも、そんな家族も親も親で仕事や人間関係などで大きな悩みやストレスを抱えているとも言えます。

生きるって素晴らしいけど、とても大変ですよね!

 

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