中学生や高校生に多い不登校の原因がいじめだったらどうする?経験者が語ります。


中学生高校生に多い不登校の原因がいじめだったらどうする?について、不登校引きこもり経験者が語ります。

中学生ぐらいから思春期に入り自我が芽生えてくるので、子どもの中に色んな不安や悩みや孤独感を感じ始めてきます。

そうなってくると表に出てきだすのがいじめです。

私は子どもの支援をしていて感じている事はいじめる側も何かしらの不安や孤独を感じているのだろうという事です。

もちろん、いじめるのは悪い事で良くない事ですが、それだけ子どもの時期は心が不安定になりやすく自分を守るために共通の敵を作ったり、自分と違う人間を責めてしまったりもするのです。

少し話は飛んでしまいましたが、今回は、不登校の原因が学校のいじめだった時の対応について、自身の経験も交えてお伝えしていきます。

 

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中学生や高校生の不登校でいじめが原因の時にする事

 

 

学校でいじめが原因で不登校になったと分かった時、学校復帰する為にできる事を挙げていきます。

 

担任の先生に相談する

 

これは定番の手段になります。

でも、学校には色んな考えや特徴を持った先生たちがいるので、今子どもがいるクラスの担任の先生がどんな対応をしてくれるのかをこれまでの関わりの中からや、子どもから評判を聞いてみて相談するのかを考えてみて下さい。

すぐに助けを求めるように先生に相談してみたら、先生の不適切な対応によってかえっていじめが悪化するという可能性もあるので、基本的には親身に話を聞いてくれていじめられる子どもといじめる子どもにそれぞれに配慮して、誠実に対応してくれる先生に相談するのが望ましいでしょう。

 

別室登校をする

 

これは学校で過ごす環境を変える事でいじめる人と接さないようにできます。

この方法であれば学校に通う事はでき、家で過ごすよりも勉強に取り組む事もできます。

この際に大事な事は、子どもに協力してくれる先生がいる事です。

子どもとしても学校に通うのならできれば教室に登校したいと思っています。

でも、それができないでいる不安な気持ちや他の生徒の目も気になったりするので、その心の不安をケアしてくれたり学校で子どもの近くで対応してくれる先生の協力がカギになってきます。

 

クラス替えをする

 

これは毎日登校するクラスをいじめる人と違うクラスに替えてもらいます。

これで環境的に離れてすごせるようになるので、いじめる人と接触する頻度が減ってきます。

環境が変わると人は接する人や態度も変化していくので、お互いに過ごす環境を変えて自然といじめがなくなるようになっていきます。

ただこの方法は、いつでもできる訳でなく学年が変わる時のクラス替えのタイミングでしか使えません。

それまでは別室登校をしながら、学校の先生にクラス替えの時に配慮してもらえるように相談してみましょう。

 

転校する

 

これは学校自体を変えるので、いじめる人とは学校で会う事は無くなり完全に環境を変える事ができます。

この方法をする時は、学校の先生の相談や協力に別室登校など、色々と検討したり試してみたけどどうにもならないとなったら、最終的に環境を変えるという方法を選んでもいいかと思います。

せっかくの自分の人生だから、同じ場所で悩み続けるよりも思い切って環境を変える事で、今までの悩みが嘘だったかのようになくなったりする事もあります。

実際に私の人生の経験でも、同じ場所で悩み続けるぐらいなら環境を変える事で、これまで持っていた悩みがパンッ!と無くなった事がありました。

 

自分の得意・不得意を知ると失敗が減る

 

自分に合っていない、この生活や環境に馴染むのが難しいのなら、思い切って環境を変えてみましょうね。

ただ、その際に気を付けたい事は、何となく考えて環境を変えるのではなく、自分は何が苦手で何が得意なのかを客観的に知るようにしましょう。

例えば、人が多いところが苦手なのでしたら、人がなるべく少ない場所だったら自分は過ごせるみたいな感じです。

 

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私が中学生でいじめられた時の話

 

 

私は小学生の5年生ぐらいから同じクラスの人に嫌がらせを始めとするいじめを受けていました。

でも、真面目過ぎて我慢するしかないと思っていた私は、小学校を卒業するれば環境も変わって無くなると信じてなんとか卒業するまで耐えてきました。

しかし、中学校に入っても人が変わりましたが、別の人からいじめを受けるようになり、他にも親友との大喧嘩や中学校生活に馴染めなかった事もあり、不登校になり引きこもり化しました。

それでも、中学2年生の担任の先生が親身になり寄り添って関わってくれたので、中学2年の3学期から再び学校に通い出す事ができました。

その頃にはほとんどの先生が私に配慮して関わってくれたので、毎日ではないですがある程度登校できるようになりました。

さらに、私自身の気持ちも強くなり、いじめるやつがいじめてきたら絶対に仕返しして反撃してやる!という強い気持ちを持てるようになったので、過去にいじめてきた人も私にいじめる事はなくなりました。

私の場合は、学校の先生の協力と配慮があり私自身も強い気持ちを持てたので、同じ中学校に再び登校する事ができました。

みなさんの学校の先生の雰囲気はどうですか?協力や配慮ができそうですか?

そういった所を見ながら、子どもにとって前向きに通える学校復帰を考えていきましょう。

 

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まとめ

 

中学生高校生に多い不登校の原因がいじめだったらどうする?について、不登校引きこもり経験者が語りました。

いじめは子どもでもあるし大人でもありますよね。

もしいじめに遭ってしまったら良い事ではありませんが、その経験を周りの協力を得ながら乗り越える事ができると、人の痛みが分かる強くて素晴らしい人間に成長できる事ができますよ。

私も当時は嫌でしたが、いじめられた経験があるから今は、子どもの色んな気持ちに寄り添う事もできるし、いじめられた子どもの思いを共有できる事ができました。

今は大変で辛いかもしれませんが、良い人と良い場所に出会えると必ずその辛い状況は抜け出せると思うので、できる範囲で色んな方法を試してみて下さいね。

 

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