学校が怖い。行きたくない。先生やクラスメイトが嫌いな時どうする?経験者が語ります。

2020年8月28日


学校が怖い。行きたくない先生クラスメイトが嫌いな時どうする?について、不登校引きこもり経験者が語ります。

子どもの頃に経験する事の一つに学校に行きたくないという気持ちがあったりしませんか?

例えば音楽の発表会や運動会など、苦手な人にとっては学校に行きたくないと思う出来事ですよね。

でも、それ以外で学校に行きたくない理由があって、それも学校の先生や友達関係で怖いとか嫌いな状態などです。

学校のイベントであればその日や時間を乗り切ったら元の日常に戻れますが、それが先生や友達だったりすると長期間、不安で学校に行きたくない気持ちになり、ストレスを感じながら学校生活を送る事になります。

今回は、そんな時にどのように過ごしていくのかを考えてみました。

 

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学校が怖い 行きたくない気持ちは?

 

 

学校生活を送っているとある程度の人が感じる感情に、学校が怖いと感じたり嫌になったりする事もあるでしょう。

そういった感情を持つと、学校に行きたくなくなる気持ちになっていきます。

私も中学1年生で不登校になった時の気持ちは、「学校をとても怖いと感じ、同時に嫌いな場所」になっていました。

当時は何で自分が学校に行きたくない気持ちになったのか?具体的に考えれないというか余裕がなかったので、そこまで考えられないといった感じだったと思います。

でも、今考えてみると、学校のルール(ある教科で授業の忘れ物をしたらげんこつ1発)や、先生の高圧的な態度(私は真面目にしていましたが、他の生徒などで落ち着かない児童がいたので)に、友人関係の悪化(部活の同級生からのイジメやちょっかいなど)と、色んな学校での不安や嫌いな存在があったからだと思います。

 

しかも当時はそんな事があっても、母子家庭で仕事に家事と忙しく頑張っている母には言えない状態が続き、友達も少なく他に言う人もいなかったので、一人で抱え込む日々が続いていったと思います。

今思い返すと、もっと早く誰かにこの気持ちを伝えて何か改善できる方法を取る事ができていたら、もしかしたら未来は変わってたかもしれないなと考えたりもします。

このように学校が怖いと感じたり行きたくないという気持ちになる要因には、学校の校則やルールに先生との関係性や友人関係など、環境的な要因や人間関係の要因などが複雑に絡んでいきます。

また、子どもの時期の困り感は子どもとしても、どう処理したらいいのかまだ分からなかったり気付けなかったりする時期なので、本人が周りに相談するというよりもできるだけ我慢して耐え抜こうとする子どもの方が多いと思います。

だから、できるだけ子どもと日常的に会話や交流をして、表情などの変化に気付き心配する友人や親(大人)の存在が必要だと思います。

私も自分の困り感に気付いたり共感してくれる人と出会えたから、不登校や引きこもりの状態を抜け出す事ができているので、子どもが安心して何でも言える存在の大人が居る事が、子どもの不安にいち早く気付き改善の方法を考え行動していくきっかけになるんではないでしょうか。

次にこんな場合の時にどうするのかを改善方法を考えてみました。

 

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先生が嫌いな時はどうする?

 

 

先生が嫌いになったり怖いと感じる時は、そう感じる先生以外の信頼できる先生に相談してみるといいでしょう。

相談された先生は、基本的に嫌いと感じる先生に知られないように考えてくれたり動いてくれたりと、なるべく子どもが傷つかないように配慮をしてくれるでしょう。

でも、相談して嫌いな先生に気付かれると思うと不安でなかなか相談できない事もあるかと思います。

 

そんな時は、近年、小学校や中学校などに配置されたスクールソーシャルワーカー(SSW)やスクールカウンセラー(SC)など、学校の先生以外に第三者の立場で日頃から学校の生徒の悩みや不安を一緒に考えてくれる役割の人がいるので、この方達に相談してみて下さい。

こちらの方が、同じ学校の先生ではなく第三者の立場で見てくれるので、学校の先生よりも相談しやすい事があるかと思います。

 

当時の私はある体育の先生が高圧的で怖かったので、他の先生に嫌だったエピソード(中学1年の3学期の始業式に登校しなさいという一方的な電話。怖くて当時は頑張って数日間行きましたが、より学校が嫌いになって再び不登校になりました。)を伝えて、それ以降、その先生からは丁寧に対応してくれるようになりました。

実際に学校の先生に相談して私の場合は上手くいきましたので、今はそれに加えSSWやSCなどもいる学校があるので、是非活用してみて下さい。

 

他には親だったりお住いの子ども支援機関(児童相談所など)や教育委員会などもあります。

とにかく一人で悩まないで誰か言える周りの大人や友達にSOSを出す事から始めましょう。

また、子どもの親(大人)なども日頃から子どもの様子を気にして見守り、普段と違う表情をしたり不安な様子を感じたら心配する声掛けをすると、これがきっかけとなり子どもが抱えていた不安を吐き出してくれる事があります。

 

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クラスメイトが嫌いな時はどうする?

 

 

クラスメイトが嫌いだったり怖いと感じる(イジメを受けている)といった事があるのでしたら、まずは担任の先生に相談してみましょう。

もし、担任の先生に相談するのは不安だと感じるのであれば、他に信頼できる先生に相談するかスクールソーシャルワーカー(SSW)やスクールカウンセラー(SC)に相談してみましょう。

 

当時の私は同じクラスメイトからイジメは受けてなかったと思いますが、1年生から2年生にクラス替えがある時に学校の先生の配慮で、仲の良い友達となるべく同じクラスに慣れるよう調整してもらい、2年生の時のクラスに仲の良い友達2人と一緒になり、結果的に再登校するきっかけになっています。

他には親やお住いの支援機関や教育委員会などの相談機関もあるので、相談できる人や支援機関などと繋がっていく事もいいでしょう。

 

特にイジメなどの受けている場合1人で抱え込んで耐えていると、イジメが他の人に知られにくいまま悪化する可能性も出てきます。

子どもから誰かにSOSを発するのはとても勇気が入り大変な事ですが、誰かに相談する事で今の状況が少しづつでも変わる可能性が出てくるので、周りに言える人を探して相談してみて下さいね。

また、親(大人)は子どもの様子を見守り続け、特に普段真面目で自分の感情を表現しない子ども程、こういった学校生活の困難を抱えている可能性があるので、気を付けてみていきましょう。

笑顔が減ったりため息や感情が下がり続けている時は、声掛けをして気にしている事や心配している事を伝えていきましょう。

そうすると、あるタイミングで抱えていた不安を吐き出してくれる事がありますよ。

 

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学校に行ける気持ちになるには○○○が大切

 

 

ここまで、色んな不安や悩みがあって先生やクラスメイトとの関係性により、学校に行きたくない気持ちが生まれる事を知りました。

今度は逆に学校に行ける。行きたいな~って気持ちになるには何が大切だと思いますか?

 

・・・

それは安心感です。

 

人は安心感のある場所に行けるという気持ちになり、さらに楽しさがあると行きたいという気持ちに成長します。

 

例えばみなさんは、戦争が続いている場所に行こうという気持ちになりますか?

ほとんどの人は行きたくないと答えるでしょう。

それは戦争という場所にはいつ死ぬか分からない不安がありますし、安心感がとても欠けています。

今度は、仲の良い友達の家に遊びに行こう!ってなったら、行こうという気持ちになりませんか?

そこには、気の知れた友達がいるので、安心感があり楽しさもあると思います。

 

このように不安や自分にとって都合が悪い場所だと、行こうという気持ちが生まれません。

だからこそ、学校に行こうという気持ちになる為には、まず安心感を生み出す事が再び学校に行きたくなる第一歩になります。

なので理想は、不安の解消や人間関係改善で安心感が生まれ、仲の良い友達や学校の生活や部活のどこかに楽しさを見つける事ができると、学校に行けるから行きたいに気持ちが変化します。

 

ですので、まずは学校に対する不安がどこなのかを考えたりして、その不安をなるべく軽減するよう行動していき安心感を作り出す事が大切になってきます。

その為には、大人も子どもも誰かに自分の気持ちを伝える人を作る事ができるようになると、物事は少しずつ変化すると思います。

 

まとめ

 

学校が怖い。行きたくない先生クラスメイトが嫌いな時どうする?について、不登校引きこもり経験者が語りました。

とにかく子どもが孤立する状況を作らないように親を始め周りの人が気に掛ける事が大切になってくるでしょう。

こういった不安を抱えている時に、当事者である学校の先生に相談する事が一番の方法ですが、先生も私達と同じ人間ですので、配慮が足りなかったり望んでない対応をして状況が悪化する事も考えられます。

まずは、子どもや親が誰にどの支援機関に相談しても良いのかを考えて、先生が心配であればスクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーを始め、お住いの地域の支援機関に頼る事も選んで良いかと思います。

そうした方が場合によっては、第三者の立場で中立的に改善を考えて行動してくれるという可能性も見えてきますよ。

 

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