不登校で家庭訪問はイヤでも受け入れるべき?経験者が語ります。
不登校で家庭訪問はイヤでも受け入れるべき?について、不登校引きこもり経験者が語ります。
不登校になると学校から先生が家庭訪問に来ることがあります。
実際に私が中学1年生で不登校になった時も担任の先生が家庭訪問をしてくれました。
でも、される側の気持ちとしては必ずしもウエルカムではありません。
今回は、不登校になると必ずと言ってもいいほどある家庭訪問について、受け入れるべきか拒否してもいいのかを、私の経験を交えてお伝えしていきます。
今、不登校や引きこもりをしている方に最初に言っておくと、真面目過ぎずに自分に正直になりましょうね!大丈夫ですよ。
不登校で家庭訪問は受け入れないとダメ?
不登校で家庭訪問がある際は受け入れないとダメなのかについて、答えは家庭訪問は拒否しても良いです。
そこは子どもの意思であり権利だと思うので、いくら学校が家庭訪問をしたいとしても、学校や先生に後ろめたさや抵抗がある時は、無理に会わなくていいと思います。
もし、親がどうしても家庭訪問を受け入れてしまい会いたくなくても来てしまう場合は、自分の部屋に閉じこもって会わなくていいと思います。
また、家庭訪問の時間中は嫌な気分になるのでしたら、来る時間を事前に知っておいて前日から寝る時間を調整して、家庭訪問の時間は爆睡するぐらいに寝てあげましょう。
そうすると、嫌な時間もあっという間に過ぎる事だってあります。
いくら親や先生が家庭訪問をしたくても、不登校の子ども自身が嫌なのであれば、無理に会おうとしなくて「会ってみてもいいかな」と、子ども自身が思えるようになってからでもいいかと思います。
そんな時に親としては、家庭訪問は親と先生だけ会う設定にするとか、家に来られるのが嫌と子どもがいうのでしたら、親が学校に行くなりして先生とお話をしてもいいかと思います。
特に不登校や引きこもりしたての時期が子ども自身、色んな不安や恥ずかしさから学校や先生を拒否する事があるので、親としては無理に焦らずに時間を掛けながらできる範囲で動いて行った方がいいかと思います。
私の不登校で家庭訪問を受けた時の対応
実際に私が中学1年生で不登校になった際に家庭訪問でどんな対応をしていたのかを振り返ってみましょう。
私が不登校になった時の担任の先生は、先生になったばかりで1年目の若い女性の先生でした。
何度か家庭訪問をしてくれましたが、ほとんど先生に会う事はありませんでした。
家に先生が来た時間はほとんど寝ていたり自分の部屋でヘッドホンで音楽を聞いたりして、物音をたてないように静かに過ごしていました。
特に不登校になったばかりの時期は、学校と考えるだけでイヤでしたし、先生に会うのが学校に迷惑を掛けているような感じになり、申し訳ない気持ちで会うのを避けていました。
でも、時間が経ち中学2年生になった時に、過去に不登校児を対応したベテランの先生に変わり、無理に私に会おうとせずに手紙を出してくれたり、私の気持ちが前に向くまで待ってくれる姿勢を見せてくれたので、段々と家庭訪問を受け入れるようになり、中学2年の2学期から保健室登校から始まり復帰する事ができるようになりました。
この私の経験から言える事は、時間も必要だし来てくれる先生がどういう気持ちで接してきてくれるかも、会う会わないの判断基準になると思います。
私の場合は、1年生の時は新任の先生でどう対応したらいいのか分からずといった感じだったので、なかなか気持ちが前に向きづらかったですが、2年生の担任の先生は、私の気持ちに寄り添って無理をせずに手紙を出してくれたりして気遣ってくれたので、この先生の為にも学校に行けるようになりたいなと思えました。
みなさんの学校の対応はどうですか?
このように時間と相手の対応を見て、無理に会っても後で疲れてよけいに学校が嫌になるので、会ってもいいかなと思えるようになった時で良いと思いますし上手くいくと思います。
突然家庭訪問などしてきたらどうする?
多分、ほとんどないと思いますが、もし事前の連絡もなく親がいない時に家に先生が訪れた時はどうしたらいいのか・・・
答えは無視するでいいです。
真面目な人ほどここまでされたら家にあげないといけないかなと思いがちですが、これは相手の勝手な気持ちによってしてる事なので、会いたくなければインターフォンが鳴っても無視でいいです。
私の場合は、事前に約束しても気持ちが変わり会いたくないと変わった時は、いくらインターフォンが鳴っても無視をしていました。
できれば、事前に約束していた時は気持ちが変わった時点で、その気持ちを学校に伝える事が望ましいですが、私もそうでしたし今不登校や引きこもりをしている人たちは、なかなかそれを電話などで伝えるという行動をするのができない事があるでしょう。
そんな時は、自分を守る為にも無視していいと思います。
後でなんでそうなったかを親から聞かれたりしたら、素直に「気持ちが変わった」と伝えればいいと思います。
まとめ
不登校で家庭訪問はイヤでも受け入れるべき?について、不登校引きこもり経験者が語りました。
家庭訪問は子どもの最終的な居場所に他者が入ってくる行為なので、拒否しても無理に会わなくてもいいと思います。
子どもの不登校の状況によっては、急がずに時間を掛ける事も大切ですし、対応してくれる学校の先生の姿勢で家庭訪問を受け入れるのか受け入れないかも気持ちが変わってきます。
ここは、子ども自身の気持ちを尊重し無理に会わせるというよりも、会おうかなという気持ちに変化させる心配りが不登校の改善には望ましいと思います。
このブログを通じて不登校や引きこもりで悩まれてるみなさんの気持ちに寄りそい、陰ながら応援していきたいと思います。
みなさんがこのブログで書いてほしい事や知りたい事を募集しています。
さらに不登校やひきこもりの相談も無料メールと有料相談(オンライン対応)で受け付けています。
最後まで見ていただきありがとうございました。
⇒ブログで書いて欲しい事はこちらをクリック
⇒無料メールと有料相談(オンライン対応) 講演会・仕事の依頼はこちら
⇒運営者のプロフィールはこちら
学校復帰や外に動き出す時に壁になるのが勉強ですよね。
私も不登校やひきこもりを経験し社会復帰する時に勉強が大きな壁として立ちはだかりました。
今振り返ると自分だけで闇雲に勉強をするのではなく何か活用しながらできるだけ人の目を気にせず勉強できたらなと感じます。
そんな思いをしている方へピッタリのおすすめ勉強方法があります。
2週間の無料期間や低額で手軽に学べる方法に自分の目標に合った本格的な勉強法まであります。
この機会に自分に合った勉強方法を探してみてはいかがでしょうか?
⇒不登校やひきこもりでもできる勉強方法はコチラ