不登校で父親にできる事は何?


不登校父親にできる事は何?について、不登校引きこもり経験者が語ります。

前回投稿した記事に「不登校で母親にできる事は何?」を出しましたが、不登校の改善にはお母さんだけ頑張ればいいというものではありません。

なので今回は、私が普段支援活動をしてなかなか関わる事の少ないお父さんにできる事は何かに焦点を当てて解説していきたいと思います。

 

もちろん、お父さんの存在や関りも大きな力になります。

「自分は仕事で忙しいからお母さんに見てもらおう」と考えていると、お母さんと子どもが一緒にどんどん気分が落ち込んで沈んでいく事だってあります。

そうして、どうにもこうにもならなくなってお父さんがやっと「これは自分も動かないかん」と思っても手遅れです。

そうなる前に、今からでも父親としてできる事を考えて頂けたらと思います。

 

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不登校の子どもに父親としてできる事は?

 

 

これからの時代はお父さんだけが仕事という働き方が変わってきており、共働きにお母さんが働いてお父さんが家事をする事だってありえます。

また、今もお父さんが仕事でお母さんが家事という役割であっても、仕事をしてるから子どもと向き合わなくてもいいという訳ではありません。

お父さんにはお父さんにしかできない事や役割があるので、どんな事ができるのかを考えていきましょう。

 

1,子どもと一緒に過ごす時間を作る

 

まず働いているお父さんにとって1番重要なのが、子どもと一緒に過ごす時間を作る事です。

確かに「何をしていいのか分からない。だから時間を作っても意味ないでしょう。」とも思われるかもしれません。

しかし、まずは子どもと一緒に過ごす時間を作り、子どもの様子を見たり子どもが乗りそうな遊びや用事を提案したりして、子どもに対して父親が向き合おうとしている姿勢を見せる事が大切です。

 

そうして、少しずつ子どもと一緒に過ごす時間を作っていけると、少しずつ距離も縮まって最初は分からなかった子どもの不安や思いが見えてくるかもしれません。

不登校の子どもの多くは自分から表現する事が苦手ですが、まずは寄り添って時間を作る事で、子どもが安心して表現できる雰囲気や関係づくりをしてみて下さい。

 

2,信頼関係を作っていく

 

子どもと一緒に過ごす時間を作り経験をお互いに積み重ねていくと、子どもからの信頼も集まってきます。

もちろん、最初からお互いに何でも言い合える関係を気付けていれば問題ないですが、家族であっても何でも言い合える関係を作る事は難しい物です。

 

なので、1で紹介した事をまずは実践していき子どもとの距離を縮め、子どもが自分の考えや困り事を表現できる安心できる環境を作っていきましょう。

 

また、信頼関係を作る事において、よっぽど子どもが間違った事をしていなければ、世間を知らないという理由で安易に否定するのは避けて下さいね。

人間は否定され過ぎると相手に対しての信頼感が薄れてきます。

子どもは最初から正しい行動を取るとは限りません。

色々と悩み間違えながらも経験を積み重ね成長していくものです。

その視点を忘れずに子どもと向き合っていく事が大切になります。

 

3,子どもと一緒にできる事を考える

 

子どもとある程度信頼できる関係が築けると、子どもの悩みやこれからしたい事などが分かってきます。

そうなってきたら子どもだけで考えさせたりやらせようとしないで、親子で一緒にできる事を考えていきましょう。

また、お母さんともできれば一緒に巻き込んで取り組んでいく事をおすすめします。

 

家族が協力してくれると子どもも安心したり勇気を持って前を向けるようになります。

そうして、家族で子どもと一緒に考えできる事を取り組んでいくと、少しずつ改善の兆しが見え始めてくると思います。

 

4,お母さんの味方になる

 

日々仕事の終われているお父さんにとっては、どんなに子どもとの時間を作ろうとしても作れない人もいるかもしれません。

そんな時は、お母さんの味方になってお母さんの不安や言いたい事をしっかり聞いたり励ましたりして応援しましょう。

 

お母さんも1人で何も分からない不登校について子どもと向き合う事にとても疲れます。

そんな時にお父さんがお母さんの不安な気持ちを聞くだけでも、お母さんは救われます。

なので、時間がとれてもとれなくてもお母さんの味方に絶対になって下さいね。

 

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お母さんを応援しましょう!

 

 

お母さんは偉大です。

家族でお母さんが居なくなるとどれだけ家族機能が失われてしまうのか、相談支援している私はお母さんを通して家族を想像し考えてしまう事があります。

それだけお母さんの役割は大きいし重要だとも言えるでしょう。

 

だからこそ、そのお母さんを1人にしないでほっておいたり任せっきりにしないようにして下さい。

 

お母さんの支えにお父さんがなりましょう。

そして、1番の味方になりましょう。

 

とにかくお母さんと日常的に会話をしたり一緒に過ごす時間を作りながら、夫婦の信頼関係を作りましょう。

そうして、お母さんが不安や考えをお父さんに共有でき一緒にこれからの事を考える存在としてお父さんはいて下さい。

 

もし子どもとの時間が作れるのでしたら、たまにはお母さんは自由な時間を過ごせるようにして、お父さんが代わりに子どもの相手をしてもいいと思います。

それだけでもお母さんは救われます。

 

お父さんも家族の危機を救う重要な存在なので、お母さんを応援しながら子どもとも一緒に過ごす時間を作る努力をして、家族でこの困難に立ち向かったいきましょうね。

 

1,お母さんが居ない家庭は父親が母親役も演じよう

 

昔に比べ離婚などで片親で子どもを育てる過程もあると思います。

そんな時は私の母親がしたように片方の親が居ない時は自分でその役割を演じて関わるようにしていきましょう。

 

私の過程は中学から父親が居なかったので、母親が時に父親の役割を意識して関わっていました。

それと同じように母親が居ない家庭では、お父さんが時に厳しくもお母さんのような優しさを持って関わっていくようにしましょう。

 

そういった事ができると、片親でも十分に子どもと良い関係を築けて改善に向かう事ができますよ。

 

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まとめ

 

不登校父親にできる事は何?について、不登校引きこもり経験者が語りました。

お母さんだけでなくお父さんの役割も重要であり、父と母が共に子どもと信頼関係を気付き家族でこの問題に取り組めると、改善するスピードも可能性的に上がっていきます。

実際に私が関わってきた過程でも、夫婦で子どもに向き合っている家庭の方が改善するチャンスが多くあり、それぞれの家族の不登校の向き合い方が確立されていき笑顔も見られるようになっています。

 

支援機関も大切ですが、まずは家族の協力も考えてみて下さいね。

 

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