不登校の中学生や高校生がイライラしたらどうする?家庭内暴力の危険性は?経験者が語ります。
不登校の中学生や高校生がイライラしたらどうする?家庭内暴力の危険性は?について、不登校引きこもり経験者が語ります。
不登校の子どもは気持ちがとても繊細で心理的に追い込まれている状況にあります。
ですので、ちょっとした事やこちらが悪気がなく接していても、時に子どもをイライラさせてしまう事が起きてしまいます。
もし子どもを追い込んでいってしまうと、最悪家庭内暴力にまで発展する可能性も!?
実は私も中学生で不登校になった時に家庭内暴力をした人間です。
その経験や支援で関わった子ども達の支援歴から、思春期で揺れる中学生や高校生のイライラや家庭内暴力の危険性まで解説していきます。
不登校でイライラしたらどうする?家庭内暴力の危険性は?

子どもが不登校になり段々と気分が沈んでいき、イライラし易い状況になっていきます。
そうして、現実を忘れる為に例えば、ゲームやアニメにネットに依存する傾向に走っていきます。
そうなってくると、親としては何としてもやめて欲しいという気持ちになり、ゲームやアニメにネットなどの依存をとにかくやめるようにしていく事だと思います。
実はこのやめさせるという事が、子どもにとっては唯一の楽しみでもありストレス発散や現実の辛い現状を忘れさせる為の方法になるので、ある意味、子どもが生きる目的を奪う事になってしまい、子どもがイライラする原因にもなってしまったりします。
ですので、周りから見て依存気味で心配に見える子どもの行動もストレス発散や生きる為の目的だという視点で見てみて、やめさせるというように促していくのは控えていきましょう。
もし、子どもがイライラを見せてきたら、こちらから距離を取ってお互いの気持ちが落ち着くのを待ちましょう。
仮にこちらもイライラしてヒートアップしてこちらの感情をぶつけると、子どもによる暴力に発展する可能性もあり、これはお互いに臨んでいない未来を迎える事になるので気を付けて下さいね。
実際に私も不登校になったばかりの時は、親に「せめて勉強だけでもして」「学校にいつになったらいくの?」「ゲームばかりせんで何か他にしないと」といった、ある意味、自分の今の考えや過ごし方を否定する言葉ばかり浴びていました。
そうなると子どもとしては、自分を否定され悪い事をしているんだと思うようになり、やがてそれがイライラに変わり、その気持ちを親にぶつけるようになります。
私の場合は、学校に行けない状況に将来の不安。色々としないといけない事ができていない事などのイライラを母子家庭で頑張って支えている母に暴力という形でぶつけてしまいました。
それぐらい、その時の私は精神的に追い込まれており、親の期待に応えられない自分への怒りやどうしようもない気持ちを消化する事ができなかったように思えます。
また、友達も当時は少なくストレス発散と言えばゲームやテレビぐらいでしたから、それをやめさせられたらどうやって生きていったらいいの?という漠然とした不安もありました。
なので、子どもがイライラを見せてきたら、その前後に会話したり接したりした内容を振り返り、イライラになる要素をあまり子どもに見せないようにしましょう。
よく親子のトラブルであるのが、ゲームをやめさせようとしたら子どもが怒り暴言や暴力をされるといった事があります。
これも子ども視点で原因を見ると、子どもにとって生き甲斐であるゲームを親が奪う事になるので、それを守るために子どもは必死に抵抗する事で起こる感じです。
子どもがイライラを見せる時、どこにその原因があったのかを振り返りその言動は控えるようにしていきましょう。
中学生も高校生も気持ちが不安定

中学生や高校生は特に不安な気持ちになり易い時期です。
これには思春期も絡んでおり、ただでさえ落ち込みやすくイライラし易い状況になります。
こんな時に昔であれば、大人が上から抑え込むようにして接していた時代もあり、それが通用していた事もあったでしょうが、今の時代にそれをするのはあまりおすすめしません。
実際に私が不登校や引きこもり支援をしている時に、上から物を言うように子どもとは絶対に接する事はしません。
むしろ逆で、子どもの気持ちを確認したうえで、子どもが興味のある事や楽しんでいる事から、子どもに今できる事を考え提案してみて、子どもがある程度納得した上で経験を積み重ね不登校や引きこもりを脱出していく、このような形で学校復帰や仕事を始める。外に出るや人との関わりや繋がりを増やしていくという事ができるように変化しています。
この時期の子どもは少し大人に近づいています。
大人の気持ちをぶつけるだけでなく、子どもの気持ちを確認し受け入れてから関わるようにしていきましょう。
言うのは簡単ですが、子どもに実際に行動してもらい経験を積み重ねるようにしていくのは、子どもの気持ちを尊重する姿勢も大事という事になりますよ。
やめさせるのではなく抜け出せるようにしよう

ここまで解説してきたように、子どもの気持ちを確認し尊重する姿勢で接すると、自然と子どもにやめて欲しいゲームやアニメにネットの依存傾向の行動も、ただやめさせるというようにしていくという方法では、限界があるように感じれる事だと思います。
実は私の支援経験から、やめさせようとすると子どもの反発に合うのは理解しているので、「やめさせる」を「抜け出せる」ように考えて関わるようにしています。
やめさせるという事になると、ある意味子どものしている行為を奪う事になるので、抜け出せるという考えで、ゲームやアニメにネット以外に子どもがストレス発散を感じたり現実の嫌な事を忘れさせる行動を作るように抜け出せるよにしていきましょう。
私の場合ですと、一緒に外にごはんを食べに行く。運動をする。お出かけをする。子どもが好きなゲームを見にゲーム屋さんに行く。同じように不登校で同じ種類の趣味を持つ人と繋がるなどして、子どもの依存傾向を少なくして抜け出せるようにしていきます。
要は親でも納得できるもっと外にでたり人と接する楽しみを子どもに知ってもらう経験してもらう事がカギになるかと思います。
これは親や家族だけでは満たしたり対応するのが難しい事もあるので、各都道府県の不登校や引きこもりの支援の方の協力をお願いする事も必要になってくるでしょう。
私が関わっている不登校や引きこもりの子ども達も少しづつですが、依存した生活から抜け出せるようになり、家に篭もりっきりだった子が、1人で買い物に出かけたり外出できるように変化しています。
まとめ
不登校の中学生や高校生がイライラしたらどうする?家庭内暴力の危険性は?について、不登校引きこもり経験者が語りました。
不登校になるとよりイライラし易いので、なるべくその原因となるような言動をこちらは控え、子どもにやめてほしい行動や過ごし方はやめさせるようにするのではなく、他の楽しみや過ごし方を見つけて経験してもらうようにしていきましょう。
私達でも好きなやストレス発散となる事をやめるのは嫌なものですしイライラしますよね。
時に自分に置き換えて考える事も相手を理解する事になり、相手をイライラさせない方法を見つけ出す事ができるのではないでしょうか。
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社会福祉士として、市の支援機関で18年以上、
引きこもり・不登校の訪問相談支援に携わってきました。
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