不登校で親が疲れた時の対応|限界を感じたら休んでいい【経験者×社会福祉士が解説】

不登校の子どもがいると、

 

・このまま学校へ行けるの?

・将来は大丈夫なの?

・何をしてあげればいいの?

・私の育て方が悪かったのでは?

 

と不安になる事があります。

 

そして気づかないうちに、

親自身が疲れ切ってしまう事も

少なくありません。

 

実際に私自身も不登校

ひきこもりを経験し、

 

当時の母も大きな

不安や疲れを抱えていました。

 

また現在の支援現場でも、

 

「もう限界です」

「毎日不安で眠れません」

 

という親御さんの相談を

数多く受けています。

 

結論から言うと、

親が疲れるのは自然な反応です。

 

そして疲れた時は、

親も休んで大丈夫です。

 

今回は、

13歳から20歳まで不登校

ひきこもりを経験し、

現在は社会福祉士として

不登校支援をしている私が、

 

・親が疲れる理由

・疲れを減らす方法

・休む事の大切さ

・相談先と頼れる場所

 

について、

経験と支援現場の両方から

解説していきます。

 

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親が疲れるのは自然な反応。不登校で疲れない親はいません

 

 

不登校の子どもを持ち、

全く疲れない親はほとんどいません。

 

実際に私の母も、

不登校になった直後はかなり悩み、

疲れていました。

 

また支援現場でも、

多くの親御さんが

不安や悩みを抱えています。

 

特に、

 

・子どもの将来が見えない

・いつ改善するか分からない

・学校からの連絡が続く

・周囲に相談できない

 

という状況は、

親の心を大きく消耗させます。

 

だからこそ、

疲れてしまう自分を責めないで下さい。

 

それは自然な反応です。

 

自分を責めなくて大丈夫

 

不登校になると、

「私の育て方が悪かったのかな」

と考えてしまう

親御さんも少なくありません。

 

しかし、

不登校は親だけの責任で

起きるものではありません。

 

学校環境

友人関係

本人の性格

心身の状態

家庭環境など

 

様々な要因が重なって起きます。

 

実際に同じ家庭環境でも、

不登校になる子もいれば、

ならない子もいます。

 

だからこそ、

まずは自分を責める事を

少し減らしてみて下さい。

 

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まず減らしたい3つの負担

 

 

① 自分を責めない

 

疲れを大きくする原因の1つが、

「親の責任だ」

と思い続ける事です。

 

もちろん反省や振り返りは大切です。

 

しかし、

必要以上に自分を責め続けると、

親自身が苦しくなります。

 

まずは、

「親だけの責任ではない」

という視点も持ってみて下さい。

 

② 全部を1人で抱え込まない

 

特にお母さんに多いのですが、

 

学校対応や情報収集、

相談機関探しなどを、

 

全て1人で

背負ってしまう事があります。

 

しかし

全部を1人でやろうとすると、

心も体も疲れてしまいます。

 

お父さん

学校

相談機関

支援者など

 

少しずつ協力者を

増やしていく事も大切です。

 

1人で抱え込まないだけでも、

負担はかなり軽くなります。

 

不登校の対応を続けていると、

 

「どこまで関わればいいのか」

「放っておくのも不安」

「でも言い過ぎると悪化しそう」

 

と悩む親御さんも少なくありません。

 

不登校の子どもとの

適切な距離感については、

⇒引きこもりの適切な関わり方は気持ちを知るとできます!経験者が語ります。

で詳しく解説しています。

 

③ 親も休む

 

不登校の事ばかり考えていると、

心が休まりません。

 

特に、

「私が何とかしなければ」

という気持ちが強い人ほど、

疲れやすくなります。

 

そんな時は、

親も休みましょう。

 

不登校の事を一旦横に置いて、

自分の好きな事をする時間を作って下さい。

 

例えば、

 

・友人とお茶をする

・好きなドラマを見る

・カフェで過ごす

・散歩する

・音楽を聴く

 

などでも十分です。

 

私自身も支援の仕事をしていますが、

24時間ずっと不登校支援の事を

考えている訳ではありません。

 

意識的に

距離を置く時間を作っています。

 

その方が、

結果的に良い支援ができるからです。

 

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疲れた親ほど子どもから少し離れる時間も必要

 

 

親が疲れ切っている時は、

 

・学校へ行かせなきゃ

・改善させなきゃ

・何とかしなきゃ

 

という気持ちが強くなりがちです。

 

しかし

疲れている状態では、

冷静な判断が難しくなります。

 

そんな時は、

不登校の事を考えない時間

作ってみて下さい。

 

私が支援現場でよく伝えるのは、

「まず親御さん自身を回復させましょう」

という事です。

 

親が少し元気になるだけで、

子どもへの接し方も変わってきます。

 

親が休む事は、

決して逃げではありません。

 

長い目で見ると、

子どもを支える為にも必要な時間です。

 

親が疲れてしまう背景には、

子どもが部屋から出てこなくなり、

会話も減ってしまう事への

不安もあります。

 

実際に私の支援現場でも、

「部屋から全く出てこない」

「顔を見る機会も少ない」

という相談は少なくありません。

 

不登校で部屋にこもる時の対応については、

⇒不登校で部屋から出てこない時の親の対応|経験者×社会福祉士が解説

でも詳しく解説しています。

 

学校対応を1人で抱え込まない

 

学校とのやり取りも、

親が疲れる原因の1つです。

 

学校との関わり方に悩んでいる方は、

「学校にどこまで連絡すればいいのか」

「先生との距離感はどうしたらいいのか」

と迷う事もあると思います。

 

⇒不登校で家庭訪問がイヤ…断ってもいい?親が後悔しない判断基準を経験者×社会福祉士が解説

の記事も読んでみてください。

 

特に、

欠席連絡や担任との

やり取りを続けていると、

 

精神的な負担になる事があります。

 

担任と合わない時は無理をしない

 

担任の先生との相性が

合わない事もあります。

 

その場合は、

無理に我慢し続ける必要はありません。

 

学年主任や管理職、

スクールカウンセラーなどに

相談する事もできます。

 

学校との距離感は近すぎなくて大丈夫

 

学校と良好な関係を

作る事は大切ですが、

無理に頻繁な連絡を

続ける必要はありません。

 

親が疲れ切っている時は、

適度な距離感を保つ事も大切です。

 

相談先と頼れる場所

 

親が疲れた時は、

1人で抱え込まず相談する事も大切です。

 

例えば、

 

・学校の先生

・スクールカウンセラー

・スクールソーシャルワーカー

・教育支援センター

・児童相談所

・不登校支援団体

 

などがあります。

 

また、

家族や友人など、

安心して話せる人がいるだけでも

気持ちは軽くなります。

 

私自身も、

不登校から抜け出す過程で

学校以外の大人との出会いが

大きな転機になりました。

 

親だけで抱え込まず、

第三者の力を借りる事は

決して甘えではありません。

 

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よくある質問(Q&A)

 

Q.親が休んでいる間に状況は悪化しませんか?

 

少し休んだからといって、

急激に悪化する事は少ないです。

 

不登校は長期的な視点

考える事が大切です。

 

親が回復する事も

重要な対応の1つです。

 

Q.不登校で親が限界になった時はどうすればいいですか?

 

まずは休みましょう。

 

そして、

信頼できる人や

相談機関へ相談して下さい。

 

限界になるまで1人で

抱え込まない事が大切です。

 

Q.親が泣いてしまうのはダメですか?

 

ダメではありません。

 

それだけ頑張ってきた証拠でもあります。

 

無理に強くあろうとせず、

自分の感情も大切にして下さい。

 

Q.夫婦で考え方が違う時はどうすればいいですか?

 

不登校への考え方は、

夫婦でも違う事があります。

 

まずは、

「どちらが正しいか」

ではなく、

 

「子どもの安心につながるか」

を基準に話し合う事が大切です。

 

Q.親が不登校の事を考えない時間を作るのは無責任ですか?

 

いいえ。

 

むしろ長期戦になりやすい

不登校だからこそ、

親自身が心身を整える時間も大切です。

 

親が疲れ切ってしまうと、

子どもを支える力も弱くなります。

 

不登校から少し距離を置いて休む事も、

大切な対応の1つです。

 

親が疲れてしまう理由の1つは、

「いつ良くなるのか分からない」

という先の見えない不安です。

 

しかし、

不登校には回復の過程があり、

動き出すタイミングも人それぞれ異なります。

 

回復の流れや兆しについては、

⇒不登校の回復段階と期間|動き出す時期・復帰の兆しを完全解説【いつまで?親の対応も】

を参考にしてみて下さい。

 

まとめ

 

不登校で親が疲れるのは、

決して特別な事ではありません。

 

むしろ自然な反応です。

 

だからこそ、

 

・自分を責めない

・1人で抱え込まない

・親も休む

 

事を大切にして下さい。

 

親が元気になる事は、

決してわがままではありません。

 

親が少し元気になる事で、

子どもを支える力も戻ってきます。

 

今は先が見えず、

不安でいっぱいかもしれません。

 

しかし、

不登校は親だけで

解決できる問題ではありません。

 

子ども本人のタイミングや気持ち、

学校や支援機関との連携も関係してきます。

 

家族や学校

支援者の力も借りながら、

少しずつ進んでいけば大丈夫です。

 

まずは今日だけでも、

不登校の事を考えない時間を

作ってみて下さい。

 

それも大切な

不登校対応の1つだと思います。

 

もしこの記事を読んで、
 
・どう関わればいいのか分からない
・理由が分からない状態にモヤモヤしている
・子どもが急に話さなくなり不安だ
・一人で考えるのがつらい
 
と感じた方は、
個別での相談も行っています。
 
無理に学校へ行かせる方向にまとめる相談ではありません。
 
あなたやご家族の状況や気持ちを
丁寧に整理しながら、
今後の選択肢を一緒に考える相談です。
 
相談することで、
 
・気持ちが整理できる
・第三者の視点で客観的に見られる
・親子の関わり方のヒントが得られる
 
といったメリットがあります。

※個別相談について

社会福祉士として、市の支援機関で18年以上、
引きこもり・不登校の訪問相談支援に携わってきました。
オンラインでの家族・本人向け個別相談を行っています。
 
まずは 無料メール相談からでも大丈夫です。
詳しくは【個別相談のご案内】をご覧ください。

 
ここまで読んでくださり、
ありがとうございます。
 
不登校やひきこもりの状態では、
「今すぐ何かを始めなければ」
と焦る必要はありません。
 
ただ、もし
・学校の勉強から長く離れていて不安がある 
・再登校や次の一歩に向けて、少しずつ準備したい 
・家でできる学び方を知っておきたい 
 
そう感じたタイミングが来たときのために、
自宅でできる勉強方法をまとめた記事があります。
 
無理に読む必要はありません。
「今の自分(子ども)に合いそうか」を考える材料として、
必要なときにだけ参考にしてもらえたらと思います。
⇒不登校やひきこもりでもできる勉強方法をまとめた記事はこちら
 

不登校 親

Posted by crash