不登校で部屋から出てこない・外出したがらない理由|笑わなくなった子への接し方

不登校になってから

 

・朝起きても部屋から出てこない

・リビングに来ない

・外出したがらない

・笑わなくなった

 

という状況になる事は少なくありません。

 

親としては、

 

「このままずっと引きこもってしまうのでは…」

「どう接すればいいのか分からない」

 

と不安になると思います。

 

ただ、これは「甘え」ではなく、

心のエネルギーが

大きく低下している状態でもあります。

 

実際に私自身も、

中学1年生で不登校になった時に、

部屋から出られず、

外にも行けず、

笑う事も少なくなった経験があります。

 

今回は、

13歳から20歳まで

不登校・ひきこもりを経験し、

 

現在は社会福祉士として

不登校支援をしている私が、

 

朝起きてもリビングに来ない理由。

外出したがらない心理。

笑わなくなった子どもの状態。

 

親としての接し方を

経験と支援現場の両方から

解説していきます。

 

<スポンサードリンク>



朝起きてもリビングに来ないのは学校に行けないから

 

 

朝起きる事はできるのに、

リビングに来ないのは、

 

シンプルに

「学校に行けない」

「学校に行きたくない」

心理状態にあるからです。

 

学校生活の中で、

何らかのストレスや悩みを抱え、

 

心も体も学校に

向かわなくなっている状態と言えます。

 

特に不登校の子どもにとって朝は、

 

学校に行く時間

周囲が登校する時間

「行けない自分」を感じやすい時間

でもあります。

 

その為、

朝になると強いストレスを感じ、

部屋から出られなくなる事があります。

 

この時に、

無理に学校へ行かせようとしても、

 

本人はすでに

心のエネルギーが低下している為、

反発したり、

さらに苦しくなる場合があります。

 

まずは様子を見る

 

この状態は、

不登校初期によく見られる反応です。

 

親としては正直かなり焦ります。

 

しかし、

ここで無理に起こしたり、

学校へ行かせようとしても、

上手くいかない事が多いです。

 

特に初期段階では、

何をしても改善しないように

感じる事があります。

 

だからこそ、

まずは様子を見る事も大切です。

 

具体的には、

 

・無理に起こさない

・無理に学校へ行かせない

・朝から責めない

 

を意識してみて下さい。

 

子どもと話せる時は、

 

「元気?」

「困ってる事ある?」

「できる事は協力するよ」

 

など、

味方である姿勢を見せる事が大切です。

 

無理に解決しようとするより、

安心できる存在になる事が

回復につながります。

 

時間は掛かりますが、

少しずつリビングに来たり

会話が増えたり

表情が戻ってくる事があります。

 

不登校の子どもへの接し方については

⇒不登校の子どもへの対応と声かけ完全ガイド|NG言葉と正しい接し方【経験者×支援者】

でも解説しています。

 

<スポンサードリンク>



外出したがらないのは周囲の目が気になるから

 

 

不登校になると、

外出したがらなくなる子も多いです。

 

その理由の1つが、

「周囲の目」です。

 

子どもは、

 

「クラスの人にどう思われてるだろう」

「近所の人に見られたくない」

「学校を休んでる自分を見られたくない」

 

と考え込む事があります。

 

そうすると、

不安やストレスを避ける為に、

外出を控えるようになります。

 

実際に私も当時、

 

「不登校の自分には価値がない」

「外を歩く資格もない」

 

と感じていました。

 

それくらい、

不登校になると自己否定が強くなる事があります。

 

無理に外出させようとしない

 

この時期に、

無理に外出を強要すると、

逆に苦しさが強くなる場合があります。

 

まずは、

 

「家の中で安心して過ごせる」

 

状態を作る事が大切です。

 

その為には、

 

・親子関係を安定させる

・安心して話せる空気を作る

・否定されない環境を作る

 

事が重要になります。

 

すると、

少しずつ信頼関係が深まり、

 

「今できる事」を

親子で考えられるようになります。

 

そしてその先に、

散歩や買い物など、

小さな外出につながる事があります。

 

まずは、

不安を増やす刺激を減らし、

安心できる空気を作っていきましょう。

 

不登校で外に出られなくなる背景は

⇒不登校で部屋から出てこない時の親の対応|経験者×社会福祉士が解説

でも解説しています。

 

<スポンサードリンク>



笑わなくなったのは生きる力が低下しているから

 

 

ここで言う「生きる力」とは、

気力・安心感・人と関わる

エネルギーなどを含めた、

心のエネルギーのようなものです。

 

不登校になると、

 

・表情が減る

・笑わなくなる

・会話が減る

・無反応になる

 

事があります。

 

これは、

過度なストレスや不安によって、

心のエネルギーが低下している状態です。

 

人は不安が強くなると、

これまで普通にできていた日常生活も

難しくなっていきます。

 

朝起きてもリビングに来ない。

外出したがらない。

 

これらも、

同じように「生きる力」が

落ちているサインの1つです。

 

笑わなくなった=ずっとこのままではない

 

親としては、

笑わなくなった我が子を見るのは

本当に辛いと思います。

 

しかし、

ずっとそのままという訳ではありません。

 

安心できる時間が増えると、

少しずつ表情や会話が戻る子も多いです。

 

実際に私の訪問支援でも、

 

最初は部屋から出られず、

会話もできなかった子が、

 

数か月後に少しずつ

リビングへ来るようになった

ケースは少なくありません。

 

だからこそ、

今は「動かす事」よりも、

安心を増やす事が大切です。

 

生きる力を取り戻していく

 

子どもが再び笑えるようになるには、

 

・安心できる環境

・安心できる人間関係

・安心できる時間

 

を増やしていく事が大切です。

 

例えば、

 

・親子関係を整える

・家を安心できる場所にする

・学校側と協力する

・理解してくれる大人を増やす

 

などです。

 

こうして、

空間と人間関係が整っていくと、

 

少しずつ安心感が増え、

笑顔や会話が戻ったり、

 

外出したり、

学校以外の活動に興味を持ったりと、

前向きな行動につながる事があります。

 

不登校で親と目を合わせない・会話しない状態については

⇒不登校で親と目を合わせない・会話しない理由と対応法【無視されるのはなぜ?関係は戻ります】

でも解説しています。

 

やってはいけない対応

 

親として心配するあまり

良かれと思ってした対応が、

逆にプレッシャーになる事もあります。

 

子どもを心配する気持ちは分かりますが

逆効果になる事もあるので

気を付けておきたいですね。

 

特に注意したいのは、

 

・無理に学校へ行かせる

・外へ連れ出そうとする

・「怠けてる」と責める

・他の子と比較する

・将来の不安を強くぶつける

 

などです。

 

不登校の子どもは、

すでに強い不安や自己否定を

抱えている場合があります。

 

その状態で責められると、

さらに苦しくなり、

部屋から出られなくなる事もあります。

 

まずは、

「安心できる関係」を

優先していきましょう。

 

<スポンサードリンク>



よくある質問(Q&A)

 

Q. 不登校で部屋から出てこない時は無理に起こした方がいいですか?

 

不登校初期は、

無理に起こしたり

学校へ行かせようとしても、

逆に苦しくなる場合があります。

 

まずは、

安心して過ごせる環境を作りながら、

子どもの状態を見守る事も大切です。

 

Q. 不登校で外出したがらないのは甘えですか?

 

甘えではなく、

周囲の目や不安

強く感じている状態の場合があります。

 

「学校へ行けていない自分」を

見られたくない気持ちから、

外出を避ける子も少なくありません。

 

Q. 笑わなくなった子どもは回復しますか?

 

安心できる時間や環境が増える事で、

少しずつ表情や会話が戻る子もいます。

 

実際に、

最初は部屋から出られなかった子が、

少しずつリビングへ来たり、

外出できるようになるケースもあります。

 

Q. 不登校で部屋から出てこない時に親ができる事は?

 

まずは、

 

責めない。

無理に動かさない。

安心して話せる空気を作る。

 

事が大切です。

 

焦って解決しようとするより、

安心できる関係作り

回復につながる場合があります。

 

朝の不安が強い子は、

昼夜逆転や朝起きれない状態に

つながる事もあります。

詳しくは

⇒不登校で昼夜逆転するのはなぜ?朝起きれない・朝行けない理由と改善方法【放置して大丈夫?】

も参考にしてみて下さい。

 

まとめ

 

朝起きてもリビングに来ない

外出したがらない

笑わなくなった

 

こうした状態は、

不登校によって心のエネルギーが

低下している時によく見られます。

 

だからこそ、

無理に動かそうとするより、

 

安心できる環境

安心できる人間関係

安心できる時間

 

を増やしていく事が大切です。

 

今は動けなくても、

安心を積み重ねていく中で、

 

少しずつ笑顔や会話を取り戻し、

外出したり、

新しい一歩を踏み出す子もいます。

 

焦らず、

まずは「安心できる家庭」を

土台にしていきましょう。

 

「この状態はいつまで続くの?」と不安な方は

⇒不登校の回復段階と期間|動き出す時期・復帰の兆しを完全解説【いつまで?親の対応も】

も参考にしてみて下さい。

 

もしこの記事を読んで、
 
・どう関わればいいのか分からない
・理由が分からない状態にモヤモヤしている
・子どもが急に話さなくなり不安だ
・一人で考えるのがつらい
 
と感じた方は、
個別での相談も行っています。
 
無理に学校へ行かせる方向にまとめる相談ではありません。
 
あなたやご家族の状況や気持ちを
丁寧に整理しながら、
今後の選択肢を一緒に考える相談です。
 
相談することで、
 
・気持ちが整理できる
・第三者の視点で客観的に見られる
・親子の関わり方のヒントが得られる
 
といったメリットがあります。

※個別相談について

社会福祉士として、市の支援機関で18年以上、
引きこもり・不登校の訪問相談支援に携わってきました。
オンラインでの家族・本人向け個別相談を行っています。
 
まずは 無料メール相談からでも大丈夫です。
詳しくは【個別相談のご案内】をご覧ください。

 
ここまで読んでくださり、
ありがとうございます。
 
不登校やひきこもりの状態では、
「今すぐ何かを始めなければ」
と焦る必要はありません。
 
ただ、もし
・学校の勉強から長く離れていて不安がある 
・再登校や次の一歩に向けて、少しずつ準備したい 
・家でできる学び方を知っておきたい 
 
そう感じたタイミングが来たときのために、
自宅でできる勉強方法をまとめた記事があります。
 
無理に読む必要はありません。
「今の自分(子ども)に合いそうか」を考える材料として、
必要なときにだけ参考にしてもらえたらと思います。
⇒不登校やひきこもりでもできる勉強方法をまとめた記事はこちら
 

不登校 対応

Posted by crash