社福の過去問の解説 人物問題について

2024年2月5日


社福過去問解説人物問題について、不登校引きこもり社会福祉士合格を目指す経験者が紹介します。

 

私のブログではこれまで社福過去問を20回以上やって過去5年分の問題を解いて感じた、よく試験に出るキーワードやフレーズなどを厳選し解説も交えて紹介していきます。

社会福祉士を目指す私が自分の勉強の為にこのブログでアウトプットして、社会福祉士を目指すみなさんと一緒に頑張る事ができたらと思い記事を書いてみました。

個人で調べて作っているので間違いもあるかもしれません。修正箇所が見つかった時や追加の問題や解説が出てきた時は、定期的に修正と更新をしていく予定です。

 

人物問題は個人的になかなか覚えきれない難しい問題です。

しかし、一度覚えれば毎年試験に必ず出てくる人物問題で得点を稼ぐ事ができるので、是非とも抑えておきたいジャンルになります。

 

社福の過去問を勉強するのにおすすめの本は中央法規さんの過去問です。

おすすめする理由は、合格者のほとんどの人がこの過去問で勉強しているからです。

 

問題と解説がセットになり一目で見やすくなっているし、解説の部分がしっかり説明されているのでネットだけでは説明が足りない部分も補う事ができますよ。

 

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ソーシャルワーク実践理論を発展させた人物

 

 

ジャーメイン

人間と環境の交互作用を基本視点により問題の解決を目指しています。

生態学的アプローチを展開してます。

エコロジカルアプローチや生活モデルとも言われ、生活モデルには「システム理論」「生物学理論」「人と環境の交互作用」の3つの理論が成り立っています。

 

ベーム

ソーシャルワークを本質的な観点から検討し、ソーシャルワークを3つの機能に分類して定義化をしています。

①損傷を負った能力の回復。②個人的資源と社会的資源の確保。③社会的機能の予防。

 

シュワルツ

個人と社会の関係は共生的な相互依存関係であるとして、ソーシャルワーカーの媒介機能を重視した相互作用モデルを提唱しています。

グループワーカーの機能を「個人と社会が互いに手を差し伸べる過程を媒介すること」として、媒介機能について言及し、「波長合わせ」なども提唱しています。

ソーシャルワークの展開に大きな影響を与えたともいわれています。

 

バートレット

価値の体形や知識の体系及び、多様な介入方法の3要素に基づくソーシャルワーク実践の共通基盤を展開しています。

人はただ存在しているのではなく、周囲の環境による影響も受けている存在であるといっています。

 

ゴールドシュタイン

システム理論を指向した一元的アプローチを提唱しています。

ケースワーク・グループワーク・コミュニティオーガニゼーションをシステム理論で統合(統合的アプローチ)を目指した人物です。

 

社福過去問 1問目 第32回

 

ソーシャルワーク実践理論を発展させた人物に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

 

1 .ベーム( Boehm, W. )は、人間と環境の交互作用を基本視点とした生態学的アプローチを展開した。

2 .ジャーメイン( Germain, C. )は、ソーシャルワークを本質的な観点から検討し、ソーシャルワークの活動を三つの機能に分類して定義化を試みた。

3 .シュワルツ( Schwartz, W. )は、個人と社会の関係は共生的な相互依存関係であるとし、ソーシャルワーカーの媒介機能を重視する相互作用モデルを展開した。

4 .ゴールドシュタイン( Goldstein, H. )は、価値の体系、知識の体系および多様な介入方法の3要素に基づくソーシャルワーク実践の共通基盤を提唱した。

5 .バートレット( Bartlett, H. )は、システム理論を指向した一元的アプローチを展開し、後に認知的 – 人間性尊重アプローチを展開した。

 

正解は3になります。

1.ジャーメインは人間と環境の交互作用を視点として生物学的アプローチを展開しています。

2.ベームはソーシャルワークの活動を3つの機能に分類し定義化を試みました。

3.シュワルツは相互依存関係であるとした相互作用モデルを展開しているので正解です。

4.バートレットはソーシャルワーク実践の共通基盤を提唱しています。

5.ゴールドシュタインはシステム理論を指向した一元的アプローチを展開しています。

 

要約・問題を解いてみて感じた事

 

ジャーメイン=生態学アプローチ。

ベーム=3つの機能に分類・定義化。

シュワルツ=相互作用モデル。

バートレット=ソーシャルワーク共通基盤。

ゴールドシュタイン=一元的アプローチ。

 

と、なるべく単語かして頭に叩き込むように整理していました。

まだ、この時点で私も覚えこむ事ができてません!(笑)

 

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ソーシャルワーク実践理論の基礎

 

ランク

クライエントの過去ではなく現在に着目し利用者の主体性を引きだす意志療法(機能的アプローチ用いた)を活用した療法で、診断主義学派の批判として生まれています。

 

ロス

コミュニティーオーガニゼーションを提唱し、地域社会が団結し物事を実行する態度を育てる過程とし、統合説を唱えています。

 

パールマン

問題解決アプローチを提唱した人物です。

ケースワーク(個別援助)において共通する構成要素①人(Person)②問題(Problem)③場所(Place)④援助過程。といった4つのPがあります。

精神分析や自我心理学の理論を否定していません。

 

ホリス

心理社会的アプローチを提唱しています。

診断主義学派の概念を継承し機能主義学派の概念を取り入れています。

 

タフト

機能主義学派がクライエントのニーズをソーシャルワーカーの所属する機関の機能や役割を活用して解決する事に焦点をあてる事を提唱しています。

 

社福過去問 2問目 第32回

 

ソーシャルワーク実践理論の基礎に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

 

1 .ランク( Rank, O. )の意志療法は、利用者の過去に着目し、利用者のパーソナリティの構造や自我の働きを捉える診断主義学派の礎となった。

2 .ロス( Ross, M. )のコミュニティ・オーガニゼーション説は、地域における団体間調整の方法としてのインターグループワークを提唱した。

3 .ホリス( Hollis, F. )の心理社会的アプローチは、診断主義学派と機能主義学派、両アプローチの折衷アプローチであり、両学派の統合を試みた。

4 .タフト( Taft, J. )ら機能主義学派は、ソーシャルワーカーが所属する機関の機能に着目し、機関におけるソーシャルワーカーの役割を重視した。

5 .パールマン( Perlman, H. )の問題解決アプローチは、精神分析や自我心理学の理論を否定し、人・状況・その双方の関連性においてケースワークを捉えた。

 

正解は4になります。

1.ランクの意志療法は機能的アプローチと覚えましょう。内容はリッチモンドの治療モデルの説明になります。

2.インターグループワークの提唱ではなく統合説になります。

3.パールマンの問題解決アプローチの説明になります。

4.クライエントの意思を尊重し個別性に着目したアプローチでソーシャルワーカの役割を重視しているので正解です。

5.問題解決アプローチは診断主義と機能主義の折衷派で診断主義派の精神分析を否定していません。

 

要約・問題を解いてみて感じた事

 

ランク=機能的アプローチ。

ロス=コミュニティ・オーガニセーション説(統合説)

ホリス=心理社会的アプローチ。

パールマン=問題解決アプローチ。

タフト=ソーシャルワーカーの役割重視。

 

といった感じで覚えてみようかと考えました。

 

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パーソナリティの理論

 

 

クレッチマー

類型論により体格と気質の関係を示しました。

例えば身体の各部位を顔の大きさや長さ太さなど、200項目を客観的に体質の類型を判定し、肥満型、闘志型、細長型などの体質を出し、それを基準に統合失調症や両極性障害にてんかんなどの精神病に結び付けたりしました。

 

ユング

外向型と内向型の2つの類型を提唱しました。

外向型とは、言葉からも読み取れるように社交的な人と言われています。しかし、世の中に流されやすいといった性質があります。

逆に内向型は、我慢強さを持っていますが、気分のムラがあるといった性質があります。

 

キャッテル

「因子分析法」という科学的な方法を使いパーソナリティー構造を解明しようとしました。

16PF:16パーソナリティ因子質問紙といった性格検査を作っています。

キャッテルは知能に関する「結晶性知能」と流動性知能」を提唱した人物です。

 

オールポート

パーソナリティで多数に共通している「共通特性」と個人特有の「個人特性」に分類した人物です。

パーソナリティ心理学という本を出版した事でも有名で、20世紀の最も傑出した心理学者100人のうち、11位と評価されています。

 

マックレー・コスタ

5因子モデル(BigFive)を提唱し「神経症的傾向」「外向性」「開放性」、「協調性(」、「誠実性」のパーソナリティーを5つに分類しています。

 

社福過去問 3問目 第32回

 

パーソナリティの理論に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

 

1 .クレッチマー( Kretschmer, E. )は、特性論に基づき、体格と気質の関係を示した。

2 .ユング( Jung, C. )は、外向型と内向型の二つの類型を示した。

3 .オールポート( Allport, G. )は、パーソナリティの特性を生物学的特性と個人的特性の二つに分けた。

4 .キャッテル( Cattell, R. )は、パーソナリティをリビドーにより説明した。

5 .5因子モデル( ビッグファイブ )では、外向性、内向性、神経症傾向、開放性、協調性の5つの特性が示されている。

 

正解は2になります。

1.クレッチマーは「類型論」で体格と気質の関係を説いています。

2.ユングは外向型と内向型に分類しているので正解です。

3.オールポートは共通特性と個人特性に分類しています。

4.キャッテルは因子分析法を使いパーソナリティー構造を解明しようとしました。

5.内向性が間違いで正しくは勤勉性になります。

 

要約・問題を解いてみて感じた事

 

クレッチマー=「類型論」

ユング=「外向型」「内向型」

オールポート=「共通特性」「個人特性」

キャッテル=「因子分析法」

5因子モデル( ビッグファイブ )=「外向性」「内向性」「神経症傾向」「開放性」「協調性」

とまとめてみました。

今のところ、ユングの人物と意味が私の中でインプットできた感じです。

他はまだまだ問題を解いて調べてといった感じですね(汗)

 

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日本の社会福祉の人物

 

石井十次

 

「無制限主義」を掲げ、孤児を救済する為、1887年に岡山孤児院を設立。

 

石井亮一

 

1897年に日本で初めての知的障害児施設、滝乃川学園を設立した。

 

竹内愛二

 

アメリカで学んだケースワーク理論を日本に紹介しソーシャルワークの理論化や専門性の向上に貢献した。

 

片山潜

 

1897年セツルメント・ハウス、キングスレー館を設立した。

 

浅賀ふさ

 

日本最初の医療ソーシャルワーカーとして活躍した。

 

岡村重夫

 

社会関係を客体的側面からだけでなく、主体的側面からとらえ、社会福祉の対象を社会生活上の困難であるとした。

地域福祉論を掲げ、コミュニティーオーガニゼーションとコミュニティーケアの統合を試みた。

 

留岡幸助

 

1899年に東京。1914年に北海道で家庭学校を設立し感化教育を行った。

「感化教育」とは、子どもは無意識のうちに身近なひとの影響を受けて育つという教育である。

 

山室軍平

 

1895年に日本救世軍に入隊。1900年に廃娼運動を指導した。

 

野口幽香

 

1900年に貧困児童の為の幼稚園、、二葉幼稚園を設立した。

 

笠井信一

 

1917年、貧民救済制度である済世顧問制度を設立した。岡山県の知事でもあった。

 

林市蔵

 

1918年、小河滋次郎の協力を得て方面員制度を設立した。大阪府の知事でもあった。

 

糸賀一雄

 

「この子らを世の光に」という言葉を提唱し1946年、知的障害児施設、近江学園を設立した。

 

 

社福過去問 4問目 第30回

 

日本の社会福祉の発展に寄与した人物に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

 

1 .石井十次は、医療ソーシャルワーカーとして実践に携わった。

2 .浅賀ふさは、北海道家庭学校を創設し、感化教育を実践した。

3 .岡村重夫は、社会関係の主体的側面に焦点を当てた社会福祉固有の視点と領域を提起した。

4 .留岡幸助は、ケースワーク技術や援助プロセスにおける理論を発展させた。

5 .竹内愛二は、「無制限主義」を掲げ、孤児を救済する民間社会事業を展開した。

 

正解は3になります。

1.石井十次は「無制限主義」を掲げ、孤児を救済する岡山孤児院を設立しています。

2.浅賀ふさは日本初の医療ソーシャルワーカーとして活躍しました。

3.岡村重夫は、社会関係の主体的側面に焦点を当てた社会福祉固有の視点と領域を提起しました。

4.留岡幸助は、北海道家庭学校を創設し感化教育を実践しました。

5.竹内愛二は、ケースワーク技術や援助プロセスにおける理論を発展させました。

 

要約・問題を解いてみて感じた事

 

石井十次=岡山孤児院

石井亮一=滝乃川学園

糸賀一雄=近江学園

竹内愛二=ケースワーク理論

片山潜=キングスレー館

浅賀ふさ=日本最初の医療ソーシャルワーカー

岡村重夫=地域福祉論

留岡幸助=家庭学校

山室軍平=日本救世軍

野口幽香=二葉幼稚園を設立

笠井信一=済世顧問制度

林市蔵=小河滋次郎と方面員制度を設立

 

日本の社会福祉に貢献した人物が多数います。

よく目にするのが、石井十次、石井亮一、留岡幸助、糸賀一雄、片山潜、笠井信一、林市蔵などです。

この辺はしっかりと覚えておきたい人物で、私も過去に試験を受けてこの中で紹介した人物がほとんど出題されています。

 

古典的条件づけ

 

レスポンデント条件づけ

経験によって形成された刺激と反応が結びついた事をいう。

 

ロシアのパブロフで有名な「パブロフの犬の実験」に基づいている。

内容は、犬にエサを与える前にベルを鳴らし刺激を与え、これを何度も繰り返すと、犬はベルの音だけで唾液を出す反応をするようになった。

 

オペラント条件づけ

生活体の自発的な反応に基づいた条件反応

 

スキナーの箱が有名で、ねずみがバーを押すとエサが出てくる仕掛けに気付く事で、そのねずみは何度もバーを押してエサを求めるようになった。

 

要約

 

パブロフ=レスポンデント条件づけ

スキナ=オペラント条件づけ

 

レスポンデント条件づけの問題例は、「自転車に乗って事故に遭った日以降、自転車に乗る時に不安を強く感じるようになった」というのがあります。

 

オペラント条件づけの問題例は、「テスト前に勉強時間をたくさん使って高得点が取れたので、次のテスト前にも勉強時間をたくさん使うになった」というものがあります。

 

まとめ

 

について、不登校引きこもり社会福祉士合格を目指す経験者が紹介しました。

 

人物問題はただ流して説くだけでは覚える事が難しいので、何度も問題を解いたり人物について教材やネットでより深く調べる事で理解度が上がっていくと思います。

私も問題の解説をしながら少しずつ人物と意味を関連付ける事ができはじめています(汗)

 

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