引きこもり30代で社会復帰する方法は?
引きこもり30代で社会復帰する方法は?について、不登校引きこもり経験者が語ります。
引きこもりで30代になると、もう遅いと考え不安が大きくなっていくと思います。
私は10代に7年間不登校からの引きこもりを経験し今は社会復帰をしていますが、30代の復帰は経験していません。
それでも10代や20代に苦しんだ経験から、30代で考えられる社会復帰の方法を考えてみました。
10代20代では学校に行ってからでもという考えになりやすいですが、30代でも果たしてそういう方法はできるかなども考えていきます。
Contents
引きこもり30代で社会復帰する方法
引きこもり30代で社会復帰をする為に必要な方法は、今の自分の状態を考えた上でできる事をしていく。という事になります。
多分、一般的な社会復帰の定義のイメージは仕事をする事になると想像するので、この目的を見失わないようにできるだけ最短の道を選んでいく方法がおすすめです。
でも、だからといって遠回りするのがダメという訳でもありません。
あくまでも最短で社会復帰を考えた時に、仕事に結びつく経験以外は選ばない方が早いですよという事になります。
なので、30代になると学校もただ行ったらいいというのではなく、ある程度の目的があった方がいいかと思います。
それでも、今では通信の高校や色んな高卒資格の方法があるので、高卒資格を取るというのでしたら、昔よりは取る為の方法が増えているので行動しやすい所もあります。
それでは仕事(アルバイトも含む)に結びつく、社会復帰に必要な方法を挙げていきます。
家族以外の人と繋がりを持つ
家族以外の人と繋がりを持つようにしましょう。
これは家族は関係性が良くも悪くも距離が近い存在です。
ですので、他人との繋がりを持ち、家族以外の人と話をしたり一緒に行動する経験を重ねていきましょう。
この経験を積んでいき慣れてくると、他人や外に対する不安が少しづつですが、薄れていくようになっていきます。
いずれお仕事をする時に、どんなお仕事でも他人と関わる事が出てくるので、まずはこの人に慣れる経験するという機会を作るようにして下さい。
まずは、住んでいる地域の福祉や支援機関に相談し、家族以外に関われる支援者と繋がる事をおすすめします。
外に出る
他人に慣れたら次は外に出る機会を作りましょう。
これはまず家族と一緒でもいいですし、家族以外に繋がった他人と一緒でもいいです。
できれば外に出る用事は、食事や好きな事(ゲーム・マンガ・音楽・洋服など)といった、日常に必要な事や興味のある事の方が、目的を持って外に出れるので周囲を意識したり気にするレベルが下がると思います。
1人で外に出れるのでしたら、1人でも散歩などでもいいので、外に出る経験を重ねていきましょう。
ボランティア活動に参加する
ネットなどで探してみると意外とボランティア活動があります。
私の住んでいる福岡市では、中心部の清掃活動をするボランティアがあり、支援しているひきこもりの子どもと一緒に何度も参加した経験があります。
ボランティアはある意味、お金を貰わないお仕事といった感じなので、仕事の練習としてボランティアを活用するのはいい経験になると思います。
私が支援してボランティアに参加した子どもは、その後、アルバイトを始めてお仕事をするように成長しました。
資格を取る
もしなりたいなと思う職業やジャンルがあり、資格が必要でしたら資格の取得をおすすめします。
私の周りの引きこもりの方も資格取得をしてスキルアップをしていました。
まだ仕事には結びついてないですが、タイミングが合えば資格を活かしたお仕事ができ、目的の仕事もハッキリとしているので、最短の社会復帰の方法のひとつとも言えます。
また、資格を取得する上で高卒が必要になってから、高校への入学などを検討されて良いかと思います。
先ほども出しましたが、全国には引きこもりにも対応した通信の高校があるので、そういった高校を検討してみるといいでしょう。
仕事は多様化している
現代は昔よりもテクノロジーが発展しインターネットを使ったビジネスや昔だったら成り立たなかったお仕事が登場しています。
例えばの例で挙げると、ネットのブログ収入。物品の売り買い。クラウドサービスを使ったネットでの単発や契約のお仕事(文章作成・調べもの・アンケートなど)家事代行サービスなどがあります。
特にネットを使ったお仕事は学歴や資格がなくてもできるお仕事も多く、パソコンやスマホにネット環境があれば今すぐにでも始める事ができます。
家事代行サービスも孤立した高齢者や忙しい現代人の変わりに、掃除をしたり買い物の用事をしたりと行った事が仕事としてなりたっています。
感覚的にはお家のお手伝いでお小遣いが貰えるのと同じような感じです。
こういったお仕事は年齢もそれほど問わない事も多いので、ある意味最短で仕事をする方法ともいえますよ。
自分のペースで目の前の事で行動しよう
引きこもり30代での社会復帰は就職(正社員)だけにこだわらず、アルバイトも含めて社会復帰と考える方が、気持ちも少し楽になり行動し易くなります。
ちなみにアルバイトも続けて信頼を得られると正社員枠の雇用もあると思うし、実際に私は飲食店でアルバイトを続けていたらその話が出てきた経験をしています。
また、現代の社会では正規雇用率も昔より下がっているので、引きこもりにとって正社員は現実的とは言えない感じです。
まずは行動をして経験を重ねて行かないと前に進まないので、自分のペースでできる事を出来る限り続けていくのが大事になってくるでしょう。
私も行動を続けたから引きこもりから抜け出した生活を送れるようになっています。
みなさんもとりあえず高校といった考えより、今の自分の年齢や状態を考えた上で、他人との関わりや外に出る経験を重ね、必要に応じてボランティアや資格の取得。高卒を考えて方法を選んでいきましょう。
まとめ
引きこもり30代で社会復帰する方法は?について、不登校引きこもり経験者が語りました。
ここで言うのもおかしな話かもしれませんが、仕事をするだけが社会復帰になるとは個人的には考えていません。人と繋がり大きな不安もなく用事があれば外に出たり人と会えるのでしたら、それは一つの社会復帰だと私は考えています。
しかし一般的な社会復帰は仕事=社会復帰とイメージされています。
このイメージで考える社会復帰の方法としては、とにかく家族以外の人と関わる経験を重ねていく事です。
どんな仕事であっても誰かと繋がらないとお金や収入は発生しませんし、そのお金は他人の誰かが払ってくれます。
ですので、家族以外の人との繋がりを経験し慣れる事が、まずは社会復帰の第一歩と言えるのかと私は思います。
昔に比べて色んな仕事や稼ぎ方があるので、できるだけ遠回りしない方法でゴールに最短で付ける選択ができると、社会復帰も近づくのではないでしょうか。
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