児童相談所の一時保護で措置にならない為に必要な社会は?


児童相談所一時保護措置にならない為に必要な社会は?について、先日ある新聞記者の方の質問に答えた時に、この回答をこのブログにも載せたいなと思いコピペする形で記事を出します(汗)

実際に私も中学生の時の不登校により、児童相談所に一時保護される寸前までいきました。

当時は引きこもり化して家で暴れており、母の通報次第で私の運命が決まる所でしたが、母子家庭の環境で日々大変な母ちゃんでも、暴れている息子である私の事を信じており、「一時保護は絶対にしたくない」という気持ちの元、踏ん張っていました。

今思い返すと本当に迷惑を掛けたなって思うけど、当時の私が抱いていた孤立感や寂しさに親にされ頼れないと思っていた葛藤の負の感情を、怒りや反感を買う事でしか表現できなかった自分がいたんだなと感じています。

実際に父のDVを見て育ち、小学校高学年から中学時代にかけて一部の同級生からイジメやからかいを経験し、精神的にも肉体的にもしんどくて自分の事を守ること以外家族や周囲に気を配れなかったと思います。

 

世の中どんな事でも良し足はあると思います。

同じように児童相談所の一時保護も状態の改善に役立つ事もあれば、逆に悪化に向かう事だってあります。

そんな中、ある新聞記者の方からの質問であった、「もっと早い段階でなんらかの支援につながっていたら、一時保護されるほどの大事には至らなかったのでは?と思われたことがあったでしょう。具体的にはどんな例だったでしょうか」についての自分なりの回答を、子ども支援12年目の私が答えた分を紹介します。

 

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早い段階でなんらかの支援につながっていたら一時保護はいらない?

 

 

質問

「もっと早い段階でなんらかの支援につながっていたら、一時保護されるほどの大事には至らなかったのでは?と思われたことがあったでしょう。具体的にはどんな例だったでしょうか」

 

はじめに一時保護される子どもはそこに至るまでの間に、子どもの問題。親の問題。家族の問題が、そのまま社会に触れることなく孤立をしたり、あるいは支援に繋がっていても適切な支援が届いてなかったりする事が要因の一つにあると思います。

それは、支援が行き届いてないから行政や今の支援体制がダメなのではなく、今の世の中や社会が無関心であったり、社会的に孤立しがちな人に対し自己責任論や差別。自分とは違う世界の人間として見る風潮がある事だと感じます。

実際に児童相談所の建設を巡り反対運動が起きたりしています。

こういった背景から、福祉に対する支援環境は十分とは言えず、限られた人達と予算で支えているのが現状だと感じます。私の周囲の支援者も身を削り、時間を削り、少ない賃金ながらも、その人の気持ちだけで活動を続けている人が多くいます。

なので支援が届く範囲も狭く、多様な問題に対し、限られた支援しか用意されてないので、一時保護という形で問題が大きくなり過ぎた所で、そこからようやく本格的な支援がスタートという事もよくあると思います。

私の場合だと、夫婦の問題(父から母へのDV)から始まり、母が息子と娘を連れ何度も父から家出しては戻り、結局、母子家庭になって、母の仕事と家事と育児の負担から、それを見た子どもが親に頼れず孤独や不安を抱え我慢し、中学で不登校になった事で、家庭内暴力など、支援が必要とされる問題が多発しました。今振り返ると私の場合も問題が悪化する前にできる支援はあったと感じています。

この現状を改善するには、世の中が孤立しがちな人への関心を示し、我が事として考える。そして、子どもだけでなく大人も気軽に相談できる支援機関や多用な問題に対応できる支援体制を、それぞれの地域に根差していく事で、一時保護に至らなく、問題が悪化し嫌な体験をしなくて済む子どもや家族が増えると思います。

 

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まとめ

 

児童相談所一時保護措置にならない為に必要な社会は?について、子ども支援歴12年の不登校ひきこもり経験者が語りました。

当時暴れ倒していた私は親から周囲から変人だったり、精神が病んだ変わった人間だと思われていたでしょう。

実際に一度精神病院で検査をしに勝手に連れていかれた経験もあり、その時は暴れて途中で帰った記憶があります。

そんなどん底の私でも、今では生きていく為に必要な環境や人との繋がりがあるので、暴れる事もなければ精神病院等にかかったり薬を服用する事さえありません。

何が言いたいかというと、こういった問題は先天的に何かを持っていれば、必要に応じて病院受診や薬などのケアもいると思いますが、一番は安心できる環境を作ったり安心できる人との繋がりを作る事に改善のヒントが隠されていると思います。

 

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