引きこもりが社会復帰に必要な事は?
引きこもりが社会復帰に必要な事は?について、不登校引きこもり経験者が語ります。
引きこもりの社会復帰はとても大変なイメージがありますし、時間も掛かる事は誰もが想像できる事ですよね。
また、引きこもり当事者も自分が社会復帰をする事は、とても先の事で実現するのは難しいと感じている事でしょう。
私も10代で引きこもりを経験した頃でさえそう思っていました。
それが20代30代と年齢が上がるにつれて、より厳しく感じる事だと思います。
今回は、不登校・引きこもりを経験し支援している私が考える、引きこもりの社会復帰について解説していきます。
引きこもりが社会復帰に必要な事

引きこもりが社会復帰に必要な基本的な要素は、「安心・安全・仲間」だと思います。
それはなぜかと言うと、引きこもりの方達が外に出れない。人との関わりに不安を覚える要因に安心・安全・仲間という要素が関わっているからです。
これらを一つ一つ解説していくと、安心や安全は、過去に学校や職場で落ち着いて過ごす事ができなかった。
例えば、クラスメイトや職場の同僚からイジメられてたとか、孤立して過ごしていたなどの、安心や安全が保たれない環境で過ごしてきた事がトラウマになってたりします。
また、それと同じように仲間がいないかほとんど無いに等しく、いつも孤独を感じて過ごしていた事などが、家に引きこもらざる得ない要因になってたりします。
ですので、引きこもりの方が社会復帰する為には、引きこもりになった要因でよく言われる安心や安全な環境を作り応援してくれる仲間を作る事が大切になってきます。
実際に引きこもり支援をしていて抜け出した方の多くの声に、「自分の気持ちを聞いてくれる。応援してくれる仲間ができた事。自分がここに居てもいいんだと感じた安心して安全に過ごせる居場所があった。」事を挙げています。
これらの3つの要素を作っていく事が、社会復帰の大前提としてあるという事を考えて、できる事から行動していく事が大切になってくると思います。
具体的には、引きこもり地域センターなどの引きこもりの支援や相談を受け付ける相談機関と繋がったり、就労支援センターに地域の引きこもり自助グループなどの会にも足を運んでみるといった事で、まずは安心・安全・仲間を作っていきましょう。
そういった基礎を作れるようになると、アルバイトや学校や資格の勉強などの過程を経て、就労といった流れで少しづつ引きこもりから社会復帰への階段を上っていく事ができるようになってきます。
私自身もこの過程を歩んで行ったし、今支援をしている10代の青年(2年間の支援)も全くの引きこもりからこういった要素を取り入れた事により、アルバイトをできるまで成長する事ができています。
細かい事は色々とありますが、まずは安心・安全・仲間を作る事が、前を向いて歩き続け社会復帰へと繋がる大きな力になっていきますよ。
自立よりも安心できる仲間を作る

ここまで社会復帰に必要な基本的な要素を解説してきました。
さらに何度も言うようで変なセールスの勧誘のような言い回しが多いですが(笑)
安心でき何でも話せる仲間の存在はとても大切です。
人は話して気持ちを吐き出す事で不安や悩みの半分以上は解消されると言われたりします。(心理カウンセラーの動画で解説されていました。)
ですので、社会復帰に向けて歩み出した時に、大変だったり辛い事や不安が出てきた時に、この安心できる仲間の存在がいるといないでは、ストレスの半分の差が出てくるのです。
実際に私が支援している10代の青年も順調に引きこもりからアルバイトへ繋がったのではなく、その時々に不安や悩みがあり、私という何でも話を聞いて気持ちを受け入れて一緒に考える存在がいたから、青年の方も言葉にして話す中で気持ちが少しでも晴れたり頭が整理されたりして、何とか「まぁできるだけ頑張ってみます」という気持ちになって歩む事ができていました。
私自身も引きこもり当時、自分の気持ちを聞いてくれて受け入れてくれる大人の存在がいたから、あきらめずに不安や辛い時もなんとか乗り越える事ができたような気がします。
まとめ
引きこもりが社会復帰に必要な事は?について、不登校引きこもり経験者が語りました。
まずは自分自身の安心・安全を外に作っていき、安心でき何でも話せる仲間を作る事で、社会復帰への道が自然と開かれていくものと私は思います。
人はしっかりしているようで。自立しているようで。実はみんな色んな人に支えられながら生きているんですよね。
それは、普段は目に見えない物ですが、真面目傾向の引きこもりの方は特に、自分の力で頑張ろうと思うよりも誰か応援してくれる仲間や安心できる外の居場所を作る事で、1人よりも何倍ものエネルギーを獲得でき1人よりも何倍もの成長ができるんだと思います。
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