不登校の子どもが見せるサインと親が今すぐやるべき対応法
子どもが「学校に行きたくない」と言い出した時、
親としてどう対応したらいいのか分からず、
不安や焦りでいっぱいになる方はとても多いです。
- 無理に行かせた方がいいのか
- 休ませて大丈夫なのか
- このままずっと不登校になってしまうのではないか
この記事では、
不登校になる子どもの状態(サイン) と
親が今すぐできる正しい対応方法を、
不登校・ひきこもり当事者経験+支援視点から
わかりやすく解説します。
「何をすればいいか分からない…」という親御さんが、
今日からできる行動が見つかる内容になっています。
Contents
不登校は「怠け」ではなく心と体の限界サイン

不登校は「学校に行かない状態」ではありますが、
本質は 心や体が限界を迎えているサイン です。
多くの子どもは、突然行けなくなるのではなく、
その前から小さな異変を出し続けています。
不登校になる前に子どもが見せやすい状態・サイン
子どもによって違いはありますが、
よくあるサインは次のようなものです。
朝起きられなくなる
- 何度起こしても起きない
- 起きても動けない
- 登校時間になると体調不良を訴える
これは甘えではなく、
強いストレスで自律神経が乱れている状態
の可能性があります。
登校前に情緒が不安定になる
- 急に泣き出す
- イライラする
- 無言になる
学校を前にすると心が緊張状態になり、
感情がコントロールできなくなります。
元気がなくなる・無気力になる
- 好きだったことをしなくなる
- 表情が乏しくなる
- 会話が減る
心が疲れ切ると
「何もしたくない」状態になります。
頭痛・腹痛・吐き気が増える
病院では異常がないのに症状が続く場合、
心理的ストレスが体に出ているケースも少なくありません。
親がやってしまいがちなNG対応

不安が強いほど、親は次の行動を取りがちです。
無理に登校させる
- 「甘えるな」
- 「みんな行っている」
- 「このままじゃ将来困る」
短期的には動いても、
長期的には不安・自己否定・無力感を
強めてしまうことが多いです。
理由をしつこく聞く
子ども自身も
「なぜ行けないのか分からない」
状態のことが多く、
追及されるほど苦しくなります。
親の価値観で正そうとする
「気合い」「根性」「努力」で
解決できないのが不登校です。
親が今すぐできる正しい対応
① まずは「休ませる」ことを認める
不登校初期は回復期です。
- 無理に動かさない
- 生活リズムより心身の安全を優先
- 休むことを肯定する
「休んでいい」というメッセージは、
子どもの緊張を大きく下げます。
話を聞くときは“解決しようとしない”
正解を探すよりも、
- 否定しない
- 途中で遮らない
- アドバイスしすぎない
「そう感じてるんだね」
「それはしんどかったね」
この共感が回復の土台になります。
家を「安全基地」にする
- 叱られない
- 比較されない
- 評価されない
家が安全になるほど、
子どもは外に向かう力を取り戻していきます。
親自身が一人で抱え込まない
親の不安は必ず子どもに伝わります。
- 情報を集める
- 経験者・支援者に相談する
- 親の心のケアをする
これは子どもの回復を早める重要な行動です。
親の関わり方が変わると、子どもは動き始める
私自身、不登校・ひきこもり時代、
一番つらかったのは「理解されないこと」でした。
でも
- 責められなくなった
- 急かされなくなった
- 気持ちを聞いてもらえた
この変化が、回復のスタートでした。
親が変わると、子どもの安心感が変わります。
安心感が変わると、行動は自然に動き始めます。
よくある親御さんの不安

- このままずっと家にいたらどうしよう
- 将来働けるのか
- 何年も続いたら取り返しがつかないのでは
この不安はとても自然です。
多くの親御さんが一番不安に感じるのは、
「このままで将来は大丈夫なのか?」
という点ではないでしょうか。
実はこの不安は、正しく整理すると大きく軽くできます。
(将来が見えない不安への向き合い方と現実的な対策をまとめています)
不登校の時間を「回復と準備」に変える視点
不登校の期間は「空白」ではなく、
- 心を回復させる時間
- 自分を知り直す時間
- 次の一歩の準備期間
に変えることができます。
不登校の期間は、
何もしない時間ではありません。
回復と準備の時間に変えることで、
子どもの自己肯定感は少しずつ戻っていきます。
実際に、不登校・ひきこもりの時期に
家でできることを具体的にまとめています。
👉 不登校・ひきこもりでもできる家での趣味・仕事・生き方 今から始められること
(回復期の過ごし方・将来につながる行動例)
それでも苦しい時は、外の力を使っていい
不登校は家庭だけで抱える問題ではありません。
- 学校以外の居場所
- 経験者の視点
- 専門的な相談
を組み合わせることで、
親も子も楽になります。
よくある質問(Q&A)
Q1. 不登校のサインってどんなものがありますか?
不登校のサインは
学校に行きたがらない言動だけでなく、
頭痛・腹痛を訴える
学校の話をしなくなる
表情が暗くなる
夜更かしや朝起きられないなど
生活や行動の変化として
出ることが多いです。
親が変化に早めに気づくことで、
深刻化を防ぐ一歩になります。
Q2. 「行きたくない」と言われた時、親はまず何をすべきですか?
まずは責めずに
気持ちを受け止めることが大切です。
理由を丁寧に聞き
否定せず共感することで
安心感が生まれ、
子どもが話しやすくなる関係を
作ることが優先です。
Q3. 親が焦って対応してしまうとどうなりますか?
焦りや強引な問い詰めは
子どもにプレッシャーを与え、
逃避行動やさらに話しにくい状態に
してしまう可能性があります。
子どものペースを尊重し
安心できる環境づくりを
心がけましょう。
Q4. 生活リズムの乱れは不登校のサインですか?
はい
夜更かしや朝起きられない
生活のリズムが崩れることは
不登校の兆候として
よく出る行動変化です。
日中の体調不良や不安とも
関係していることがあります。
まとめ
不登校は失敗ではありません。
子どもが生き延びるために出している
大切なサインです。
親ができる最初の支援は、
- 休ませる
- 責めない
- 聞く
- 抱え込まない
この4つです。
焦らなくて大丈夫です。
正しい関わりは、
必ず子どもの力を取り戻していくと思います。
もしこの記事を読んで、
・どう関わればいいのか分からない
・理由が分からない状態にモヤモヤしている
・子どもが急に話さなくなり不安だ
・一人で考えるのがつらい
と感じた方は、
個別での相談も行っています。
無理に学校へ行かせる方向にまとめる相談ではありません。
あなたやご家族の状況や気持ちを
丁寧に整理しながら、
今後の選択肢を一緒に考える相談です。
相談することで、
・気持ちが整理できる
・第三者の視点で客観的に見られる
・親子の関わり方のヒントが得られる
といったメリットがあります。
※個別相談について
社会福祉士として、市の支援機関で18年以上、
引きこもり・不登校の訪問相談支援に携わってきました。
オンラインでの家族・本人向け個別相談を行っています。
まずは 無料メール相談からでも大丈夫です。
詳しくは【個別相談のご案内】をご覧ください。
ここまで読んでくださり、
ありがとうございます。
不登校やひきこもりの状態では、
「今すぐ何かを始めなければ」
と焦る必要はありません。
ただ、もし
・学校の勉強から長く離れていて不安がある
・再登校や次の一歩に向けて、少しずつ準備したい
・家でできる学び方を知っておきたい
そう感じたタイミングが来たときのために、
自宅でできる勉強方法をまとめた記事があります。
無理に読む必要はありません。
「今の自分(子ども)に合いそうか」を考える材料として、
必要なときにだけ参考にしてもらえたらと思います。
⇒不登校やひきこもりでもできる勉強方法をまとめた記事はこちら


















