再登校のきっかけやペースはどうする?経験者が語ります。

2025年2月14日


再登校きっかけペースはどうする?について、不登校引きこもり経験者が語ります。

不登校や引きこもりになると、学校復帰が一つの目標になるでしょう。

しかしいざ再登校となると、そのきっかけや登校するペースの加減が大切になってきます。

今回は、再登校するにあたってなるべく子どもに負担を掛けないような関わりやサポートの仕方について、解説していきます。

 

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再登校のきっかけは区切りや環境の変化を利用する

 

 

再登校のきっかけとして王道なパターンは「新学期・新年度・クラス替え」などのタイミングがおすすめです。

やはり不登校や引きこもりをしている子ども本人もそうですが、クラスの子どもや先生の動き出すタイミング的にも区切りや環境が変わる時が動きやすい状況になります。

 

ですので、その区切りに向けて学校復帰に慣れる為に、学校の先生との繋がりを持てるように関係性作りを始めてから、学校に時々先生と一緒に行ってみる練習をしたり、保健室登校などのすぐにクラスに入るのではなく、子どもの心と体の負担をなるべく軽減する形で再登校に向けての無理のない経験を積ませていくのがいいでしょう。

 

そうして、学校の先生との安心できる繋がりができ、学校に行くのに抵抗が無くなってきたら再登校するタイミングを子どもと一緒に考えていきましょう。

 

私の経験上、不登校や引きこもりの子どもの傾向として理由やきっかけが欲しくなる感じなので、再登校するきっかけとして、「新学期が始まるからその時にどう?」や「新年度が始まるからどう?」や「クラス替えがあるからどう?」など、学校の環境が変わるタイミングで再登校を提案しそこに向けて準備をするのがスムーズにできると思います。

 

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再登校は登校するペースを大切にしよう

 

 

いざ再登校するにあたって、登校するペースはとても大切です。

いきなり毎日通う事も悪くはないですが、できるだけ子ども本人の意思を確認して尊重するように登校ペースを考えていきましょう。

 

1日休んだらまた不登校になるかもという親の不安はあるのは確かでしょう。

だからといって、親の不安を無くすための子どもの気持ちを無視した毎日登校は、返って長期的な不登校の復活の可能性を上げてしまいます。

 

最初は子どもも親の期待と不安を背負って、なんとか学校に毎日登校するように努めるでしょう。

しかし、子ども本人の心と体の限界を超えると再び不登校に陥ります。

 

そうなると、お互いに不満が沸き上がっていきます。

親は「やっぱり子どもは不登校にまたなった。頑張りが足りないじゃないの。」子どもは「親の言う通り頑張ったけど結局、認めてくれなかった。そしたらもうどうでもいいや。」のような感情がお互いに出てきます。

 

親と子どもの気持ちをお互いに裏切らないようにする為にも、登校のペースは子どもの気持ちを確認しながら登校のペースをできるだけ子どもの気持ちに寄り添う形のペースでサポートしていきましょう。

結局学校に登校する事は、子ども自身の問題で一番の当事者です。

だからこそ、子どもがある程度納得できる形で再登校を促すのが大切になっていきます。

 

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復帰後また休むのはなぜ?

 

学校に復帰してもまた休む事は良くあると思います。

私も当時、中学2年で学校復帰を果たしましたが、中学3年の途中から再び休むようになりました。

その時の原因はハッキリしており、中3で受験モードに入った先生とクラスメイトの雰囲気と勉強に付いていけなかった事でした。

もし勉強が付いていけて分かっていたら休む事はなかったと思いますし、みんなと一緒に進学の話にも付いていけたと思いますが、不登校中全く勉強してなかった私にとってとても辛い時間を過ごしました。

 

ちなみに最初中学1年生の夏休み前に不登校になった原因を挙げると、同級生からのイジメ。先生の怒る姿に怯える。学校の進める勉強に付いていくのが精一杯。親友とのケンカ。などの複合的な要因が重なったからだと思います。

 

私の例のように再び学校を休むとしても、前回の原因とは変わっている可能性があるのです。

もちろん。前回と同じ要因で再び学校を休む事もありますが、環境の変化と同じように休む理由も変化するので、見た目は前回と同じように見えても決めつけたりしようとせず、今の課題は何かと考えながら、対応してくれる先生やサポートしてくれる支援者と一緒に考えていきましょう。

 

原因の例

 

学校に復帰後休む原因の例を挙げていきます。

 

・勉強に付いていけない。

・前回とは違う人間関係の悩み。(イジメ。先生との関係性。クラスメイトとの相性)

・家庭事情が大変で学校に行く余裕が無い。

・進学の悩み。

・学校生活のペースがしんどい。

・登校ペースが多い。(毎日。週に3.4など)

 

といったような事が考えられます。

復帰の例で考えると特に気に掛けて頂きたいのが、登校ペースが負担になっていないかです。

これは復帰組に多い傾向があると個人的には考えており、私も過去このようなケースに陥る事がありました。

 

その時の心境を思い出すと、「今までの分を取り返したい。親にできるという事を示したい。0か100ぐらいの意識で学校に行くからには全部行かないと行けない。」といった気持ちがありました。

しかしこの心境はとても危険で、復帰後、再び学校を休む原因になりやすい事象を生んでしまいます。

 

継続力を重視しましょう

 

やはり継続して登校した方が、再び休むよりも自信が積み上がりやすいですし、次のステップへも上がっていきやすいと思います。

なので、再登校をするに辺り一番意識して欲しいのが、継続できるペースを維持するように努める事です。

 

そして、継続するペースを崩さない為に、本人の無理のないペースでの登校を意識し、イベント毎などは大きな不安や負担を強いられるので、より気を付けて学校に登校するのか?あえて休んで無理をさせ過ぎないようにするのか?本人と確認し気を付けていく事をおすすめします。

 

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まとめ

 

再登校きっかけペースはどうする?について、不登校引きこもり経験者が語りました。

再登校のきっかけは区切りのタイミングがおすすめです。

さらに登校のペースは子どもの気持ちを尊重するスタンスでサポートしていきましょう。

その方が子どもも無理なく学校に登校できるようになっていきやすくなりますよ。

 

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