不登校の母親はどう関わればいい?中学生・高校生の接し方と距離感

2026年1月15日


不登校の中学生・高校生を持つ母親の多くが、

「どう関わればいいのか分からない」

「このままでいいのか不安」

と悩み続けています。

 

「このままで大丈夫なんだろうか…」

「何をしてあげるのが正解なのか分からない…」

 

子どもが不登校になると、

一番悩み、考え、動き続けるのは

母親であることがとても多いです。

 

この記事では、

不登校・ひきこもり経験があり、

現在は支援の現場で18年以上関わってきた立場から、

 

不登校の母親はどう関わればいいのか、

中学生・高校生への接し方と

距離感の考え方を分かりやすくお伝えします。

 

無理に学校へ行かせる方法ではなく、

親子関係を守りながら

不登校と向き合う関わり方をまとめています。

 

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不登校の母親に一番大切なのは「関わり方の正解探し」より「距離感」

 

 

不登校の母親の関わり方で一番大切なのは、

テクニックよりも「距離感」だと私は感じています。

 

近すぎても苦しくなる

遠すぎても孤独になる

不登校は、このバランスがとても難しい状態です。

 

だからこそ、

「どう動かすか」よりも

「どう一緒にいるか」という視点が

とても重要になります。

 

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【状況別】不登校の中学生・高校生を持つ母親の関わり方

 

 

では状況別に

不登校の子どもとの関わり方を解説していきます。

 

専業主婦・在宅時間が長い場合の関わり方

 

家にいる時間が長い場合、

どうしても子どもの様子が目に入りやすくなります。

 

すると、

  • つい声をかけすぎてしまう
  • 先回りしてしまう
  • 心配が怒りや不安として出てしまう

ということが起こりやすくなります。

 

この場合に一番意識してほしいのは、

「見守る」と「干渉する」は違う

という点です。

 

不登校の子どもは、

ただでさえ自分を責めていたり、

将来に不安を抱えていることが多いです。

 

そこに声かけや視線が増えすぎると、

「家にいるだけで責められている感じ」

が生まれてしまいます。

 

大切なのは、

  • 必要なときには声をかける
  • それ以外は“普通の空気”を保つ

という関わりです。

 

そして、もう一つとても大切なのが、

母親自身の時間を持つことです。

 

不登校のことを考え続けても、

出てくるのは不安ばかりになりやすい。

 

だからこそ、

  • 体を動かす
  • 趣味を持つ
  • 外とのつながりを作る

ことは、子どものためでもあり、

あなた自身を守る行動でもあります。

 

仕事をしている母親の場合の関わり方

 

仕事をしている母親の場合は、

逆に「関わりが少なすぎる」ことが

問題になることがあります。

 

子ども側は、

「忙しそうだから言えない」

「自分のことはどうでもいいのかも」

と感じてしまいやすいです。

 

この場合は、

意識して声をかけること

とても大切になります。

 

内容はアドバイスではなく、

  • 体調を気づかう
  • 存在を気にかけていると伝える
  • いつでも話していいと示す

という関わりです。

 

たとえば、

「今日はちゃんと食べた?」
「眠れてる?」
「何か困ってることあったら、いつでも言っていいからね」

 

この“何も起きていない時の声かけ”が、

いざという時に子どもが話せる土台になります。

 

実際、支援の現場でも

「話していいと思ってなかった」

という子はとても多いです。

 

「何かさせなきゃ」と思った時ほど、

まずは“家の中でできること”からで十分です。

具体例はこちらにまとめています。

👉 不登校でもひきこもりでも家で出来る趣味や仕事・生き方

 

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不登校の母親に知っておいてほしい「気持ちの伝え方」

 

 

関係をよくしていく上でとても大切なのが、

「指示」ではなく「気持ち」を伝えることです。

 

❌「こうしなさい」「それはダメ」

⭕「私はこう感じている」「あなたが大切」

 

たとえば、

「学校に行ってほしい」ではなく

「あなたの将来が心配で、私は不安になることがある」

「何とかしなさい」ではなく

「あなたが少しでも楽になれる方法を一緒に考えたい」

 

という伝え方です。

 

人は否定されると閉じ、

受け止められると心が開きます。

 

不登校は“動かす問題”というより

“関係を立て直す時間”でもあります。

 

やってしまいがちな関わり方

 

不登校の母親ほど、

「何とかしなければ」と必死になります。

 

その中で起きやすいのが、

  • 正論で説得する
  • 成功例を押し付ける
  • 期限を切って動かそうとする

 

これらは一時的に動いても、

長い目で見ると悪化するケースもとても多いです。

 

不登校をどうにかしようと焦るほど、

将来や進路のことばかり考えてしまう方も多いです。

 

将来不安への向き合い方については

こちらの記事で詳しく書いています。

👉 ひきこもりの将来不安を減らす具体的な行動と考え方

 

不登校は「行動」の問題の前に、

「安心」と「自己肯定」の問題があります。

 

母親一人で抱え続けないという選択

 

不登校は家庭の問題であると同時に、

一人で背負うには重すぎる問題でもあります。

 

  • 支援機関
  • 親の会
  • オンライン相談
  • 個別相談

 

第三者が入るだけで、

  • 見え方が変わる
  • 感情が整理される
  • 関わり方に余白が生まれる

ということが本当に多くあります。

 

母親が少し楽になるだけで、

子どもの状態が動き始めることも少なくありません。

 

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まとめ

 

不登校母親はどうしたらいい?

中学生高校生の関わり方について、

不登校引きこもり経験者が語りました。

 

不登校の母親はどうしたらいいのか。

答えは「正解の関わり方を探すこと」よりも、

  • 距離感を整える
  • 気持ちを伝え合う
  • 一人で抱えない

この土台を作っていくことです。

 

私自身も、不登校から長くひきこもった経験があります。

支援とつながっていった流れはこちらに書いています。

👉 不登校になってひきこもりから脱出するまでの7年間

 

近すぎず、遠すぎず。

動かそうとする前に、まず関係を守る。

 

それが結果的に

不登校を長引かせない一番の近道になると、

私は現場から強く感じています。

 

もしこの記事を読んで、
「どう関わればいいのか分からない」
「一人で考えるのがつらい」
と感じた方は、個別での相談も行っています。

無理に結論を出したり、行動を急がせることはありません。
状況や気持ちを整理しながら、今後の選択肢を一緒に考える相談です。

※個別相談について
社会福祉士として、市の支援機関で18年以上、
引きこもり・不登校の訪問相談支援に携わってきました。
オンラインでの家族・本人向け個別相談を行っています。

詳しくは【個別相談のご案内】をご覧ください。

 

不登校やひきこもりの状態から、少し外に動き出そうとすると、
多くのご家庭で「勉強をどうするか」という壁にぶつかります。

学校に戻る・戻らないに関わらず、
本人のペースで学び直せる選択肢を知っておくことは、安心材料になります。

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※この記事内のリンクは、進路や学習を考える際の「情報提供」を目的としています。
無理に利用する必要はありませんので、状況に合うものだけ参考にしてください。