不登校・引きこもりあるあるをまとめました。
不登校や引きこもりの人に見られるあるあるな行動などを自身の体験や支援経験からまとめてみました。
自分の子どもが変じゃないか?自分の子どもだけおかしいのではないか?と思う様な事も結構あるあるに当てはまると思うので、当てはまったら自分の子どもだけではないという事になりますよ。
Contents
不登校・引きこもりあるある
それでは、よく見られる不登校や引きこもりのあるあるな行動や様子を見ていきましょう。
子どもの部屋の物をさわったり動かすとイライラする
子どもの部屋の物を触ったり動かしたりすると、子どもがイライラしたり怒ったりしませんでしたか?
これは、子どもの最後の居場所空間を脅かされるのが嫌な心理が働いて、触られたり動かされる事に神経質になります。
また、勝手に部屋に入るのも嫌だという場合もあります。
そんな時は無理に触ったり動かしたり入ったりせずにしましょうね。
ずーと手を洗い続ける
洗面所でずーと手を洗い続ける事もありますね。
これは家で過ごし続けると考える世界が小さくなり細かい事もでも気になるようになります。
そうなってくると、手を洗う事がやめられなくなり、汚いと思った物を触ったりすると自分の気が済むまで手を洗い続ける事があります。
実際に私も当時は5分近く手を洗い続けていました。
これは手を洗う行為で気持ちを落ち着かせている意味があります。
手を洗い続けた私は結局、手の油が落ちて肌がカサカサになりました。
これも無理に止めずにある程度気持ちが収まるまで様子を見てみて下さい。
質問しても答えれない
話の中で子どもに質問や確認をしても答えや返事がない事があります。
これはどう判断したらいいのか迷っており決めきれない事が理由です。
さらにAかBかという答えを用意した質問でも、子どもは相手や周囲の考えに合わせないとという考えになり、こういった質問にもハッキリした自分の答えを出す事がなかなかできません。
この時に良く返ってくる答えは「どちらでもいいですよ」「う~ん」といったように、自分で決めないような返事をする事が多いです。
この時は無理に答えや考えを引き出そうとせずにこちらで決めたりしていいでしょう。
決めた後に子どもの反応を見てみて、このままでいくのか変更するのかを考えていくといいでしょう。
昼夜逆転する
これもよくある事です。
この理由は簡単で、不登校や引きこもりになると自分のペースで生活を組み立てられるからです。
一般の人達は仕事や学校に家事など、ある程度責任が掛かってくる出来事があるので、決まった時間に生活のリズムがリセットされます。
ですので、朝起きて昼間は活動をして夜は寝るといったサイクルができますが・・・
不登校や引きこもりにこれらの要素がありません。
だから自分のペースになって生活のリズムが崩れ昼夜逆転の生活になってしまいます。
しかし、この行為には他の理由もあります。
昼間の時間帯は同じ学年の人達は学校に通ったりしています。
だからこの時間にはできるだけ起きたくない。寝ていたいという気持ちになり、逆に夜は同じ学年の人達も家に帰り居る時間なので、落ち着いて過ごせるという事で、夜に起きてしまうという事もあります。
健康に支障が出ない限りは様子を見るぐらいで良いと思います。
私達のように活動する事が増えてくると昼夜逆転も直ってきます。
理想と現実のギャップがある発言が多い
不登校や引きこもりの子どもとお話をしている時に、とても理想が高い話や現実離れした話をする事が多いと思います。
実際に私も当時はこうなれば、こうすれば自分は引きこもりから脱出できるのにと思う事がありました。
ある不登校で引きこもりの子どもには、「アルバイトをしたいけどできない。理由は実家暮らしだからしようと思う気持ちになれない。アパードでも借りて一人暮らしができるようになったらアルバイトを始めようという気持ちになって出来ると思う」といったような、一見、まともに見えるようでも、引きこもりだし、アルバイトを始めてから一人暮らしではないので、微妙に理想と現実のギャップがあります。
でも、子ども達はこういった発言をしながらも、子どもなりに真剣に考えて発言しているので、否定せずにその気持ちを受け止めていきましょう。
私の引きこもり経験と支援していて感じる事ですが、人は誰でも考えるだけだと理想と現実のギャップに開きが出てきます。
それを行動し経験値を貯めていく事で、理想が現実に近づいていくので、こういった発言をしたとしても否定せずに受け止めていきながら、行動し経験値を貯めていく事で現実的な方向に考えが向かっていくよに関わっていきましょう。
まとめ
いかがでしたか。
不登校や引きこもりに見られるこれらの行動は、実はよくみられる事でした。
決して自分だけの子どもがと思わずに極端な環境の為に起きる現象なんだと思って頂けたらと思います。
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