不登校で家庭訪問がイヤ…断ってもいい?親が後悔しない判断基準を経験者×社会福祉士が解説

2026年2月7日


不登校になると、学校から

「家庭訪問をさせてください」

と言われることがあります。

 

正直、

 

・来てほしくない

・子どもが嫌がっている

・何を話せばいいか分からない

 

そんな気持ちになりますよね。

 

私自身も

不登校当事者の経験があり、

現在は社会福祉士として支援側にいます。

 

その立場から言えるのは、

家庭訪問は

「必ず受けなければいけないもの」

ではありません。

 

この記事では、

 

・家庭訪問は断っていいのか

・受けるメリット・デメリット

・後悔しない判断基準

 

を、親御さん目線で分かりやすく解説します。

 

この記事は、不登校の子どもを持つ

親御さん向けに書いています。

 

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不登校で家庭訪問が「イヤ」と感じるのは普通です

 

 

まず大前提として、

家庭訪問をイヤだと感じる

のは自然な感情 です。

 

よくある理由は、

 

・子どもが強く拒否している

・家の中を見られたくない

・責められそうで怖い

・「親のせい」と言われそう

 

特に不登校初期は、

親も子も心がいっぱいいっぱいです。

 

無理に会えば、

逆に親子ともに消耗してしまう

ケースも少なくありません。

 

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家庭訪問は断ってもいい?法律・ルール的な話

 

「断る=冷たい親」「学校に迷惑をかける」

ということではありません。

 

結論から言うと、

家庭訪問は断っても問題ありません。

 

・法律上の義務はない

・拒否したからといって罰則もない

・進級や卒業に直接影響することも基本的にない

 

学校側は「様子確認」や

「支援の一環」として提案してきますが、

最終的に決めるのは家庭側です。

 

それでも家庭訪問を「受けた方がいい」ケース

 

一方で、

家庭訪問がプラスに働く場合もあります。

 

例えば、

 

・担任やスクールカウンセラーと信頼関係ができている

・子どもが「会ってもいい」と言っている

・学校と今後の関わり方を整理したい

・親だけでも話を聞いてほしい

 

この場合は、

 

「子ども抜きで親だけ対応する」

「時間は30分以内」

 

など条件を出すのもOKです。

 

無理に受けた家庭訪問が逆効果になることもある

 

私の相談現場では、

 

・家庭訪問後に子どもがさらに不安定になった

・親が責められた気持ちになった

・学校への不信感が強まった

 

という声も多く聞きます。

 

特に、

 

・「いつ学校に戻るんですか?」

・「親としてどう考えていますか?」

 

こうした質問は、

今の親子には重荷になりがちです。

 

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迷ったときの判断基準【3つ】

 

家庭訪問を受けるか迷ったら、

次の3つを基準に考えてみてください。

 

① 子どもの気持ちはどうか

 

一番大切なのは、

子どもの安心が守られるかです。

 

② 親自身が耐えられそうか

 

「我慢すればいい」では長続きしません。

 

③ 目的が明確か

 

・何を話すのか

・何を期待しているのか

 

これが曖昧なら、

一度断るのも立派な選択です。

 

家の中での対応も大切です。

 

家庭訪問の判断に迷うのと同じように、

子どもが家にいる時間が長くなった

ときの関わり方も悩みどころです。

 

その時のサポートや声のかけ方については、

こちらの記事が参考になります:

⇒不登校で部屋から出てこない時の親の対応

 

家庭訪問を断るときの伝え方(例文)

 

強く言う必要はありません。

 

例:「今は子どもの気持ちが不安定なため、

家庭訪問は見合わせたいです。

必要になったらこちらから連絡します。」

 

これで十分です。

 

まずは状況整理から始めてみましょう。

 

ここで大切なのは

「子ども・親の現状を把握した上で判断すること」です。

 

例えば、実際に不登校〜ひきこもりを経験し、

そこから脱出するまでの動きや工夫は

 

⇒私が不登校になってひきこもりから脱出するまでの7年間の動き

の記事で詳しくまとめています。

 

自身の状況と照らし合わせてみると、

次の一手が見えやすくなります。

 

他にも「学校対応」で悩んでいる方へ

 

家庭訪問以外にも、

 

・担任との関係

・学校への伝え方

・今後の進路

 

で悩む方は本当に多いです。

 

孤独感や学校への不安に悩んでいる方へ

 

特に「学校が辛くて孤立感が強い」

「友だちがいなくてつらい」と感じている場合は、

こちらの記事も読まれています👇

⇒学校が辛いしぼっちの時はどうする?

 

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よくある質問(Q&A)

 

Q1. 家庭訪問を断ると学校と関係が悪くなりませんか?

 

丁寧に理由を伝えれば、

関係が悪くなるケースはほとんどありません。

無理に受ける方が後々こじれることもあります。

 

Q2. 親だけでも家庭訪問を受ける意味はありますか?

 

あります。

子ども抜きで話すことで、

親の気持ちを整理できる場合も多いです。

 

Q3. 何度も家庭訪問を求められる場合はどうすれば?

 

「今は難しい」と繰り返し伝えてOKです。

応じる義務はありません。

 

まとめ

 

不登校で家庭訪問を勧められると、

「受けなければいけないのでは…」

「断ったら学校との関係が悪くなるのでは…」

と不安になりますよね。

 

でも、家庭訪問は

必ず受けるべきものではありません。

 

大切なのは、

 

・子どもの気持ちが守られるか

・親自身が無理をしていないか

・今の家庭状況に合っているか

 

この3つです。

 

受ける・断る、

どちらを選んでも間違いではありません。

 

不登校の対応に

「正解」はありませんが、

親子にとって少しでも

ラクになる選択は必ずあります。

 

もし、

 

・判断に自信が持てない

・学校への伝え方が分からない

・一人で抱えるのがつらい

 

そう感じたら、

誰かに整理してもらうだけでも

気持ちは軽くなります。

 

不登校当事者として、

そして社会福祉士として、

あなたとお子さんの

状況に合わせて一緒に考えます。

 

無理に答えを出さなくて大丈夫です。

今できる一歩から、

ゆっくり進んでいきましょう。

 

【学校対応や家庭訪問について個別に整理したい方へ】

もしこの記事を読んで、
 
・どう関わればいいのか分からない
・理由が分からない状態にモヤモヤしている
・子どもが急に話さなくなり不安だ
・一人で考えるのがつらい
 
と感じた方は、
個別での相談も行っています。
 
無理に学校へ行かせる方向にまとめる相談ではありません。
 
あなたやご家族の状況や気持ちを
丁寧に整理しながら、
今後の選択肢を一緒に考える相談です。
 
相談することで、
 
・気持ちが整理できる
・第三者の視点で客観的に見られる
・親子の関わり方のヒントが得られる
 
といったメリットがあります。

※個別相談について

社会福祉士として、市の支援機関で18年以上、
引きこもり・不登校の訪問相談支援に携わってきました。
オンラインでの家族・本人向け個別相談を行っています。
 
まずは 無料メール相談からでも大丈夫です。
詳しくは【個別相談のご案内】をご覧ください。

 
ここまで読んでくださり、
ありがとうございます。
 
不登校やひきこもりの状態では、
「今すぐ何かを始めなければ」
と焦る必要はありません。
 
ただ、もし
・学校の勉強から長く離れていて不安がある 
・再登校や次の一歩に向けて、少しずつ準備したい 
・家でできる学び方を知っておきたい 
 
そう感じたタイミングが来たときのために、
自宅でできる勉強方法をまとめた記事があります。
 
無理に読む必要はありません。
「今の自分(子ども)に合いそうか」を考える材料として、
必要なときにだけ参考にしてもらえたらと思います。
⇒不登校やひきこもりでもできる勉強方法をまとめた記事はこちら