不登校の相談で福岡市はどこ?


不登校相談福岡市どこ?について、不登校引きこもり経験者が語ります。

不登校になると、どこに相談したらいいのか最初は分からないと思います。

そして、私が支援活動している福岡に今回は絞って相談先やどの相談先どこを選んでいったらいいのか?

 

私が支援活動をしているホームタウンでもあるので、私が知っている情報を交えてご紹介していきます。

 

 

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福岡市の不登校相談できる機関と支援内容

 

 

福岡市で不登校の相談をできる機関をパパッと挙げていきます。

 

 

1.在籍している小学校・中学校・高校

 

学校は近年、不登校に関する支援に力を入れている所が増えてきており、国も方針として支援に力を入れるようにしています。

特に小学校や中学校はスクールソーシャルワーカースクールカウンセラーという、不登校や学校の悩みをサポートする人が大体の学校には居ると思います。

ですので、親と子どものどちらでも相談相手として選ばれていいと思います。

 

ちなみに今紹介した2人の役割についてこちらの記事で解説しています。

⇒スクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーの役割は何

 

他に不登校対応専門の先生も居ますし、当事者(子ども)の方は、保健室の先生や悩み事を話しやすい先生がいるのでしたら、そちらに頼ってみてもいいと思います。

やっぱり最初は話しやすい人に頼るっという所が、安心感が違うのでおすすめです。

 

私も不登校になった中学1年生では、当時、担任だった新任の先生へなかなか相談できないでいました。

決してその先生が嫌いとかではなく、不登校に対しての対応が分からないでいたので、私も答えようがなかったし相談するまでの所までいきませんでした。

しかし、中学2年になり、過去に不登校の生徒を対応したベテランの先生が担任に就いてからは、時間を掛けながら相談する事ができ、実際に再登校できるまでになりました。

 

このように不登校や自分の事を理解したり受け止めようという気持ちが伝わる安心できる先生には、自分からも話しやすかったり受け入れやすくなると思うので、もし学校に信頼できる先生がいたら、その先生に頼ってみるのは、私の過去の経験からも良いと思います。

 

 

2.不登校専門の市の支援機関

 

福岡市には不登校に対応する市の支援機関が複数あります。

それぞれに対応できる年齢や特徴などがあるので、ご自身のイメージや要望に合った所に頼ってみるのもありだと思います。

 

また公的な機関ですので、安定し長期間で繋がり続けれるのが強みです。

それぞれに対応できる年齢の制限がありますが、市で繋がっているので引継ぎによる継続支援もできます。

そして、相談支援だけでなく居場所活動や親の会も運営していたりするので、バランスよく対応できるのもおすすめできるポイントですね。

 

ちなみに私の場合は紹介した機関の一つに相談し継続的な支援を受けてこられたから、不登校からのひきこもりを抜け出す事が出来ています。

公的機関に対する色んなイメージはあると思いますが、実際に連絡したり見学して考えてみる事をおすすめします。

 

 

3.地域や民間の支援機関

 

学校や市の支援機関以外にも、当事者の親が主催する場所や民間の支援活動もあったりします。

こちらは紹介した、1と2の補助的な役割だったりどちらの支援にも物足りなさを感じた時に利用の検討を考えてみていいかと思います。

 

特に当事者が主催する支援活動は、親同士の繋がりや親の悩み事、子どもが不登校になって抱える悩みなど、先に経験し上手く対処したり考えたりしているので、特に親の方の心の支えになる力を秘めています。

また、民間の支援団体は、学校や市の機関ではできないかゆいところまで支援の手を伸ばせる特徴もあるので、こちらは親子で利用する価値は十分にあると思いますよ。

 

 

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どこから相談したらいい?

 

 

学校から市の支援機関。親の会。民間の活動期間など、いくつもの支援団体はあります。

先ほどもざっくりと紹介しましたが、相談する優先順位度別に具体的な相談機関と団体をご紹介します。

 

 

1.学校

 

やはり最初は所属している学校に相談するのが基本になると思います。

理由は不登校になった現場であるという事と、学校の問題はまず学校の人達で向き合って問題の対処を考える事が、問題の大きさによっては早く事態が改善する可能性を一番持っているからです。

 

まずは相談できる相手を、担任の先生。不登校対応の先生。スクールカウンセラー。スクールソーシャルワーカー。などの候補から、親と子それぞれで相談できる相手を絞り相談してみて下さい。

 

どれだけ学校以外で相談でき対処法や考え方を取り入れても実践し体現するのは学校なだけに、学校でできるあらゆる可能性はなるべく早く取り入れていきましょう。

 

大体の不登校になったご家庭は学校にまず相談すると思うし、私も最初は親が学校に相談し担任の先生など学校訪問をして対処してくれました。

そして、一時は学校に再登校できるまで改善はできた所もあったので、学校で起きた事は学校の人達に頼るというのは、まず第一に考えていいと思います。

 

 

2.不登校の対応できる市の支援機関

 

福岡市には複数の不登校に対応できる支援機関があります。

私もこれから紹介する期間は実際に支援者に話を聞いたり、私の日頃の活動でお世話になったりしています。

これらの機関に相談するタイミングとしては、学校からの紹介。学校だけのサポートでは物足りなさを感じる時に利用の検討を考えてみていいでしょう。

 

次に具体的な支援機関と特徴を紹介します。

 

 

福岡市こども総合相談センター

 

ここわいわゆる児童相談所で、20歳までの子どもの不安や悩みに専門の職員(臨床心理士、社会福祉士、保健師など)が総合的に対応してくれます。

相談の内容は、来所による面談や訪問などの大きく2つがあります。

また、15歳~20歳までの不登校やひきこもりの居場所活動も月・木と午後の時間に開催し定期的に親の会も運営されています。

まずはお電話で簡単な事情を説明し来所による面談からスタートしていくものと思います。

 

もちろん不登校にも対応していますし、ここから民間。行政問わず。他の支援団体とも繋がっており、場合によっては紹介する事もあります。

⇒福岡市こども総合相談センターのホームページはこちら

 

実際にGoogleマップでの口コミの評判はあまりいいものではないですが、私がこの機関でひきこもりを抜け出す大きなきっかけを作ってもらえたし、周りを見てもここをきっかけに不登校やひきこもりが改善できた人を多く見てきています。

中には、昔ここで支援を受けていた利用者が大人になり、今の私のように支援者となって働いている人もいます。

 

 

若者相談 ユースサポートhub 福岡市

 

ここは市内在住の概ね15歳~39歳までの複合的な悩みに対応する、福岡市から委託を受けて実施している支援機関です。

相談は本人だけでなく親の方だけでも相談を受け付けています。

相談の内容は、来所による面談。オンラインによる面談。状況に応じて訪問も可。毎週土曜日の午後に居場所活動も実施中。

 

また、行政機関や民間機関とも連携しており、多岐に渡る情報提供をしています。

まずは電話かホームページにある予約フォームより相談日時の連絡を取ってみて下さい。

⇒若者相談 ユースサポートhubのホームページはこちら

 

私も過去に見学に行きましたが、とても温かい雰囲気で、優しいスタッフの方が話を聞いてくれます。

また、過去に私と同じ福祉の現場で一緒に働いてくれたとても素晴らしい人格の職員も在籍しているので、個人的にもおすすめの団体です。

対象年齢も大きくとっているので、長い目で見てもここと繋がる事は心の親子共に心の支えになってくれると思いますよ。

 

 

福岡市思春期ひきこもり地域支援センターワンド

 

こちらは東区にある九州産業大学の中にある臨床心理センター内で実施されている相談と居場所活動をしている団体です。

名前にもあるように福岡市の委託を受けて実施しています。

対象は、15歳(中学校卒業以上)~20歳前後のひきこもり状態かその傾向のある方。家族。福岡市内に在住している方。

相談内容は、来所による面談。状況に応じて訪問支援。居場所活動(水・金・土 開催)。親の会。

まずはお電話かメールで相談の内容と日時をご確認ください。

⇒福岡市思春期ひきこもり地域支援センターワンドのホームページはこちら

 

私も過去に何度も利用したり見学したりしています。

確かに大学の中にありますが、大学の長期休み期間や土曜日は比較的大学生は少ないので、多感な年頃の若者が居る場所に抵抗のある方は、そういったタイミングで利用してみるのもおすすめです。

逆に大学生の気分を味わってみたい!という方には、将来の大学へ進む気持ちを作ったり、私のように大学生になれなかった人が、ここで気分だけでも味わう事ができるので、その楽しみ方が出来るとある意味で心も大きくなると思いますよ。

 

また余談ですが、大学の最寄り駅「九産大前駅」近くにある「レストランハロー」は洋食が若者向けのおいしさとごはんとスープがお代わりできる量を取れる事でおすすめの飲食店です。

私も2024年の10月頃にワンドへ見学に行った帰りに久しぶりに寄って、ジャンボチキンカツを美味しく頂きました。

もし、伺った際の昼食として食べてみて下さい。

 

 

福岡市ひきこもり成年地域支援センター(よかよかルーム)

 

こちらは20歳以上が対象となっていますが、不登校が長期化し学校に在籍だけしている機関が長くなったりひきこもり化した時に利用できる支援団体です。

福岡市の委託を受けて運営しています。

まずは電話で相談し面談の日程を進めていく形です。来所による面談。他にオンラインによる面談もあり。状況に応じて訪問支援もある。定期的な居場所活動もあり。

⇒成年地域支援センターよかよかルームのホームページはこちら

 

よかよかルームの特徴としては、市内で定期的な出張面談もしている事です。

来所して相談するのは少し大変な場合、ホームページでご紹介されている場所がご自宅に近い場合は、まずは来所よりも出張面談からスタートするのもありだと思います。

 

 

3.地域や民間の支援機関

 

ここまで紹介してきた方法で、不登校始めての方は対応に追われたり一杯になると思いますが、不登校が長期化したり改善の糸口がなかなかつかめないという時などに、こういった団体は利用する選択肢に入ると思います。

また、親の会などは親の当事者の会だったりするので、不登校、またはひきこもり化した時に大きな役割を担う親としての心の持ちようや考え方に刺激や影響を与える事があります。

また、民間の団体も居場所やフリースクールなどを実施しているので、長期化を見据えた利用に向いていると思います。

 

 

不登校を考える親の会ネットワークふくおか

 

ここは福岡市をまたいで福岡県レベルで不登校の子どもを経験した方達が立ち上げた、親の会に関する情報を総合的にまとめた紹介サイトです。

2024年12月時点で、約41の会や活動をされている団体があります。

お住いの地域で活動をされている団体があると、地域の特性上の悩みや不安を共有したり自分にない考え方を知る事ができるかもしれません。

また、誰かと繋がったりする事でも気持ちが軽くなったりするので、まずは「家の近くにこんな会があるんだ?」という程度で知って損はないと思いますよ。

⇒不登校を考える親の会ネットワークふくおかのホームページはこちら

 

 

不登校よりそいネット

 

不登校よりそいネットは2012年度からスタートした主に保護者(親)の方が元気に明るくしていこう!

子どもに影響力のある親が元気に明るくなる事で、親子一緒に明るい生き方を見つけよう!としている保護者への相談や親の会による情報共有。またなかなか無い視点で不登校の理解や対応を目的としたセミナー。保護者支援のサポーター養成講座など、保護者向けに幅広い支援を繰り広げています。

⇒不登校よりそいネットのホームページはこちら

 

私は過去にここの団体の講演会にも参加しましたし、代表の方も子どもが不登校で悩みを持つ親としていたので、親の視点と子の視点でお互いに意見を交わした思い出があります。

とてもアットホームな雰囲気ですので、不登校にどう対応したらいいのか?より実践的で経験に基づくサポート方法を知る事ができます。

 

また、過去に私の母がこの活動のセミナーに約1年参加していました。

母曰く「とても参考になるし気持ちが軽くなった」と言っていたので、1人で抱えるよりも同じ境遇の方と一緒に過ごす事で不登校に対するイメージや考え方も良い意味で変わるかもしれません。

 

 

箱崎自由学舎 えすぺらんさ

 

こちらは箱崎にある不登校・ひきこもり・進学・中退で悩みを抱えている方へ学べる場を提供したフリースクールです。

生徒の意見を尊重し少人数制の温かな指導をされています。

また、他の団体では珍しい、小学生や中学生へのフリースペースも実施されているとの事です。

⇒箱崎自由学舎 えすぺらんさのホームページはこちら

 

こちらは過去に見学や現場で指導している先生達ともお話しさせて頂いた事があります。

とても親身になり、行政では手の届かない所まで熱心にやさしく対応されているイメージがあります。

そもそもの学び方を環境ごと大きく変えてチャレンジしたい!不登校やひきこもりの方への大きなステップとなる可能性を秘めた団体です。

 

 

不登校支援の輪をつなげよう「ぼちぼちの会」

 

ぼちぼちの会は、不登校の保護者の会として長く活動されている団体です。

毎月第一金曜日の夜の時間帯に南区の公民館で開催されています。

保護者も抱えきれない大きな不安や悩みを抱えています。

ぼちぼちの会の集まりでは、その気持ちを一緒に考え共有する事で、前向きに向き合っていこうという親の方にとって大きな味方となる団体です。

⇒不登校支援の輪 ぼちぼちの会のホームページはこちら

 

こちらも過去に何度か伺ったりイベントに参加した事があります。

代表の方にはとても気持ちよく迎え入れてくれましたし、親は親で孤独を感じたり見えない不安の中で子どもと一緒に生きているだと感じさせられました。

子どもにとって親の存在は大きな役割があるので、親も良い意味で前向きになったり心が軽くなると、改善に向けての良い力を発揮する可能性を秘めていると思います。

 

 

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一応私も無料メールから相談の対応ができます

 

 

ここまで学校。行政機関。民間団体など、色んな相談場所をご紹介しました。

基本、これらで十分に対応できると思いますが、結局、何が物を言うかというと人になります。

たまたま相談した相手との相性が上手くなかない事だってあります。

そんな時は他の方に変えてもらったり、他の支援団体に変更したりもできると思いますが、いつもそれができるとは限りませんし変えるにしても労力が掛かります。

 

そんな時にこのブログを運営している私も、ここまで書きながら「あ!?自分も経験者で支援者だな」とふと思い出したので、決してやる気がある訳ではないですが(笑)もし良かったら無料のメールがあるので、そちらで相談しても返信は1週間程度掛かると思いますがお返事いたします。

 

一応有料の相談も開いていますが、まずは無料メールを是非使って下さい。

私も同じ立場でしたら、最初は無料メールを利用します。

 

そして、過去に対応した方には、「本当に無料メールで続けていいんですか?」と心配してくれる方もいましたが、それでも全然無料メールは変える事無く続けています。

もし、メールの相談が多くなり(無いと思いますが・・・)対応できなくなってきたら無くすかもしれないので、今調子に乗って無料で使って下さいと言っている間に使う手はないと思いますよ。

⇒お問い合わせ 無料メール相談

 

 

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まとめ

 

不登校相談福岡市どこ?について、不登校引きこもり経験者が語りました。

今回ご紹介した方法や場所は王道かつそれぞれの特徴や対象をまとめてみました。

今後も支援活動をしている中で得た情報は追記していきますので、よかったら活用されて下さい。

逆にこの支援活動は良かったよという所がありましたら、メールで連絡頂けると私も情報源として助かります。

 

引き続き、色んな人が尊重され生きていける世の中を目指していきましょう!

 

このブログを通じて不登校や引きこもりで悩まれてるみなさんの気持ちに寄りそい、陰ながら応援していきたいと思います。

みなさんがこのブログで書いてほしい事や知りたい事を募集しています。

さらに不登校やひきこもりの相談も無料メールと有料相談(オンライン対応)で受け付けています。

最後まで見ていただきありがとうございました。

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学校復帰や外に動き出す時に壁になるのが勉強ですよね。

私も不登校やひきこもりを経験し社会復帰する時に勉強が大きな壁として立ちはだかりました。

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