ひきこもりの自立を考えてみた
ひきこもりの自立を考えてみたについて、不登校引きこもり経験者が語ります。
ひきこもりが自立をすると考えると、とても大変なイメージがありますよね。
実際に当時の私は、「このまま家に篭もって歳を取っているだろう。そもそも外で生きていく事は無理やろう。自立とか無理。」と、半ばあきらめるように考えながら過ごしていました。
この私の当時の考えと同じように、自立という言葉にとてもネガティブにイメージする現役の不登校やひきこもりの方は多いと想像します。
しかし、同じ状況で7年ひきこもりを経験した私は今自立して生きていく事ができています。
なので、その経験をした私からみなさんにお伝えできる自立への考え方について、何かヒントになる話をお伝えできればと考えながら、少しだらーっと記事にしてみました(汗)
良かったらやる気の無い私がどんな考えで自立をできたのか見ていって下さい。
Contents
最近流行りのAIに自立を聞いてみた

始めに興味本位で流行のAIチャットに「自立」について聞いてみました。
あんたの考えは述べんのかい!(笑)というツッコミが聞こえそうなので、ツッコんだ方は次のトッピックまで、記事を下にスクロールして飛ばして下さい(汗)
・・・
という事でAIチャットに聞いてみると以下の答えが返ってきました。
1. 生活面での自立
食事・掃除・お金の管理など基本的な生活を成り立たせている事。
例えば、一人暮らしをしても困らない収入と支出があり自分で管理できる。
2. 精神面での自立
他人に依存し過ぎず、自分の考えを持ち自分の判断で動ける事。
例えば、周りの意見を参考にしても最後は自分で決められる。
3. 経済的な自立
自分の収入で生活を支えられる事。
例えば、親や他人に頼らなくても必要な生活費は稼げる。
4. 社会的な自立
他人と協力しながらも、自分の役割を果たせる事。
例えば、仕事や地域活動で責任を持って行動ができる。
といった、4つの項目に分けて自立という事に対して簡素にまとめて解説してくれました。
まとめると「自立=ひとりですべてを抱える事ではなく、他人に頼る部分と、自分で責任を持つ部分のバランスを取れる事」が本質のようです。
自分と他人のバランスが大切
AIチャットが導き出した自立の意味を紐解いてみると、結構的を得た本質を突いた答えが返ってきた印象を私は受けました。
正に、「自分で判断し責任を持つ部分=金銭管理や生活の管理 他人の頼る又は知恵を借りる=悩んだり困った時は他人の意見や協力を求める(生活や仕事に学業など)」
この言葉に自立の本質があるように感じ、正直「今回の記事はこれで終わっていいぐらい説得力ある解説をしかも簡素にまとめて解説したなー!」と、AIチャットに改めて感心しました。
今私は一応自立した生活を送れていますが、日々の生活の中で自分で考えて行動する部分と、他人に意見を求めたり協力をしてもらう事はいつもやっています。
確かにこれができると悩まなくてもいいのが、不登校やひきこもりの方は思う事でしょう。
まずは自立の本質が分かってきた所で、次に「ひきこもりでもできる自立」について、私の方から解説していきます。
ひきこもりでもできる自立とは?

ひきこもりでもできる自立を考えた時に、以下の事が実践できると私は思います。
まず食事や掃除は家の中でできる事になるので、手軽に始められちょっとした責任と行動が経験できる自立の手段になります。
そして精神面で自立を考えると、不登校やひきこもり経験者で、「自分とは何か?生きるとは何か?」といった、自分探しの思考を巡らせる事があると思います。
私も当時、「自分は何のために生まれてきたのか?」といった、人生の意味を問うように考える時期がありました。
そうして、色々と考え悩んでいる内に、自分なりの価値観を築けるようになっていきました。
ある意味ひきこもりを経験する事は、自分探しの悩みや思考が増えるので、自身の精神面や思考能力を確立する絶好の機会ともいえます。
このマインドがある程度確立されると、外に出るようになって他の人と過ごす際に、他人と一定の距離感を持って過ごす事ができ、精神面の自立が促されるようになると、私は経験し感じます。
でも逆に孤立や孤独を感じる事もあるでしょう。私もありました。
しかし、それは自分がある程度自分の事を客観視したり、他人と自分を考える事で他人とは違った自分の考えを知る事になるので、一時的にはネガティブな気持ちになる事もあるでしょう。
しかし、宗教的な言い回しになりますが、そのネガティブな気持ちを乗り越えれる経験や気付きを得れた時に、自分の人生に対してしっかり向き合える思考が確立されていきます。
実際に私が過去に同じような道を辿りました。
その当時は他人と自分の距離感を感じる状況に、大きな孤独感や寂しさを感じる時もありましたが、もっと具体的に言うと、そんな自分を受け入れてくれる人との繋がりが持てると、そんな気持ちも和らいで逆に自信を持つ事にもなったりできます。
なので、ひきこもりの経験は、向き合う姿勢にもよりますが、自分の事をしっかり考え向き合える時間になるので、自立に大切なマインドや気付きを得れる機会が多くあるかと私は思います。
最後に社会的な自立を考えると、仕事に就くようになれば、社会的な責任を感じながら生きる事はできると思います。
もっとひきこもりに身近な視点で考えると、ボランティアでも十分に役割や責任を持って取り組む事ができ、その負担も仕事をするよりも軽い物が多く、かといって適当にやって良い訳ではないので、いい塩梅で自立する力を付ける事ができると思います。
そして、他人と協力に関してですが、ここはひきこもりの弱点みたいな所で、人に頼ったりする事が苦手だったり、相手に気を遣い過ぎて、結果自分だけで無理して頑張り、周囲に迷惑を掛ける事もあったりします。
なので、ここは、無理のない程度で人と関わりながら、少し意識して人に頼るという事を実践してみて下さい。
頼る事に対して周りに迷惑を掛けるというイメージの方もいらっしゃるかと思いますが、実は頼る事は自分も周りも楽になって物事が上手く回っていく事もあるという事を知っておいて下さい。
そういった頼る事のポジティブな考えを取り入れる事で、他人にお願いする抵抗感が少し軽減されてくれたらと私は思います。
私も過去に何でも自分でやろうとし、他人にお願いするのが苦手だったのですが、結果的に物事が上手くいかずに迷惑を掛ける事もありました。
逆にある程度人にも仕事にも慣れ、他人に頼る事を覚えて使った方が、仕事も順調にいき負担も減って頼る事の大切さを知る事ができました。
例えばの話ですが、重い物を運ぶ時に1人で運ぶのと5人で運ぶのでは、どちらが1人辺りの負担が減るでしょうか?
もちろん5人で運んだ方が負担が減り1人の時よりも早く物を運べますよね。
このように人に頼るという事は、先ほどもお伝えしたように、自分も周りも負担が減り物事も順調に進むので、頼るという行為は身に付けていけていけたら実は私も周りも楽になるという事を覚えておいて下さい。
依存は自立に繋がる!?

一般的に依存と聞くと悪いイメージがありませんか?
私も昔は「依存ってやばいんだ」と思っていました。
しかし、私がひきこもり時代から少しずつ抜け出していく過程で、依存のやり方次第では、人は心が落ち着いたり安定し、ちょっとの事でもめげないメンタルを持てる事に気が付きました。
そして、上手に依存と付き合えると、それがやがて自立にも繋がるんだと自ら体験して実感し、必要な依存は必要に応じて依存していこう!と考えるようにもなっていきました。
もちろん、良い依存もあれば悪い依存もあると思うので、次にどんな依存が適切なのかを解説していきます。
バランスの取れた依存で自立心が強くなる?
一見悪いと考えてしまう依存ですが、実はバランスの取れた依存を無数に作る事で、1つに偏り過ぎず依存先が1つ消えてもメンタルはそんなに下がらずに元気でいる事ができるんです。
例えば悪い依存の例で言うと、ゲームばかりしてそれ以外にストレス発散ができる物がないという状況は、よく親子のケンカの原因にもなったりします。
これは解決策でもお伝えする事ですが、1つの依存しかないゲームを止めさせる事は、依存している人にとって生き甲斐を完全に奪ってしまう行為になるので、とても強い抵抗を受ける事になります。
実際に私もひきこもりをしていた当時、ゲームぐらいしかストレス発散が無かったので、ゲームを取り上げようとするものなら激しく抵抗していました。
その理由は、先ほど触れたように依存が1つ(ゲーム)しかなかったからです。
なので、このような少ない依存の時にそれを止めさせようとしても、止めさせる方も相手から強い抵抗を受ける覚悟を持って対処しなければなりません。
そうなると、双方に多少のダメージが残ります。
話は少し長くなりましたが、ではどうすれば自然に1つの依存(ゲーム)から抜け出せていけるのでしょうか?
ある程度、勘の鋭い人はお分かりかと思いますが、それが依存先を増やす事です。
単純にゲーム以外の依存先を増やす事で、ゲームに対する依存が自然と減っていきます。
理由はシンプルで人は1日に24時間しかありません。
その24時間をゲームだけしかする事がなければ、当然ゲームばかりに時間を使ってしまいます。
逆に依存先が2つになると、単純に12時間ずつ。3つになると8時間ずつ。4つになると6時間ずつ。と、それぞれの依存先に費やす時間が分散していきます。
また、それが無数に増えると、1つや2つ依存先が減った所で、他の所で発散(依存)すればいいので、心理的に追い込まれにくくなり、気持ちの余裕も持ったまま過ごす事ができます。
例えるなら、朝の通勤や通学時間に1分1秒でも遅れる事ができないぐらいギリギリに家を出発するのと、10分や15分ぐらい余裕を持って家を出るのとでは、多少のアクシデントがあっても、気持ちの余裕の度合いが全然違いますよね。
これと同じように依存に関しても、気持ちの余裕が生まれるぐらい複数に依存して気持ちを分散できる事が大切になってきます。
こうして、心が安定してくると、人はある程度の環境の変化に対しても、心が折れずに上手に対処していく事ができます。
これは人が自立して生きていく為にとても重要な要素だと私は15年以上前から個人的に考えていました。
私も過去と今を比べてひきこもり当時は依存がゲーム、音楽ぐらいだったのが、今はゲーム、音楽、ネット、旅行、友達とカフェ、気の合う仲間との会話、美味しいご飯のお店、九州の生きたい場所にただ行く、など、無数に私の心を元気にしてくれる依存先があります。
決して周りに自慢できる程の自立があるかと問われれば、そこは謙遜しますが、ただ、過去ひきこもっていた私の頃に比べると、明らかにバランスの取れた依存先が存在し、その依存のおかげで、日々の安定した生活を送る事ができていると実感しています。
まとめ
ひきこもりの自立を考えてみたについて、不登校引きこもり経験者が語りました。
自立と考えると一見難しく思ってしまいますが、ひきこもり経験をした人の強みは、自分の人生を考える時間がある事。他人と違った生き方を経験する事で他人と自分との距離感を感じ取れる事だと私は考えます。
そこに少し弱点である、人に頼る事を覚えバランスの取れた依存先を複数作る事ができると、生活も仕事も学業も、安定した生き方を実践でき、それが自立を迎える大きな土台になると私は考えます。
まず今お家で出来る事として、家のお手伝いをしたり、自分とは何かという存在を客観視して考えてみると、少しづつ行動も思考も自立心が芽生えてくるのではないかと思います。
こんな適当でめんどくさがりで楽して生きたい私が、なんとか自立して生きて居られてるので、みなさんも十分に生きていく力はあると私は信じています。
もしこの記事を読んで、
・どう関わればいいのか分からない
・理由が分からない状態にモヤモヤしている
・子どもが急に話さなくなり不安だ
・一人で考えるのがつらい
と感じた方は、
個別での相談も行っています。
無理に学校へ行かせる方向にまとめる相談ではありません。
あなたやご家族の状況や気持ちを
丁寧に整理しながら、
今後の選択肢を一緒に考える相談です。
相談することで、
・気持ちが整理できる
・第三者の視点で客観的に見られる
・親子の関わり方のヒントが得られる
といったメリットがあります。
※個別相談について
社会福祉士として、市の支援機関で18年以上、
引きこもり・不登校の訪問相談支援に携わってきました。
オンラインでの家族・本人向け個別相談を行っています。
まずは 無料メール相談からでも大丈夫です。
詳しくは【個別相談のご案内】をご覧ください。
ここまで読んでくださり、
ありがとうございます。
不登校やひきこもりの状態では、
「今すぐ何かを始めなければ」
と焦る必要はありません。
ただ、もし
・学校の勉強から長く離れていて不安がある
・再登校や次の一歩に向けて、少しずつ準備したい
・家でできる学び方を知っておきたい
そう感じたタイミングが来たときのために、
自宅でできる勉強方法をまとめた記事があります。
無理に読む必要はありません。
「今の自分(子ども)に合いそうか」を考える材料として、
必要なときにだけ参考にしてもらえたらと思います。
⇒不登校やひきこもりでもできる勉強方法をまとめた記事はこちら


















