学校が辛いしぼっちの時はどうする?
学校が辛いしぼっちの時はどうする?について、不登校引きこもり経験者が語ります。
私も中学1年の時に学校が辛くて不登校になりました。
しかも、数少ない友達ともケンカをして疎遠になり、部活でもイジメられていたので、孤独を感じて学校を過ごしていました。
その当時は強い孤独や疎外感で学校に行く足が止まり、結局、風邪で体調を崩して休んだ事をきっかけに学校を不登校になりました。
そんな苦い経験をした私が今支援者として考える、学校で辛い時、ぼっちでどうしたらいいのか?
完全に正解はありませんが、気持ちの持ちようや過ごし方や行動で、少しでも軽減出来たり忘れられる方法をご紹介していきます。
Contents
学校で出来る事は?
辛くてぼっちで孤独感を感じる時に、学校でどんな事をしたらいいでしょう。
スクールカウンセラーに相談
スクールカウンセラーは学校に来る心理の専門の方です。
なので、ちょっとした悩みや相談事にも対応できます。
特に「辛いだけで・・・孤独感を強く感じるだけで・・・」といった、自分的にはこんな気持でも相談していいのか?
悩むところですが、スクールカウンセラーであれば、学校生活に関する些細な悩み事でも対応してくれるので、まずは相談してみるといいでしょう。
また、人は話をする事により、自分の頭の中の考えを整理できるし、ストレスの発散により気持ちが軽くなる感覚を感じ取れるので、相談するだけで心の持ちようが変わる事だってあると思います。
そして、学校に来るカウンセラーさんは学校の雰囲気や事情も多少知っているかもしれないので、時に自分にあった答えを一緒に考えながら導き出す事もできるかもしれません。
学校の先生や保健室の先生
学校の先生でこういった悩みを話しやすい先生がいたら相談してみるのも手かもしれません。
また、保健室の先生も他の先生よりも少し距離があり、立場的に相談しやすい雰囲気もあるので、相談してみるのもいいでしょう。
担任の先生がある程度、信頼のおける方であれば、相談する事によりクラスの生活を送る上で、振り分けなどの配慮を受ける事ができるかもしれません。
また、集団で活動している時にぼっちになりかけても、担任の先生が声を掛けてくれたり、ぼっちにならないような対応をしてくれるかもしれません。
ただし、相談する事により自分が願ってない対応をする可能性もあるので、ある程度自分の気持ちや考えに配慮をしてくれる担任の先生かどうかご自分で考えた方がいいかと思います。
できるだけ休み時間は他の人と距離を取る
人は他人と近くにいるとどうしても気になるものです。
中には気にならない人もいますが、不登校やひきこもりになりやすい人の傾向として、この状況で気にならない人はいないと思います。
なので、物理的に他人と近いならば、自分から物理的に距離を取るようにしましょう。
休み時間ならトイレに行ったり廊下に出る。
他のクラスに友達がいたら友達と会う。仲の良い先生がいたら先生に会いに行く。などです。
教室の中で居る時は、少し意識してしまう人を視界に入れないように体の向きを変える。
人間は視界に入ったり同じ空間に居ると感じると、ストレスに感じる事もあるので、なるべく物理的に距離を取ったり見ないようにしましょう。
そして、なるべく意識しないように何かに集中するのも有りだと思います。
考え事をする
好きな事や気になっている事など、何か夢中になれる考があると意識が集中し気がまぎれる事があります。
これを使う時としては、学校で、どうしてもぼっちになるシチュエーションが発生した時に気を紛らわす方法として、日頃から「この時は○○を考えよう」と決めていてもいいかもしれません。
私の場合は、休日の過ごし方、旅行の計画、次にやるゲーム、ゲームをどこまで進めるか?、観たい動画の事、好きなパソコンの部品構成を考えるなど、基本的に自分の好きな事で考え事をするようにしています。
学校以外で出来る事は?
基本的に学校で感じる寂しさや虚しさは、学校での過ごし方によってしか変わりませんが、学校以外の過ごし方を取り入れると、学校で不安に感じたり寂しさを感じる度合いが軽減される効果が期待できます。
では、学校以外にできる過ごし方はどんなものがあるでしょうか。
習い事をする
習い事は学校以外の居場所として取り入れやすい場所になるでしょう。
しかし、注意しないといけないのは、習い事を楽しむ自分がいるという事が前提として必要になってくると思います。
楽しむ事ができず苦痛に感じたり辞めたいと思っていると、逆に学校の次に孤独や辛さを感じてしまい、さらに自分に対する自信を失ってしまうからです。
なので、習い事も、自分が興味があったり楽しめる習い事を楽しみながら過ごしていく事で、学校以外の居場所として機能し、学校生活にハリが出てくると思います。
友達との繋がり
友達と放課後に話したり遊べたりするのも学校に対する意識を軽減する効果が期待できるので、仲の良い理解のある友達がいましたら、繋がりを大事にするのも良いと思います。
趣味に没頭したり繋がりを持つ
趣味に没頭する時間(ゲーム、アニメ、実況動画、音楽などなど)があるのも、学校生活の不安を軽減する効果が期待できます。
また、学校の休み時間や考える時間があったりする時も、趣味の事を考えて過ごす事で、学校の中で自分の置かれている状況を意識する働きを抑える事ができるでしょう。
児童相談所や学校の悩み相談機関と繋がる
児童相談所や学校の悩みを相談支援する機関との繋がりは、学校の悩みを軽減する力に具体的に働きかける事ができます。
実際に自分が感じている学校での悩みを聞いて受け止め、時に具体的な対策をアドバイスしてくれる事だってあります。
やはり、学校の悩みはその状況を理解したり受け止めてくれる人との繋がりを持つ事で、不安な学校生活の辛さを軽減する力になるでしょう。
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学校以外に自分を出せる安心できる時間と空間を持つ
ここまでいくつかの学校以外の過ごし方をご紹介しましたが、結局の所、学校以外に自分の居場所を作る事が、学校だけの世界から解放され、学校で感じた不安や悩みを、学校以外に自分が心地よく感じたり安心できる機会を作る事で、大きく負担を軽減するでしょう。
やはり、家と学校を往復するだけの生活だと、考えや世界観が学校だけに偏りがちです。
そうなると、いくらそうじゃないと考えてみても、学校が全てという世界から逃れられるのは難しい事だと思います。
そうならない為にも、学校以外に自分を表現したり発揮する場所を持つ事で、学校だけでなくそれ以外にも自分が生きる場所があるんだと気づく事で、必要以上に学校に対して不安を抱かなくてよくなっていきましょう。
人間は行動し経験する事で、思考や気持ちに変化が訪れます。
だからこそ、学校以外の経験を積む事が不安や孤独を軽減し悩み過ぎなくなる状況に変化する力を持っていると私は思います。
まとめ
学校が辛いしぼっちの時はどうする?について、不登校引きこもり経験者が語りました。
人は少ない場所や空間と人間関係で生きていると、上手くいっている時は感じませんが、上手くいかなくなってきたとたんに、今の自分の生き方に絶望したりします。
特に子ども時代の学校は子どもの世界を形成する上で絶対的な存在です。
極端な例えですが、学校で生きれなくなると、それは自分の存在が無くなっているのと同じぐらい子どもにとっては絶望するでしょう。
実際に私が学校を不登校になりひきこもり出した時に「俺の人生は終わった」と、中学1年で感じたほどです。
でも、今回ご紹介したように、学校以外にも人との繋がりや自分を発揮する空間は無数に存在します。
確かに学校という世界を完全に断ち切る事は難しい子ども時代ですが、まずは学校以外にも生きる場所は存在するだという事を知ってもらい、できるだけ不安や孤独感を軽減しながら、あきらめずに自分の人生が豊かになる時代が来る事を信じて生きて欲しいと私は個人的に思っています。
今の私は昔の自分が自分の人生に絶望しながらも、わずかながら持っていた希望のおかげで乗り越えた事を知っています。
みなさんも、できれば絶望しながらも希望は捨てずにいて欲しいと願っています。
このブログを通じて不登校や引きこもりで悩まれてるみなさんの気持ちに寄りそい、陰ながら応援していきたいと思います。
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