不登校気味の青年が悩みぬいて見えてきた未来


最近はゲームに明け暮れて社会福祉士の勉強がおろそかになっている私ですが・・・(汗)

それでも不登校やひきこもりの支援は継続していまして、先日、関わっている高校生になる青年の悩みぬいた一つの答えにとても共感したので、久しぶりにブログの更新にやる気が出てシェアできたらと思い記事を作成します(笑)

この話は不登校や不登校気味の当事者はもちろん、親の方にも一つのヒントになるかと思います。

 

 

この高校生になる青年は進学に向けてレベルの高い大学を目指そうと不登校気味ながらも頑張っていました。

そして、その姿を見て親も応援しなるべく学校を休まないようにサポートしたり、勉強面でも塾に通わせるように支えようとしていました。

しかし青年は親の期待を背負い、自分でもやらないといけないんだという意思を持って、現状は学校を休みながらも彼なりに頑張っていました。

 

そして、先日私と最近の出来事について、世間話から何気ない会話をしていた時に彼は今の考えを打ち明けました。

 

「今までレベルの高い大学を目指す事を目標に頑張ってきたけど、現実は学校に通う事が精いっぱいで自分でも無理をしていると感じている。だからこの先また変わるかもしれないけど、レベルの高い大学を目指すよりも学校に通える事に目標を置いて、大学も自分のしたい事に合った大学を目指す方法を模索していきたい。やっぱり無理をしているとしんどいです。」と青年の気持ちを教えてくれました。

 

青年は学校という集団活動の中で疑問を感じ、そして、本当に心から信頼し合える人との繋がりを求めています。

決して家族を嫌いになっている訳ではないですが、不登校をきっかけに家族との関係にも悩まされています。

 

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私にできる事は一緒に〇〇、〇〇〇こと

 

 

もう彼を2年近く私は見てますが、これまで彼に「〇〇をしなさい」といった指示を出すような事も言ってないですし、「〇〇しないとダメだよ」とも言ってません。

私は常に「うんうん〇〇と考えているんだね。」と答え、青年に意見を求められたりしたら「私は〇〇と思ったりするけど、それは〇〇(青年の名前)君にとって正解かは分からないから自分で色んな人の話を聞いたり行動してみて自分なりの答えを出してみて」といったようなやり取りをしています。

 

正直、私でも何が正解かはわかりません。

しかし私ができる事はこの青年と一緒に悩み考える事です。

多分、答えはお互いに分からないと思うし、そんな簡単に見つかるのならこんなに悩まないと思います。

 

私は日々、このブログに親の方や中学生や高校生の当事者の方から不登校やひきこもりでの悩みの相談メールを受けています。

みなさん悩んでいるし答えを出そうともがいています。

支援の現場も相談メールも私にできる事は一緒に悩み考える事です。

決して私の考えを押し付けようと思わないし、私の経験や考えがみなさんの正解とも思いません。

 

だから一緒に悩み考える事で、親と子どものそれぞれの立場からそれぞれの答えを出して欲しいと思います。

今回紹介した青年のように、ある時一つの答えが出る時があります。

それは色んな経験を積み重ねたりただ時間が経つ事でも変化していきます。

 

だから、今できる事をやりながら疲れた時は休み1人で悩み抱えず一緒に悩んでくれる誰かを見つけ、答えが出るその時まで待ってみるのも一つの生き方だと私は思います。

今回、現役の高校生の出した一つの答えは親の方と当事者の方へのヒントになるかと思い紹介させて頂きました。

 

新たな気付きと学びを与えてくれた青年に感謝して、今回の記事を終えたいと思います😌

 

このブログを通じて不登校や引きこもりで悩まれてるみなさんの気持ちに寄りそい、陰ながら応援していきたいと思います。

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私も不登校やひきこもりを経験し社会復帰する時に勉強が大きな壁として立ちはだかりました。

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