母ちゃんが不登校やひきこもりの子どもを持って感じた事を本音で話してくれました!

2019年10月18日


不登校やひきこもりの経験について当事者に話を聞こうシリーズの今回は、私の母ちゃんが不登校とひきこもりになった子ども(私)との関わりで感じた事や思った事を振り返ってもらうように聞いてみました。

やはり、私だけの話より同じ親として子どもにどう向き合ってきたのかという、親の目線や悩みも知る事で同じ親として子どもにどう向き合っていくのかの参考にして頂ければと思います。

本当に私の突然の無茶ぶりに「えっ!?お母さんあんまり答えきらんよ」と言いながら、真剣に考えて本音で語ってくれた母ちゃんに感謝を示し、さっそく紹介していきます。

 

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母ちゃんが不登校・ひきこもりの子どもを持って感じた事

 

 

ここからは、私が用意した引きこもりに関する質問に対し、母ちゃんの率直な気持ちを紹介していきます。

 

Q子どもが不登校や引きこもりになった時どんな気持ちでしたか?

 

 

まさか自分の子が…早く学校に行かせないといけないと思ってました。

 

Q子どもが不登校や引きこもりになったと感じたタイミングや出来事はありますか?

 

 

不登校になるとは思わなかったけど何か良くない状態だとはわかっていました。

 

Q子どもとの関わりで苦労した事はありますか?

 

 

何が良くて何が悪いかは分からなかったけど我慢出来ずに感情的になった記憶はありました。

 

Q子どもにされてキツかった事はありますか?

 

 

子どもから手を出されたとき(暴力)は痛さより悲しい気持ちが強かったです。

 

Q子どもにされて嬉しかった事はありますか?

 

 

何かに夢中になってやること見つけた様子の時、ご飯を作ってくれたり、自分で書いた漫画を見せてくれたり、かなぁ。

 

Q子どもの不登校や引きこもりが変わったきっかけやエピソードはありますか?

 

 

すべてこの時というのがなく、徐々に気が付くとそうなってたような気がします。

 

Q子どもが不登校や引きこもりでいる最初の時の自分に今言いたい事を教えて下さい

 

 

今を頑張りすぎず出来ることだけやっていけばいいよ。

 

Q今、不登校や引きこもりで悩んでいる親の方へメッセージをお願いします

 

 

私は子どもが知らない情報を「こういう事もあるよ。ああいう事も出来るよ」と伝え、その中から子どもが選択出来るようにと思って関わっていました。

子どもさんを信じて自分を信じて焦らず無理せずに…

 

どんな世の中になったら、今よりもっと楽しく、または楽に生きれるようになると思いますか?

 

 

世の中にはいろいろな人がいてすべてこうなければならないということはなく、学校に行かなくてもいい生活があり、選択肢も沢山あればいいと思ってます。

みんなが同じでなくても認められる社会になったらいいですね。

 

後で考えるとよく引きこもってくれた。

お母さんからのとても辛い苦しいという芝居?に耐える強さがあるうちに…

 

多分私が思うに子どもは「お母さん僕は学校に行けないほどとても辛いんだ。どうしてわかってくれないの助けて」って訴えていたんだと思いました。

「半年、一年後に学校に行くときに普通にしてたらこんなに大変な思いしなくていいのにあなたは大変な方ばかり選んでいるね …」って言ったら いや自分は楽な事しかしてないって言ってたよね。

大切なのは今であり、明日ではない。そして、1年後5年後10年後だと、そう思えるようになりました。

 

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まとめ

 

今回は私の母ちゃんが不登校やひきこもりの子ども(私)と関わって感じた事や思った事を教えてくれました。

母ちゃんの話を聞いてみて感じた事は、まさか子どもが不登校になるとは!?という衝撃に、なんとかして子どもを学校に行かせなければという焦りが生じる気持ちが見えてきました。

子どもの不登校に衝撃を受けながらも、不登校になる前から何か良くない状態である事は認識していたという事を気付いてたんですね。

そして、親として素直に受け入れがたい子どもの不登校に対し、時に感情的に親の気持ちを子どもにぶつける事もありました。

これらの不登校から始まる親の気持ちは、現在、不登校やひきこもりで悩まれている親の方に共通する意識ではないでしょうか?

 

そして、これは私も聞いて心を痛めましたが、子どもに暴力を振われて痛さより悲しさが込み上げてくる気持ち。親としてなんともやるせない気持ちになりますよね。子どもとして母ちゃんに改めて謝ります。ごめんなさい!

 

でも、母ちゃんが子どもと関わる内に少しづつ気付きがありました。

それは、親として頑張り過ぎずできる事だけをやっていけばいいそして子どもを信じる気持ちが芽生えてきた事です。

この気持ちになるまでには、親と子でぶつかり合いながらお互いに経験を積み重ねていかないと生まれない気持ちかもしれないですね。私達親子も数え切れないぐらいケンカをしてぶつかり合いました。

 

そうやって親子で悩みぶつかり合いながらも少しづつですが、振り返ってみると状況は徐々に改善されている事に気付き出し、子どもが好きな事に夢中になったり親の手伝い等をしている姿に喜びを感じたりという気持ちが出てきました。

そうして最初は「学校に行かせないと。」と思っていた親の気持ちが、子どもの今の姿を受け止めようとする姿勢に変化し、本当の子どもの気持ちに親も触れてきて、気付けるようになりながら、親子の関係性が改善され歩み寄れるようになっていく姿が見えました。

 

最後に世の中が多様性を認める社会。学校が行けなくても生きていける方法や選択しが増えると良いという母ちゃんの気持ち。これがあると、親子共に不登校になったからといってここまで悩み傷つけあわなくて済むんですけどね・・・

だから私は思います。不登校は誰が悪いとかではない。この世の中の仕組みが家族を苦しめているんだと・・・

 

なかなか答えの出ない問題ですが、引き続きこのブログを通して不登校やひきこもりについて考えていきたいと思います。

母ちゃんありがとう!

 

このブログを通じて不登校や引きこもりで悩まれてるみなさんの気持ちに寄りそい、陰ながら応援していきたいと思います。

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