10代後半で引きこもり経験のある青年が自身の感じた思いを答えてくれました。
今回は私が2年以上支援し関わっている引きこもり青年(10代後半)の方に、私の用意した引きこもりに関する質問に答えてもらいました。
この青年は本当に真面目で日々悩みながらも少しずつ前を見ながら頑張っている私の大切な仲間の一人です。
今回は私の無茶ぶりなお願いに真剣に答えてくれました。
もう私も引きこもりをしなくなってから10年以上が経っており、引きこもり力が弱まっている気がしていて、「そうだ!当事者に今の気持ちを聞いてみよう!」と思った事がきっかけです。
今回答えてくれた青年は10代後半で高校の頃に不登校になりその後、数年間引きこもり生活を送っています。
今は外に出る日々も増えアルバイト経験もしてきました。
そんな、不登校や引きこもりを経験し、今、前を向いて歩み始めている青年の気持ちを見てみましょう。
今、不登校や引きこもりで悩んでいる、当事者の親と子どもの方に是非見て欲しいし何か感じる物があれば良いなと思っています。
それぐらい今回、青年の答えてくれた内容がとても深く考えられていて、私自身も勉強になる事がたくさんありました。
途中、三村さんと名前が出てくる人は、私(ブログ運営者)の事です(笑)
もう一度、答えてくれた青年に感謝を示し、彼の思いを見ていきましょう。
引きこもりについて感じた事。思った事。青年の気持ち。(10代後半)

ここからは、私が用意した引きこもりに関する質問に対し、彼の率直な気持ちを紹介していきます。
不登校や引きこもりになったきっかけはありますか?

自分の失敗で学校の友逹や先生方などに迷惑をかけてしまい、申し訳ない、恥ずかしい、顔向けができないと思い引きこもってしまったんだと思います。
また勉強についていけなくなったことが原因だと思います。
不登校や引きこもり中、親や友達など、誰かにされて嫌だった事はありますか?

まず友達などに会いたくなかったです。見られることが嫌でした。
今でもひきこもりだと思いますか?

多分引きこもりです。
引きこもりを抜け出すきっかけはありますか?

僕はまだ引きこもりから抜け出していません。ですが何か少し変化を加えることが引きこもりを抜け出すきっかけになるのではないでしょうか。
難しいことに挑戦するのではなく簡単なことでいいと思います。
例えば嫌いな食べ物に挑戦するとかでもいいかもしれません。
僕はそうすることで少し自信がつきました。
子供みたいですよね。
不登校や引きこもって良かった事はありますか?

食べ物の好き嫌いが減ったことです。
唯一嫌いなのはマヨネーズです。
いつかはマヨネーズも克服したいですね。
あと三村さんとかに会えたことですかね(笑)。
今、自分のストレス発散や楽しみはありますか?

今は好きな食べ物を食べることです。
ちなみに好きな食べ物は今はキュウリと納豆です。
まあ僕は飽きっぽいので好きな食べ物も趣味もすぐ変わると思います。
話は変わりますがつい最近までは長距離を歩いてストレス発散してました。
一日で30キロ近く歩いてました。
これは自分でもとても恐ろしいです。
もうしたくないですね。
自慢したかったのでしました。
自慢してしまいすみません。
今だから思う引きこもりを始めた最初の自分に伝えたい事はありますか?

特にないですね。
自分は頑固なので何も聞かないと思います。
今、不登校や引きこもっている人達に何か伝えたい事はありますか?

自分の好きなように生きていいと思います。
もちろんある程度のルールは守ってですけどね。
自分の周りの人は思ったより自分のことを見ていないんです。
みんな我々と同じように自分のことで精一杯なんです。
せっかく生まれてきたのだから、好きなことをやった方が良いのです。
別に好きなことをして失敗して迷惑をかけたとしてもあまり周りの人はきにしません。
だから縮こまらないで空を飛ぶように羽を広げてのびのびとしていていいのです。
人の目とか気にしちゃう自分が言えたことじゃないですけどね。
どんな世の中になったら、今よりもっと楽しく、または楽に生きれるようになると思いますか?

単純に楽しい世の中だと思います。
でも楽しい世の中にするには自分が変わらないといけないと思うんですよね。
自分がなにもしなければ周りには何もないし楽しくないんですよね。
だから自分から声をかけられる人が増えればいいと思うんですよ。
もちろん声をかけられない人はいてもいいと思うんです。
僕も三村さんに声かけてもらって少しずつなんですが変わったと思うんですよ。
だからいつかは声かけれる側になれたらいいなと思います。
そしていつかは自分の気の合う友達とわいわいできたら楽しいと思うんです。
まとめ
ここまで、青年の引きこもりに関する質問の答えに気持ちや思いを語ってもらいました。
彼の思いを見て私が感じた事は、学校で人との関わりに疲れた事が不登校や引きこもりのけっかけになったけど、その状況を抜け出すきっかけや変化を感じる出来事として、人との関わりや出会いがある事が新鮮でした。
また、好きなように生きる。これって難しいですし不登校や引きこもりをしていない人でも実現している方は少ないのではないでしょうか?それだけに、この年齢で気付く事ができた彼は良い人生勉強をしていると思います。
そして、みんな自分の事で精一杯で周囲の事を気にしていないという所に気付いている事もです。
これは人間の永遠のテーマなんですかね。周囲の目を気にしないようにしていても気にしてしまうんですよね。本当に彼の気持ちが分かります。
最後の彼の言葉。とても重みがあります。
自分が変わる勇気を持つ。そして、その行動の表れが声を掛ける事。
この声を掛けるというありきたりな行動に実は人を動かす大きな力があるんですよね。
実際に引きこもり当時の私も親や周囲の大人や友達、仲間に声を掛けてもらえた事が、今の私の生きる大きな力と原動力になっています。
この彼の思いを今悩んでいる親と子どもの方に少しでも勇気と希望を感じて頂けたらと思い、引き続き私は不登校や引きこもりに悩んでいる当事者親子を、このブログを通じて応援していきたいと思います。
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ここまで読んでくださり、
ありがとうございます。
不登校やひきこもりの状態では、
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無理に読む必要はありません。
「今の自分(子ども)に合いそうか」を考える材料として、
必要なときにだけ参考にしてもらえたらと思います。
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