講演活動をしてきました。不登校を考える集い。
今日は福岡の西市民センターにて、不登校を考える集いに不登校経験者として参加してきました。
会では「どうして夏休み明けに学校に行けなくなるの?」と題して、今旬の問題を不登校サポートネット代表の長阿彌幹生(ちょうあみみきお)さんと、参加者と一緒に考えていきました。
その中の「不登校体験談発表」にて、私が長阿彌さんの司会のもと質疑応答する形で話をさせて頂きました。
私のなが~い独特の好きな事を喋る自己紹介から、私の家族関係や中学1年生で経験した不登校の話。その後の過ごし方から今に至るまでをお話ししていきました。
最近こういった事で私がお話をしてきて感じる事は、「不登校や引きこもりになると、子どもだけでなく親や家族でさえも孤立しがちである」という事でした。
これは不登校や引きこもりだけでなく、家族の誰かに問題や大きな悩みを抱えると、それによってこれまで何とか機能していた家族の関係に大きな障害が生じる事だとも思います。
ですので、こういった悩みや問題を改善するには、誰か一人だけが頑張ればいいという事ではなく、家族一人の悩みや問題は家族みんなの悩みや問題だという意識で取り組む姿勢も大切かと思います。
こういった会に参加するのはほとんどお母さんが多いのですが、参加者の中にお父さんがいた事がなによりも今日の私にとって嬉しかったです。
このお父さんのように一緒に考えていく姿勢が大切だと思います。
会を終えて今回学んだり気付いた事は・・・
・学校に行かない子どもはダメという社会の常識や考え方が子どもや大人に多いという事。
・その考え方によって親子共に悩み世間を気にして助けを求める事もできず孤立して悩み続ける事。
・真面目な子どもにとって、不登校は自らのストレスへの最後の抵抗手段だが、その親も真面目であるが為に子どもに学校に行くようにと、当たり前の考えを与え続け子どもの最後の居場所である家を生きづらくし子どもの気持ちを閉ざすというジレンマ。
・学校に行けない。引きこもりの子どもには【安心・信頼・希望・認める】事が改善の最初のスタートラインになる。
という事が出てきました。
この記事でも書いてきましたが⇒私を救わないでください」不登校や引きこもりのリアルな声
親や支援者がよかれと思って作っているゴール=就労・学業に対し、不登校や子どもが求めているゴール=仲間・安心・認めて欲しい・居場所という互いの意識のズレです。
この意識のズレが解消されない限り互いに「相手はこっちの気持ちを分かってない」という不信感になり、ただ時間が経つだけといった長いトンネルに向かっていくのだと思います。
こういった状況を打破する力は子どもより親や支援者が持ち合わせているので、こちらのしてやっている・相手が分かってくれない・成長しないといった意識を変えて、相手の気持ちにたって物事を考え支援や関わる力が必要だと改めて感じました。
講演が終わり帰る時に、過去の子ども支援で関わっていたお母さんと偶然に会う事ができました。
当時1年生だったかな?その子どもは中学1年生まで成長していた事を知り、人との繋がりの大切さや子ども支援をする喜びを感じる事ができました。
最後に、きれいだったので室見川の写真を撮りました♪
今回呼んで頂いた不登校サポートネットさんのホームページはこちらから見る事ができます。
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