学校に行きたくないけど理由が分からないのはなぜ?不登校の本当の原因と親の対応【経験者×社会福祉士】

2026年2月4日


学校に行きたくない。

でも、はっきりした理由が分からない。

 

そんな状態に、

戸惑いや不安を感じていませんか?

 

「“学校に行きたくない”という言葉は、

深い不安やストレスのサインであることが多い」

という見解を示す専門家もいます。

 

最近の調査でも、

理由が明確でない場合でも

長期不登校に移行するケースが多い

という報告があります。

 

・いじめがあるわけでもない

・勉強についていけないわけでもない

・家では元気そうに見える

 

それなのに、

なぜか学校に行こうとすると体が動かない。

 

この記事では、

不登校・ひきこもり当事者経験があり、

現在は社会福祉士として支援に関わる立場から、

 

「学校に行きたくないけど理由が分からない」

状態が起きる背景と、

親・当事者がどう向き合えばいいのかを、

分かりやすく解説します。

 

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学校に行きたくないけど理由が分からない原因とは?

 

 

「家では元気なのに、学校だけ行けない」

というケースも多く見られます。

 

その背景については、

こちらの記事で詳しく解説しています。

⇒不登校は家では元気なのに学校に行けない理由|親が知るべき原因と対応

 

結論から言うと、

「理由がない」のではなく、

「理由を意識できない状態」

になっていることが多いです。

 

特に多いのが

次のような背景です。

 

学校は行くもの、という思い込みが強すぎる

 

日本では、

 

・学校は行くのが当たり前

・休むのは悪いこと

・行けないのは自分が弱いから

 

という価値観が、

子どもにも大人にも強く刷り込まれています。

 

そのため、

「学校に行きたくない」

という感情が出てきた時、

 

脳や心が

「そんな理由があってはいけない」

とブレーキをかけてしまうことがあります。

 

その結果、

 

👉 行きたくない気持ちはある

👉 でも理由が分からない

👉 余計に不安になる

 

という状態に陥ります。

 

本当の気持ちにフタをしてきた可能性

 

これまで、

 

・空気を読む

・周囲に合わせる

・迷惑をかけないようにする

 

ことを大切にしてきた子ほど、

自分の気持ちを後回しにするクセ

が、ついている場合があります。

 

その結果、

 

・何が嫌なのか分からない

・自分の感情が分からない

・「理由がない」と感じてしまう

 

という状態が起こります。

 

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小学生・中学生・高校生に多い「学校に行けない理由」

 

 

理由が分からないと感じていても、

実際には次のような要因が

複雑に絡み合っていることが多いです。

 

・勉強についていけない不安

・集団行動や学校の雰囲気が合わない

・先生との相性

・友人関係のストレス(いじめ含む)

・環境の変化についていけない

・発達特性による疲れやすさ

・生活リズムの乱れ

・家庭内のストレス

 

特に多いのが人間関係のしんどさです。

 

これは大人の社会でも同じで、

人間関係のストレスは、

気づかないうちに心と体を消耗させます。

 

「行きたくない気持ちは甘え?」と悩んでしまうあなたへ

 

理由が分からないと、

 

「これって甘えなのかな?」

「怠けているだけじゃないのかな?」

 

と、自分を責めてしまいがちです。

 

私自身も不登校当時、

「みんな行けているのに自分だけ行けない」

という思いで、

強い自己否定を抱えていました。

 

ですが、

支援の現場と経験の両方から断言できます。

 

学校に行けないのは決して甘えではありません。

 

むしろ一番苦しんでいるのは、

行きたくない自分を責め続けている本人です。

 

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親ができる大切な関わり方

 

 

理由が言葉にならない時でも、

子どもはサインを出していることがあります。

 

親が気づきやすい変化について、

こちらでまとめています。

⇒不登校の子どもが見せるサインと親が今すぐやるべき対応法

 

もし子どもが

「理由は分からないけど行けない」

と言っている場合、

 

無理に理由を

聞き出そうとしなくて大丈夫です。

 

大切なのは、

 

・理由がなくても苦しいという事実を認める

・責めずに話を聞く

・「行けなくても大丈夫」という安心感を伝える

 

ことです。

 

理由は、安心できる環境の中で、

あとから言葉になることが多いです。

 

一人で抱え込まず、第三者の力を借りる選択も

 

親子だけで向き合うのがつらい時は、

第三者の視点が大きな助けになります。

 

・不登校・ひきこもり専門の相談

・心理職・福祉職による個別相談

 

などを活用することで、

本人も親も気持ちを整理しやすくなります。

 

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よくある質問(Q&A)

 

Q1. 学校に行きたくない理由が分からないまま休ませても大丈夫ですか?

 

大丈夫です。

 

理由が分からない状態は、

心が限界に近いサインの場合があります。

 

無理に理由を探すより、

まず休むことが

回復につながるケースも多いです。

 

Q2. 親は理由を聞き出した方がいいですか?

 

無理に聞き出す必要はありません。

 

安心できる関係性の中で、

後から言葉になることがほとんどです。

 

Q3. これは甘えや怠けではないのでしょうか?

 

甘えではありません。

 

行きたくないのに行けない状態は、

本人が一番苦しんでいます。

 

支援の現場でもよく見られる状態です。

 

Q4. 相談はいつ検討すべきですか?

 

親が

「どう関わればいいか分からない」

と感じた時が、

相談のタイミングです。

 

早めの相談が長期化を防ぐこともあります。

 

 

「行けない理由が分からないまま次の一歩が怖い」

 

そんな気持ちを抱えている方は、

こちらの記事も参考にしてください。

⇒不登校の再登校が怖いあなたへ|理由と向き合い方を経験者×社会福祉士が解説

 

まとめ

 

「学校に行きたくないけど理由が分からない」状態は、

心と体が出している大切なSOSかもしれません。

 

理由を無理に見つける必要はありません。

まずは、苦しい気持ちがあること自体を

認めることが大切です。

 

安心できる環境と、

信頼できる人との対話の中で、

少しずつ自分の気持ちは見えてきます。

 

あなたやお子さんが

一人で悩み続けなくて済むよう、

必要な支援を選んでください。

 

もしこの記事を読んで、
 
・どう関わればいいのか分からない
・理由が分からない状態にモヤモヤしている
・子どもが急に話さなくなり不安だ
・一人で考えるのがつらい
 
と感じた方は、
個別での相談も行っています。
 
無理に学校へ行かせる方向にまとめる相談ではありません。
 
あなたやご家族の状況や気持ちを
丁寧に整理しながら、
今後の選択肢を一緒に考える相談です。
 
相談することで、
 
・気持ちが整理できる
・第三者の視点で客観的に見られる
・親子の関わり方のヒントが得られる
 
といったメリットがあります。

※個別相談について

社会福祉士として、市の支援機関で18年以上、
引きこもり・不登校の訪問相談支援に携わってきました。
オンラインでの家族・本人向け個別相談を行っています。
 
まずは 無料メール相談からでも大丈夫です。
詳しくは【個別相談のご案内】をご覧ください。

 
ここまで読んでくださり、
ありがとうございます。
 
不登校やひきこもりの状態では、
「今すぐ何かを始めなければ」
と焦る必要はありません。
 
ただ、もし
・学校の勉強から長く離れていて不安がある 
・再登校や次の一歩に向けて、少しずつ準備したい 
・家でできる学び方を知っておきたい 
 
そう感じたタイミングが来たときのために、
自宅でできる勉強方法をまとめた記事があります。
 
無理に読む必要はありません。
「今の自分(子ども)に合いそうか」を考える材料として、
必要なときにだけ参考にしてもらえたらと思います。
⇒不登校やひきこもりでもできる勉強方法をまとめた記事はこちら
 

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Posted by crash