不登校の中学生で家出の原因は?経験者が語ります。
不登校の中学生で家出の原因はについて、不登校引きこもり経験者が語ります。
不登校の中学生に限らずですが、子どもが家出をした。あるいは1日帰ってこないなどした時にどうしたらいいのか?
また、その原因についても解説していきます。
子どもは寂しがり屋で親を頼りにしています。甘えたいです。ワガママをいいたいです。
そういった気持ちに加え居場所という事が今回のキーワードになります。
不登校の中学生で家出するのはなぜ?

不登校の中学生で家出をする原因として一番考えられる事は、家に居場所が無い可能性が高い事です。
私がこれまでに11年以上、子どもの支援をしてきましたが、家出するケースの理由として多いのが、家に自分の居場所が無い事です。
家が居心地が悪いと子どもでなくても大人も一緒で、外に自分の居場所を求めたりします。
そして、家出してすぐに戻ってきたらいいのですが、外で誰かと知り合い帰ってこないようになると、家出が長期化してどんどんこじれてしまいます。
しかし、それは子どもだけが悪いとは言えないと思います。
もし家に子どもの居場所があればそんなに簡単に家出したり帰ってこない事なんてありません。
家出して長期化するという事は、家では満たされない感情や自分の居場所を外に求めてそれを満たす人や場所が見つかったにすぎません。
親子や兄弟姉妹の関係性は?
親子や兄弟姉妹間の関係性を振り返ってみて下さい。
もしおじいちゃんおばあちゃんがいるのでしたら、こちらの関係も振り返ってみましょう。
【家出をするという事=家に居場所がない・家で落ち着いて過ごせない】といった事が理由として考えられます。
さらにお父さんやお母さんのどちらかが再婚した実の親でない場合は、子どもが再婚相手の事を信頼出来ていなかったり不安に思っている可能性があります。
そうした気持ちを持ち続けていると、やがて家の居心地が悪くなり表面上は普通に子どもはしていても、実は我慢できなくなって家出をするという可能性もあります。
ですので、再婚して実の親でない夫婦だったら、再婚相手と子どもの関係性も振り返ってみましょう。
家出の危険性
大体、外で自分の感情を満たしたり居心地のいい場所を見つけるとなると、非行系やもっと子どもにとってあぶない世界に引き込まれてしまう事もあります。
実際に私が関わった子どもでも、家に居場所が無くて親ともケンカが多く家でして外で非行仲間とつるんで悪い事をしたり、あるいは女性だと大人の男性に最初は優しくされるが段々相手に騙されていき、気付いたら色々とボロボロになるまでに利用されたり怖い思いをする事だってあります。
そんな形で家出からどんどん人生の闇の深みにハマっていく事だってあるので、できるだけ家出は避けたい所です。
特に長期化する家出は他人の大人が絡むとほとんど良い事はないので、特に女の子の家出は注意が必要です。
さて、こんな危険性いっぱいの家出をなくすにはどうしたらいいのでしょうか?
子どもとの時間を作り気持ちを受け止める

子どもは子どもです。
何でも上手くする事はできないですし、ストレスが溜まりやすく大人ではたいした事じゃない出来事でも落ち込んだり寂しくなったりします。
そんな時に親が子どもができない事を怒ってばかりいて、子どもの気持ちを受け止めないでいると、子どもは段々と家にいる事が苦しくなっていきます。
「家にいると親がいつも怒ってくる」という感情になり、家に帰る時間が遅くなっていき、やがて自分の居場所を求めて家出を繰り返したり長期化したりします。
あまり学校に行かなくて不登校の子どもだとなおさらです。
学校や家にも居場所が無いとなると、学校や家から逃れるために現実逃避的な形で家出をしてしまう事だってあります。
そんな子どもは何に飢えているのか?
それは親の愛情です。
親の愛情に飢えて怒られてばっかりいたりケンカが多かったりするのは、親が子どもと向き合う時間がとても少なかったり、子どもに怒ってばかりいて、親の愛情を感じ取れなくなる事があります。
また、親に構ってもらいたくて子どもは無意識に悪さをして構ってもらおうとする行動だってあります。
そのサインを見逃し叱り続けてばかりいたら、子どもはやがて家出したりして逃げてしまいます。
子どものサインを見逃さないようにしましょうね。
という事で、家出をしたり繰り返す子どもを止めるには、子どもの気持ちや話を受け止めて愛情を注ぐ事です。
親も仕事や家事でストレスが溜まり子どもと過ごす時間をつい忘れてしまいがちですが、この時間を作り子どもの気持ちに寄り添う事がとても大切な事なんですね。
子どもは親に構ってもらいたいものです。
そうした中で子どもは成長していき、自分はどんな人間になるのかを成功と失敗を繰り返し親に支えてもらいながら生きていくのですから。
高校生や大学生でも家出はする

ちなみに中学生ではなくても高校生でも大学生でも家出する事はもちろんあります。
その理由も先ほど述べたように、家で自分の居場所が無い事に原因があります。
当たり前の事を言っているかもしれませんが、家族で普段からお互いのコミュニケーションを取る時間を持つ事がとても大切です。
普段から関わっておく事で、時にいつもと違う表情や言動を見た時に、子どもの困りや不安を読み取る事ができるのです。
現代社会は大人も子どもも忙しくストレスの溜まりやすい時代です。
そんな時だからこそ、家族で過ごす時間を大切に思いやりのある過ごし方ができるといいですね。
まとめ
不登校の中学生で家出の原因はについて、不登校引きこもり経験者が語りました。
本来は家が一番落ち着く場所であるはずなのにそれが失われてしまうと、家出が発生してしまいます。
普段から家族のコミュニケーションを大切にして、ちょっとした子どものいつもと違う言動を読み取りSOSのサインを見逃さないようにして下さいね。
子どもは親に甘えたい構ってもらいたい存在なんですよ。
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