不登校やひきこもりが家族だけで改善が難しい根本的な理由


不登校やひきこもりに子どもや自分自身がなってしまった時、みなさんはどうやって改善しようかと思いますか?

特に初期の段階で多く見られるのが、家族だけで改善し元の状態に戻そうと頑張ってみる事ではないでしょうか?

その方法でも上手く改善する方達もいるとは思いますし、決して間違った選択ではないです。

 

しかし、私の場合もそうですが、家族だけで改善しようと行きあたりばったりで動いてしまうと、上手くいかない事だらけで親子の関係も悪化する場合が多いのではないでしょうか?

 

実際に私が不登校でひきこもった時も家族だけで対応する同じ経験をして、母ちゃんと私の関係はどんどん悪化していきました。

また、今は支援者として親と話をしていくと、初期の頃から家族で色々とやってはみたものの上手くいかず、逆に親子関係は悪化したという話を良く聞きます。

 

今回は、不登校やひきこもりを改善するにあたり、家族だけでは改善が難しい理由を挙げ、その対策について解説していきます。

もし、今、不登校やひきこもりの初期の段階の方達は是非参考にして欲しい、また初期ではないけれど家族だけで動いて先が見えない方達にも参考になれば幸いです。

 

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不登校やひきこもりが家族だけで改善しない理由

 

 

不登校やひきこもりが家族だけで改善しないとてもシンプルな理由があります。

それは・・・

 

専門的な経験や知識がないからです。

 

なので、その状況になった時、みなさんはいち素人としてこの困難に立ち向かっていく事になります。

どの業種の人達にも言えますが、専門性を持った人と、素人がある問題に対応するとなった時、みなさんはパッと見どちらが解決し易いと考えますか?

 

それは誰しも専門性を持った人と考えないでしょうか?

私だって知らないジャンルや世界の事を自分で考えて解決しろと言われたら、普通に無理だと思います。

料理の話に例えるなら、初めてハンバーグを作る(しかもレシピも無い状態)素人と、ハンバーグで人気の専門店の人が作るハンバーグ、どちらが美味しくできると思いますか?

それはもちろん、専門店の人が作るハンバーグになると思います。

 

仮に素人の人がレシピも無く感覚で作ったハンバーグがたまたま美味しくなる事だって確率的にはありますが、確実性や失敗を減らすには専門店の人が作る方がいいに決まってきますよね。

 

この原理と同じように不登校やひきこもりで家族だけで解決しようとすると、先ほどのハンバーグを作るのと同じく素人感覚で取り組んでいく事になります。

確かに不登校やひきこもりに関しても、家族に方達に人生経験やセンスのある感覚で改善できる可能性が無い訳ではありません。

しかし、こちらもハンバーグ専門店の人が作るように、不登校やひきこもりの専門性を持った役割の人に取り組んでもらった方が、確実に失敗を減らしたり正しい対応方法を早い段階で知る事ができると思います。

 

なので、こういった状況に家族がなってしまった時は、早いうちに専門性を持った人との繋がりや頼る事を私は経験上、おすすめしたいと思います。

その方が不必要な関係性の悪化を防いだり、環境改善に効果のある方法を知れたり、適切なタイミングのアプローチ方法など、ご家庭の状況に合った、色んな有効手段を知れると思います。

 

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不登校やひきこもりは心の病気に掛かったと思うのも有り

 

 

みなさんは、風邪を引くなどの病気に掛かったな?と感じた時は、どうしますか?

軽い症状でない限り、ほとんどの人達は病院で見てもらうと思います。

それがもし、インフルエンザやコロナだったら絶対に病院に行かれるかと思います。

 

他の例を挙げると、歯が痛くなったら歯医者に行って、専門の歯科医師に治療を委ねると思います。

 

このように、自分の専門や経験が乏しい状況の問題に立ち向かう為には、専門の人の知恵を協力が改善に有効になります。

 

同じ原理で説明すると、不登校やひきこもりもこのシチュエーションと同じく、お住いの児童相談所や学校の不登校・ひきこもり対応の先生に委ねた方が不必要な失敗を減らし、その子に合った適切なアプローチ手段を見つけ易くなると思います。

 

なので、私は最近思うのですが、昔のように不登校やひきこもりになると、恥ずかしい。世間に見せられない。家族だけで社会から見えないように改善を目指す。といった、とても効率性の悪い手段を取るよりも、病気や治療と一緒で、不登校やひきこもりになったら、専門機関などの支援者に頼る事が、正しい知識を取り入れる事ができ、適切な改善策を知りアプローチして、不登校やひきこもりの状況が改善されやすくなると私は考えます。

 

病気でも一般的に言われるように、何事も早いうちから取り組んだ方が回復に向かうと言われていますよね。

それと同じで、不登校やひきこもりも早いうちに適切な対応をした方が、改善する確率は大きくなると考えていいと思います。

 

相談や支援を受けるタイミングでよくあるのが、最初は家族だけで関わっていて、周囲の話やネットの情報を取り入れてやってみたけど、暖かく見守っても動かない。逆に距離が出来て家族も関われなくなったというパターンがあります。

そうなると、病気で例えると症状が悪化した状態で対応していく事になるので、改善する為の労力や時間も掛かり、状態によってはすぐに改善が期待できない場合もあります。

 

なので、みなさんが風邪に掛かるように、不登校やひきこもりも誰もがなってしまうものなんだという気持ちで、できるだけ早いうちに支援機関などと関わり改善に取り組んでいく方が、良いと思いますよ。

 

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まとめ

 

不登校やひきこもりが家族だけで改善が難しい根本的な理由について、解説していきました。

こういった問題でも病院に行く感じで、私達も社会も認められる時代がくれば、家族だけで抱え込み過ぎずに専門機関による適切な支援により、家族だけでは対処できなかった問題にも立ち向かう事ができると思うし、改善に掛かる時間が早くなったりすると思います。

 

引き続き社会が理解や受容できる社会環境を整備し、当事者も家族も気楽に生きていける世の中になる事を、このブログを通して発信していきます。

 

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