不登校の中学生や高校生の生活は依存が潜んでいる?経験者が語ります。
不登校の中学生や高校生の生活は依存が潜んでいる?について、不登校引きこもり経験者が語ります。
不登校になると生活の中心が家になります。さらにこれまで溜め込んだ日々のストレスや不安や悩みなどが家で溢れたりもするのです。
そうなると自然と行ってしまう依存に見える生活の過ごし方に、気を付ける事や改善方法をまとめてご紹介していきます。
中学生や高校生が不登校になるとよくする事は
中学生や高校生以外でもあり得る事ですが、不登校になるとだいたいみんながする過ごし方があります。
それは、テレビを見る・ゲームをする・音楽を聴く・マンガを読む・アニメを見る・パソコンやスマホでネット動画を見るなどです。
これらの行動の原因は家という限られた空間で過ごす事にあります。
みなさんは家の中で何もせずに過ごす事はできますか?
みなさんも何かしら家の用事をしたり、自分の好きな事を過ごす時間に充てますよね。
それと同じで、不登校や引きこもりをしている子ども達は、家の用事をする事がほとんどないので、基本的に自分の好きな事をする時間で過ごすようになります。
ですので、不登校や引きこもりになりこれらの過ごし方をするのは悪い事でなく病気でもなく、自然になる事だと思っていいと考えています。
もしお子さんがこれらの過ごし方をして変えたいのであれば、やめさせるようにするのではなく他に過ごせる機会を作って変えていくようにしていきましょう。
詳しくは最後の方で解説していきます。
依存は子どもだけのせいではない
子どもがゲームやネット、マンガにスマホなど、色々と依存するように見える事があると思います。
でもそれは子どもだけのせいではありません。
現実の世界で満たされない欲求や感情が家にこもったり何かに依存するようになるのです。
欲求というのは、褒められたり頼られたりする承認欲求や人と繋がり一緒に不安や悩みや楽しみを共有する他者への愛情だったり、私は専門家でないので上手く出てこないですが・・・(笑)その他にも子どものありとあらゆる感情を現実世界では満たされず、またはほとんど満たされる事無くストレスを感じている表れでもあるという事です。
そういった感情や欲求を満たし自分という存在を生かす為の行為が一つの事に集中し過ぎると、他者から依存していると言われたり見られたりします。
ですので、依存傾向に見える子どもの過ごし方だけに注目するのではなく、その依存する背景にある子どもの満たされない感情や欲求を想像したり、子ども支援機関や学校などに相談してその原因を探ってみるのも解決の糸口になるのかもしれません。
家の時間が長いと依存しやすい
こうして家で過ごす時間が多くなると、段々と最初は好きな事で過ごす時間が楽しくて現実を忘れさせてくれる時間になっていたのに、逆にそこに依存して現実の世界から離れていこうとするようになる可能性がでてきます。
でも、こうなるのは現実の生活で何かしらの大きな不安を感じており、さらに自分に対しての信じる気持ちや自信の無さが影響しているので、これらの要素が強くお持ちの子ども程、依存し易い傾向にあるかと思います。
実際に私も中学生で不登校になった時、ゲームを1週間、寝る・トイレ・食事以外はずーとゲームをしていた時もありました。
やはり私自身もその頃は学校に行くのが大きな不安でかるいイジメにもあっていたので、自分を信じれず自身も失っていたので、ゲームという仮想世界で過ごす時間が自分を表現し生き生きとする時間に変わっていた感覚がありました。
こうなるとどうしたらいいのか?親としては途方に暮れるぐらい悩んでしまいますよね。
でも、ある意味生きがいとなっている子どもの過ごし方を、やめさせるようにするにはどうしたらお互いに気持ちよくやめさせたり、減らしたりできるのかを次に解説していきます。
人と繋がり安心できる人と居場所を見つけよう
もしお子さんが何かしら依存だと思う過ごし方をしていても、それをやめさせようとせずに他に楽しめる事や安心して過ごせる何かを見つけるようにしていきましょう。
強引にやめさせようとすると、子どもにとっての生きがいを奪う事になるので、大きな反発に合う可能性が高くなります。
ですので、やめさせるようにするよりも、他に楽しみを見つけてもらうように促す事で、大きな反発にも合わずに依存を減らしていけるようになります。
依存を減らしやめさせるようにする方法として、安心できる人との繋がり(友達や冗談を言い合える大人の繋がりが楽しみを生み出します)安心できる居場所の繋がり(不登校や引きこもりの居場所など)といったように、要は子どもが楽しめたり安心できる人や場所の繋がりを持つ事です。
実際に私が不登校や引きこもり支援をしている子ども達もゲーム好きが多いですが、仲良くなって外に一緒に出れるようになると、子どもはゲームに対する意識も前に比べると比重が軽くなり、1人で散歩をしたり外出する機会を私がいない時間でも自分で作るようになっていきました。
私の行っている支援に当てはめると、まずは私とゲームの話を中心にお互いに冗談を言い合いながら関係性を築いて、一緒に外食をしたり不登校や引きこもりの居場所に行く事により、外に対する不安感を減らし家で過ごすだけの生活から、外の生活時間を加わり、自然とゲームをする時間を減らしたり、ゲームに対する依存度を下げる事ができるようになりました。
これはゲーム以外の家で過ごす依存の時間を減らす効果があるので、無理に辞めさせようとせず他に楽しみを見つけるようにしていきましょう。
まとめ
不登校の中学生や高校生の生活は依存が潜んでいる?について、不登校引きこもり経験者が語りました。
子どもは不登校や引きこもりになると、病気ではなく自然と家の中で自分の好きな事でストレスを発散したり、現実逃避をしていく過程で依存し易くなるという状態になります。
これらは子どもにとって生きがいなので、強引にやめさせようとせずに他に楽しめたり安心できる人や空間の繋がりを作るようにして、自然と依存を減らしていきましょう。
まずは各地区の不登校や引きこもり相談機関に話をしていきましょう。
不登校や引きこもりは第三者の関わりが大きな力になりますよ。
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