不登校中学生の転校は大丈夫?どうしたらいい?経験者が語ります。

2019年7月8日


不登校中学生転校は大丈夫?どうしたらいい?について、不登校引きこもり経験者が語ります。

中学校で不登校になった場合、改善する方法として転校する事が出てきますよね。

結論から言うと、中学で転校することによって不登校を改善できる可能性は十分にあります

しかしながら、やみくもに転校をしたら解決!という事にもならないので、この記事では中学で転校する為に必要な条件を自身の経験から考えてみました。

 

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不登校中学転校はしてもいい?

 

 

冒頭の説明でも書きましたが、中学校を不登校になって転校するというのは一つの選択肢として良いと思います。

その理由として、不登校になった原因が中学校の環境にあるという事が分かった場合にあります。

中学校に不登校になる原因があると分かれば、タイミングを見て転校するという事は、不登校になる大きな原因を無くすことができるので、これで案外、学校を変えると登校できる可能性が出てきますね。

逆に学校に原因があると分からない場合は、やみくもに転校したからといって、不登校が改善という事には繋がりません。

 

学校の先生に相談する

 

もし、中学校(小学生・高校生・大学生)で不登校になった場合、不登校になった本人はこれまで頑張ってきて疲れ切っているので、まずはゆっくり家で休ませて下さい。

逆に親としてよくある「学校に行きなさい」「勉強だけでもしっかりしなさい」は、家で休まる心も休まらずに逆にもどかしさと怒りが湧いて、逆に悪化を招く可能性が大です。

なので、不登校になった本人はゆっくりさせながら、まずは学校の先生と話し合いをして、不登校の原因や改善を探っていくのがいいでしょう。

何度か話していく内に、少しづつ不登校になった原因が見えてくるかもしれません。

 

不登校のよくあるパターンは?

 

 

よくあるパターンとしては・・・

 

・軽いイジメにあっている。

・いつも真面目な印象。

・頑張り屋さん。

・友達が少ない。

・これまで不登校になる様子は無かった。

 

といったような事が出てきます。

大体、これらの話が出てきたら、本人はとても真面目に学校を頑張っていたが、学校になかなか落ち付く事ができず、日々、ストレスを発散できずに溜めていたと考えていいでしょう。

実際に私も、これらのパターンがあって中学で不登校になり、引きこもり始めました。

多分、本人に何が原因か聞いても、「分からない」と言ったり答えないと思います。

本人はとても不安定で困っており、自分を責め続けていると考えられます。

ですので、くれぐれも本人はそっと見守ってあげて下さいね。

ある程度、笑顔が見られるぐらいになったら、少しづつお話をしてもいいかもしれません。

 

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不登校が中学を転校するタイミングは?

 

 

さて、不登校の原因が学校にある(例:イジメ・先生とのトラブル・クラスの雰囲気など)と分かった場合は、中学校の転校を考えていいでしょう。

そして、転校のタイミングは事前に転校を検討する中学校側と確認をして下さい。

転校のタイミングを間違うと、結局、同じ道を辿る可能性があるからです。

 

おすすめのタイミングは新年度(4月)

 

一番おすすめする転校のタイミングは、新年度4月がいいでしょう。

理由としては、中学校で学年が変わる毎にクラス替えを多くの学校でしているからです。

不登校になって不安の要素として大きく占めるのが、クラスの雰囲気です。

ある程度クラスの雰囲気が固まっている年度の途中から入ると、遠慮して中々馴染みにくい傾向があるからです。

なので、新年度でクラス替えがあるタイミングが、まだクラスの雰囲気も固まる前なので、不登校の本人も学校に気分的にも安心して入りやすいと思います。

 

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不登校脱出でおすすめはクラス替え

 

 

実際に私が中学1年生で不登校になりましたが、中学2年生の時に一時期学校に登校する事ができました。

再び学校に登校できるきっかけとなったのが、クラス替えです。

中学2年生になる前に、学校の先生が私や親と相談してくれて、クラス替えの時になるべく私と仲の良かった友達を一緒のクラスに入れるよう努力をしてくれたからです。

そして、2年生でクラス替えをした時に、私と仲の良かった友達が2人一緒のクラスになりました。

これで私も学校に行きやすい状況ができたので、保健室登校からなんとか教室に出て、他の生徒と同じように学校に登校する事ができました。

もし、同じ学校で他のクラスに仲の良い友達がいれば、一度、学校の先生と相談してはいかがでしょうか。

 

不登校の子どもとの関わり方と気を付ける事は?

 

子どもと話をする際に気を付ける事は、話をしっかりと聞いて受け止めるようにして下さい。

子どもは親の言動や仕草を観察しています。

もし、子どもの話を聞こうとしない気持ちを持っていたり、子どもの言っている事に否定的な気持ちをもっていると、それが言動や表情に出て子どもは話をしなくなったり離れたりします。

 

特に不登校タイプの子どもはなかなか自分の気持ちを出そうとできなかったり、自分の気持ちより相手の気持ちを先に察したり優先して、自分の気持ちを押し殺してしまいがちです。

そうなると、一度閉じた心はなかなか開こうとせずに親子で互いに何も分からずに、不信感や距離が出きてしまいます。

ですので、子どものどんな気持でも親として大人として、友達として何でも受け止める気持ちを持ってから、話をする機会を作っていきましょう。

 

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まとめ

 

不登校中学生転校は大丈夫?どうしたらいい?について、不登校引きこもり経験者が語りました。

不登校になる原因が学校にある場合は、まず、学校の先生に相談してみて下さい。

それでも改善や本人が行きたいのに学校に行けない場合は、転校を考えてみて良いと思います。

とにもかくにも、不登校になった本人はこれまで頑張っているので、家でゆっくりさせて見守って下さい。

さらに子どもの気持ちを否定せずに受け止める気持ちを持って、子どもと向き合って少しずつ話をしていきましょう。

 

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