不登校の中学生になりやすい性格は?経験者が語ります。
不登校の中学生になりやすい性格は?について、不登校引きこもり経験者が語ります。
これまで自信の経験と支援の関わりから見えてきた、不登校になりやすい性格の人はどんなタイプかを解説していきます。
始めに付け加えておくと、この性格だから必ず不登校や引きこもりになるという訳ではないので、当てはまるからといって落ち込まなくて大丈夫ですよ。
仲間や安心できる環境が整っていると、不登校や引きこもりは防げると思います。
不登校になり易い性格は?
不登校になる易い性格で一番考えられるタイプは、「真面目」な人です。
間違ったり筋が通ってないと受け入れる事ができない人は真面目でありながら、心はとても繊細な方が多いように感じます。
実は自分で言うのもおかしいですが、私自身も真面目なタイプです。
でも、昔に比べて妥協したり受け入れる事を覚えてきたので、ゆるくはなっています。
真面目な人は色んな事を考えすぎたりして、それがストレスになったり行動意欲を低下させたりする感じがします。
本当は真面目な人が報われる社会であればいいのですが、現実は色んな人がいて色んな考え方があるので、真面目タイプの人には生きづらい世の中なのかと思います。
その他にも不登校や引きこもりやすい性格を上げると、「心配性」「不安感が強い」などがあります。
もう少し性格の枠を超えて考えると、人とのつがなりが希薄な方も不登校になり易いタイプだと思います。
中学生は変化が多い時期
また性格以外でも中学生の時期は、小学校から中学校に上がる時期に入り、また、思春期を迎える人が多く出てくる時期にもなります。
そういう事で中学生の時期は、環境や心の変化が訪れる時期でとてもストレスや不安を感じやすい環境で過ごす事になります。
さらに自我がだんだんと芽生えてくるので、より不安になり易い状況が揃っていくことになるでしょう。
そういった時に、人間関係のトラブルや不安を中心にストレスを抱え、やがて不登校や引きこもり化していく状況に陥りやすいと言えるでしょう。
不登校は性格のせいだけではない
最初の方でも触れましたが、不登校になり易い性格だからと言って必ず不登校になるとは思わないで下さい。
真面目で不安があっても、家族を始めとする大人や子どもの仲間と繋がっていれば、不登校にならずに過ごせたり、逆に不登校になってもできるだけ早い段階で状況を改善する事は可能です。
また、不登校になり易い性格に当てはまらない方も、家族の問題や学校の問題を抱え込むと不登校になる可能性は十分にあります。
決して性格だけが不登校になる理由にもならないので、あくまで性格は一つの要素として気に掛けておくぐらいでいいかと思います。
一応、真面目で不登校に引きこもりを経験した私でも、今はマイペースに社会生活を送っております。
そんな私は、家族を始めとする色んな仲間と安心できる環境で過ごせるようになったので、今はこうして生きる事ができて感謝しています。
まとめ
不登校の中学生になりやすい性格は?について、不登校引きこもり経験者が語りました。
不登校になり易い性格に当てはまっても必ずそうなる訳ではありません。
当てはまらなくても不登校になる可能性はあります。
性格は一つの要素として考え、なるべく安心できる人との繋がりや居場所を持つようにして過ごしていけば、不登校になる事を回避する事にも繋がっていきますよ。
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